昨年6月に金融庁から発表された、「老後資金2000万円必要」というニュースは大々的に報道されたので皆様もよくご存知のことでしょう。
年金だけでは老後資金が不足なら自衛手段として、副業や投資で将来の不足分をカバーしなければなりません。
株やFXなど多くの投資商品がありますが、今回ご紹介する「afunding」という小口不動産投資には投資初心者にも解りやすく投資するメリットがあります。
でも不動産投資と聞いてどんなイメージをお持ちになるでしょうか?
「本当に大丈夫?かぼちゃの馬車問題など不動産投資には不安がある・・・」
「アパート経営など初期投資が数千万円規模で、とても自分には手が出ない」
こんな印象を持たれる方がほとんどでしょう。
しかし、この不安を一気に解消するような新しい不動産投資がこのafundingです。
投資リスクにも対応し、最低1万円からの投資もできる投資初心者の方にも始めやすい小口不動産投資です。
今回はこの人気の小口不動産投資とは何か?またafundingとはどんなサービスなのか?そのメリット・デメリットを徹底解説致します。
関連記事⇨【徹底比較】不動産投資クラウドファンディングおすすめランキング8選
Contents
小口不動産投資について
最初に小口不動産投資について簡単にご説明いたします。
不動産投資は数多くの種類・商品があります、代表的な不動産投資をいくつか
まとめてみました。
商品名 |
投資金額 |
概要 |
マンション投資 |
数百万前後 |
比較的少額ですが空室リスク・固定資産税・修繕費負担が多い |
アパート経営 |
数千万~ |
初期費用が高額 地方は人口減少から空室リスクまた原状回復費用が高い |
駐車場経営 |
数百万~ |
都市部の利便性の良い場所でないと利益がでない、固定資産税が高額な土地が多い |
RIET |
数万円から数百万 |
手軽な不動産投資ですが人気物件は 高額になる |
小口不動産投資 |
1万円~ |
少額・短期運用でRIETに近い利回りがでる可能性がある。 |
不動産投資の中でも小口不動産投資は最近多く出てきたものです。
RIETという不動産投資はすでにご存じのように、不動産を完全に証券化したもので
大規模ショッピングセンターやオフィスビルに投資するという高額・大規模な土地や建
物の開発に投資するのがRIETです。
それに対して小口不動産投資ではもっと小規模で短期運用で少額から始めることができる不動産投資といえるでしょう。
afundingのようにマンションの1室をリノベーションして販売益を分配するという、
初心者にとっても解りやすい不動産投資です。
マンションやアパート経営など他の投資と違い、投資金額も少額でありリスク分散も対応できます。
次にafundingの概要についてご紹介いたします。
afundingとはどんなサービス?
afundingは始まったばかりのサービスですが、簡単にご説明すれば小規模な不動産投資のクラウドファンディングというイメージでしょう。
この1月に第一号案件として神奈川県相模原市マンションの一室をリノベーションして販売するという案件を募集しました、以下がその詳細になります。
afunding第一号案件概要 (株)AMBITION 運用
出資金募集総額 |
87,500,000円 |
出資単位(1口あたり) |
10,000円 |
出資総口数 |
875口 |
上限調達額 |
8,750,000円 |
目標募集額 |
8,750,000円 |
募集代金 |
10,000円 |
申込最低口数 |
1口 |
申込口数 |
1口 |
手数料・必要経費 |
無料 |
想定利回り |
6% |
今回投資募集しているこのマンションは(株)AMBITIONが購入済み物件で、神奈川県相模原市に位置し今後発展が予想されるエリアの中古マンションの1室です。
投資家の皆様より集めた資金でリノベーションし、売却後は申込口数とその売却益により利益を分配するという仕組みです。
最低申込口数は1口10,000円からで想定される利回りは6%、申込手数料などすべて無料という手軽な不動産投資です。
小口で比較的短い期間で利益が確定するこの不動産投資なら、ちょっと試してみようと思われる方も多いようです。
その証拠に1月21日に筆者がみたこのサイトではまだ誰も申込をしていない状況でしたが、1月末現在ではすでに募集上限に達し募集終了されています。
わずか10日間の間に投資者が殺到されたようですね、すでに第2号案件も近日中に発表されるようです。
A fundingに関するTwitterの評判・口コミを紹介
A fundingは2021年1月現在で4号までファンドが募集されています。
評判や口コミも増えてきましたが、ツイッターでの評判はよいか確認してみましょう。
A fundingに関する評判・口コミツイート1
A fundingの2号3号案件に申し込み完了しました。
— きたの (@kitano_income) July 22, 2020
優先募集の期間中ですが、3号が半分近く埋まってます。
入金は、案件成立後に案内があるみたいです。#不動産投資型クラウドファンディング #株式会社AMBITION #Afunding pic.twitter.com/eBAOFxNgPE
A fundingに関する評判・口コミツイート2
今日のAfunding過去に申し込みした人だけ見れるコードをもらって申し込みしました。現在結構うまっています。ラッキーでした(*^^*)#Afunding #ソーシャルレンディング #不動産投資型クラウドファンディング pic.twitter.com/h5D9ZJyu8k
— スワニルダ (@seaseasea21) July 22, 2020
A fundingに関する評判・口コミツイート3
AMBITIONは不動産投資クラウドファンディングサービス『Afunding』2号、3号案件の出資全額受け入れを完了 https://t.co/EWKxN6kP1m
— ゆう (@LamtaToushi) August 30, 2020
A fundingは上場企業が運営しているため注目が高いことが分かります。
ファンドの募集は数か月に一回であるため募集が行われると詳細を知りたい方々がツイートしていますね。
悪い評判は見つからなく、好評だと言えるでしょう。
afundingのメリット・デメリット
1万円からできる、不動産投資について多くの投資家が注目されているのかがご理解いただけたと思います。
次にこのafundingのメリットとデメリットについて解説いたします。
afundingのメリット
①投資金額が小口なこと
先にご紹介したafundingのように1口1万円からの少額投資は大きな魅力の
一つです。
投資なのでリスクがないわけではありませんが、REITや他の不動産投資は
最低でも10万円~数百万以上の高額な投資金額が必要です。
マンションやアパートを建てるなら数千万以上の投資となりますが、この小口不動産投資なら他の不動産投資のように大きく損を出すことは避けられます。
②リスク分散が可能
普通のサラリーマンやOL、またご家庭の主婦の方でもお小遣い感覚で投資が
できるこの小口不動産投資afundingならリスク分散が可能です。
今回の第一号案件の最低申込は1万円からで、投資金額が10万円用意できる方なら他に募集案件があれば10件の物件にそれぞれ1万円に分散して投資することもできるのです。
普通の不動産投資ならこの程度の少額でリスク分散できる商品はありません。
③不動産を保持する手間がないこと
他の不動産投資、例えば賃貸でワンルームマンションを貸し出すまたはアパー
ト経営をする場合においては固定資産税と入退去時にかならず原状回復のため
に大家側での負担が発生します。
afundingならこのような不動産を保有するための手間などは一切ありません。
④値下がりリスクを運用会社がカバー
不動産のプロが選んだ物件とはいえ地震や自然災害などによる建物の値下がりリスクは必ずあるものです。
そんな場合でもafundingは投資家様の出資分利益確保を最優先し値下がり分は運用会社のAMBITIONが負担します。
afundingのデメリット
①物件数が少ない
afundingは始まったばかりの小口不動産投資のクラウドファンディングです。
そのため物件数が現状では1件毎の募集になっています、今後利益が見込める物件が多数出てくれば投資対象物件も増えることでしょう。
今回の募集もすぐ募集金額が集まり終了してしまいました、注目度の高さが伺えます。
②ローリスクローリターン
手軽にできる小口不動産投資ですが、投資のリターンは当然ながら投資した金額に比例します。
1万円投資した人と50万円投資された方では、当然受け取る利益も違います。
しかし、すべての投資にはリスクはあります。
国債のように安全であっても運用金利は0.05%でありafundingの6%には遠く及びません。
同じ1万円を投資しても国債(変動10年タイプ)なら2円の利息ですが、afundingなら600円でありその差は300倍です。
多少のリスクを承知しても投資する価値はあると思います。
A fundingに登録している筆者の評判は?
筆者はほぼ全ての不動産投資クラウドファンディングに登録か投資をしています。
A fundingにも登録しており、上場企業が運営に携わっていることやファンドの性質からも、ぜひとも投資をしたいと考えております。
一方でファンドの募集は1年間で4回のみでしたし、一度応募した人が優先出資できる仕組みでしたので、まだ投資機会が得られていません。
ぜひ次の募集では投資したいなと狙っています。
A fundingがおすすめの人は?
A fundingは東証マザーズの上場企業が運営している不動産投資クラウドファンディングです。
安全性や信頼性を重視する方でも問題なくおすすめできます。
短期投資向きですが金利は低くなく、好条件と言えるでしょう。
ファンドの募集頻度が多くないため新規募集が待ち遠しいですが、募集された時に必ず応募できるように今のうちから無料登録しておいてはいかがでしょうか。
他の小口不動産投資との違い
ここ最近小口不動産投資が人気で対象の物件数が増えてきています。
他の小口不動産投資についてもご紹介をしておきますね。
オーナーズブック
物件数が多く投資型または資金貸付型など投資方法も選べることができる。
不動産ローン会社とも提携しており、資金を貸付投資した不動産を担保にして
の貸付型タイプが多くみられるのが特徴でマンションの他アパート1棟や更地購入などの物件もある。
個人投資家でもかなり慣れた方向けの小口不動産投資
FANTAS funding
こちらも1万円~から投資できる、小口不動産投資です。
マンションだけでなく最近社会問題化になっている空き家対策をメインにしています。
また不動産物件の販売だけでなく、賃貸を続けその家賃収入利益を投資家に還元しています。
利回りはやや低めになっています。
afunding・オーナーズブック・FANTAS fundingの違いをご覧ください。
afunding |
オーナーズブック |
FANTAS funding |
|
申込金額 |
1万円~ |
1万円~ |
1万円~ |
投資方法 |
出資型 |
出資型・貸付型 |
出資型 |
利回り |
6%前後 |
3.7%~6.6% |
2.5%~8% |
開設手数料 |
無料 |
無料 |
無料 |
3社とも最低投資金額は1万円からであり、会社特性を生かした小口不動産投資となっています。
残念なのは各社とも物件がほとんど募集完了になっている点でクラウドファンディング型小口不動産投資がいかに注目されているかがわかります。
まとめ
少額から手軽に始めることができる、クラウドファンディング型小口不動産投資についてのご紹介とafundingについて解説してまいりました。
このafundingのメリットをまとめますと
- 1万円からの手軽な不動産投資
- 不動産値下がりリスクに対応
- 少額でも投資リスクが分散可能
- 運用や物件選びなどはすべて運用会社にお任せでき手間いらず
- 現状6%台の高い利回り
これだけのメリットがあります。
そして多くのメリットがあるafundingの不動産投資が何故必要なのでしょうか?
それは老後資金の確保だけでなく、若い世代の方も今後はAIなどの普及により雇用や給与などが大きな変化を迎えようしています。
経済的な自助自立が求められる時代になってくることは避けられません。
そんな方にお勧めするのがこの小口不動産投資です、afundingをはじめとした不動産投資で自分年金を作りませんか?
【執筆・監修】松本拓也
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