成長し続けるクラウドファンディング市場で、新しい投資サービスとして「ASSECLI(アセクリ)」が登場しました。
不動産投資というと、「リスクが怖い」「不動産の管理が面倒」と感じる人も多いかもしれません。
アセクリの不動産投資クラウドファンディングであれば、1万円からプロが厳選した物件に投資することができ、管理の手間なども一切かかりません。
この記事では、アセクリのメリットやデメリット、注意点について紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
関連記事⇨【徹底比較】不動産投資クラウドファンディングおすすめランキング8選【2020年最新】
Contents
ASSECLI(アセクリ )の評判や口コミ
先ずはASSECLIの評判や口コミはよいのか悪いのか、ツイッターを確認してみましょう。
ASSECLI(アセクリ )の評判・口コミツイート1
ASSECLIの板橋区上板橋#4ファンドに申込完了しました。
今のところ1号ファンドから皆勤賞です。
アンケートに答えたら5,000円のクオカード当たったので贔屓にしてます。#不動産投資型クラウドファンディング #アセクリ #ASSECLI #プレミアムバリューバンク pic.twitter.com/kO7aViJFvu
— きたの (@kitano_income) November 16, 2020
ASSECLI(アセクリ )の評判・口コミツイート2
ASSECLI #5(横須賀アパート)とFANTAS 94号(白山区分マンション)に申し込み完了❗️
2つは無理かもと思っていましたが、意外といけちゃいました( ^ω^ )
— ぐりーんりんく@投資4年目 (@greenlinkosaka) January 15, 2021
ASSECLI(アセクリ )の評判・口コミツイート3
ASSECLIの1号案件。運用期間6カ月の予定が2カ月の早期償還となりました!笑
まぁね、状況が状況ですから。お金が無事に戻ってくるだけ良しとしましょう。
ASSECLIさん、ありがとうございました! pic.twitter.com/OsHZtVGBdO— 小心タロウ@1000万円投資中 (@viviri_man) April 13, 2020
ASSECLI(アセクリ )の評判・口コミツイート4
プレミアムバリューバーーーンク
ASSECLI(アセクリ)の4号ファンド
利回り7.0%https://t.co/XhKZrxmCZ0— ウハウハ (@ultladeep) November 11, 2020
ASSECLIの評判や口コミは良さそうですよね。
悪ければ悪いと書かれてしまうツイッターでも好評であれば一定の信頼はできます。
今後の発展にも期待できるでしょう。
ASSECLI(アセクリ )とは?概要を改めて紹介

最近、投資家の間で話題になっている不動産投資型クラウドファンディングサービス「ASSECLI(アセクリ)」は、不動産会社の株式会社エボルゾーン(旧プレミアムバリューバンク)が始めたものです。
インターネット上で一般資産家から募った資金で不動産運用し、賃料や売却益を分配する仕組みです。
各不動産物件には、予想分配率が設定されているため、それを目指して株式会社エボルゾーンが物件運用をします。
アセクリは、これまでの不動産投資とは異なり、不動産投資をもっと身近に感じてもらうためのサービスとなっています。
身近に感じられる理由としては、「1万円」という低い資産から始められることや、全ての作業がインターネット上で完結する点が挙げられます。
これまでに「不動産投資は投資額が大きくて怖い」「わざわざ物件を見に行くのは面倒」などと思っていた方でも気軽に投資できるのが特徴です。
ASSECLI(アセクリ )の5つのメリット・特徴

次に、アセクリの5つのメリット、
- 1口1万円から始められる気軽な不動産投資
- 全てがネット上で完結する
- 自分で判断するのは投資するか否かだけ
- 優先劣後方式を採用している
- 予定利回りが4〜8%と高い
について紹介をしていきましょう。
1.1口1万円から始められる気軽な不動産投資
不動産投資と聞くと、最低出資額は数十万円〜数百万円と高額であるイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、アセクリは「1口1万円」と非常に低い最低出資額に設定されています。
つまり、1万円以上でマンションやホテル、商業施設などに不動産投資が行える気軽なサービスです。
2.全てがネット上で完結する
アセクリでは、全ての作業がインターネット上で完結します。
通常、不動産投資を行う際には購入する物件がどういう状態なのかなどを、実際に確かめに足を運ぶ方も多いでしょう。
しかし、アセクリで行う不動産投資は、インターネット上に物件における豊富な情報を公開しています。
建物の築年数・所在地・管理状態・設備仕様などをご自身で確認することができるのです。
そして、豊富な情報で物件購入を決めたら、契約書の締結を行います。
この契約書の締結も多くの場合は紙で行われますが、アセクリはサイト内で締結できるため、実際に契約しに行く必要はありません。
このように、全ての作業が現地に足を運ばずに自宅で行えるようになっています。
3.自分で判断するのは投資するか否かだけ
従来の不動産投資は、物件購入から建物の管理などを全てご自身で行なっていたため、費用面でも体力面でも大変に感じている方も多いでしょう。
しかし、アセクリではインターネット上に公開されている物件情報を確認して、投資家が物件に投資をするか否かを決めるだけです。
建物の管理や運用は全て運用会社が行いますので、ご自身が面倒に感じることは一切ありません。
「資産運用したいけど、建物の管理が面倒」などと感じていた方も、アセクリならば面倒に感じることなく資産運用ができます。
4.優先劣後方式を採用している
アセクリのメリットとして、「優先劣後方式(ゆうせんれつごほうしき)」を採用していることが挙げられます。
優先劣後方式では、出資者が「優先出資者」と「劣後出資者」に分かれて出資を行います。
資産運用の結果、利益が出た場合には優先出資者から優先的に利益を分配していき、損失が生じた場合には劣後出資者から損失を負担する方法です。
そして、アセクリでは個人投資家が優先出資者、運用会社が劣後出資者となっています。
優先劣後方式は、投資家の元本の安全性を考えた不動産投資だと言えますね。
5.予定利回りが4〜8%と高い
アクセリの予定利回りは4〜8%とされています。
「不動産投資家調査」(2017年4月)によると、地域や建物の種類によって差はありますが、一般的な利回りの相場は4〜6%と言えそうです。
この調査結果から見ると、アクセリの予定利回りは相場を超えることもあるため、利回りは高いと言えます。
実際に、2019年11月19日にアクセリがファンド物件として公開した「ASSECLI 世田谷区 (1棟MS)ファンド1号」の予定利回りは8%です。
利回りが8%という不動産投資はこれまでになかったため、高利回り物件に不動産投資したいと考えている方は検討してみてください。
ASSECLI(アセクリ )のデメリット・注意点

アクセリのデメリットを強いて挙げるとすれば、案件の数がまだ少ないということでしょうか。
もちろん、それだけ優良な物件を厳選した上で募集しているとも言えるので、一概にデメリットとは言い切れません。
1月に1号ファンドが募集され、2号ファンド募集は3月、それ以降はおそらくコロナの影響もあって、募集は実施されていません。
コロナ収束後の、案件増加に期待したいところです。
ASSECLI(アセクリ )ファンドの実例を紹介

続いて、アセクリで実際に募集されたファンドの実例を2つ紹介しましょう。
ASSECLI都庁前駅(区分)ファンド1号
募集期間 | 2020年1月10日12:00〜 2020年1月20日23:59 |
募集方式 | 先着順 |
募集金額 | 1,716万円 |
応募状況 | 1,716万円 |
予定分配率(年利) | 8.00% |
想定運用期間 | 6ヶ月 |
最低成立金額 | なし |
インカム重視型 白金台(区分)2号ファンド
募集期間 | 2020年3月16日12:30〜 2020年3月22日23:59 |
募集方式 | 先着順 |
募集金額 | 3,600万円 |
応募状況 | 3,600万円 |
予定分配率(年利) | 4.00% |
想定運用期間 | 6ヶ月 |
最低成立金額 | なし |
これは、公開されている情報の一部です。
他にも、物件の所在地やアクセス・築年数・物件の間取りなど、その物件に投資するにあたって知っておきたい情報が載せられています。
物件の所在地によっては空室が頻繁に出てしまうケースも珍しくありません。
しかし、こちらの物件では最寄り駅まで徒歩10分圏内で、近くに大学などの施設もあるため稼働率は100%となっています。
興味のある方は、アクセリの公式ホームページをご確認ください。
ASSECLI(アセクリ )のクラウドファンディングと貸付型クラウドファンディングとの違い

アクセリの不動産投資型クラウドファンディングに似た言葉で、「貸付型クラウドファンディング」というのがあります。
貸付型クラウドファンディングとは、資金を集めたい企業と資産運用を行いたい投資家を仲介するサービスです。
こちらも、少額の投資で始められる特徴があります。
2つのクラウドファンディングで大きく違う箇所は、法律上の扱い方です。
アクセリの不動産投資型クラウドファンディングでは「不動産特定共同事業法」という法律の許可を取得しており、法に則って運用しています。
一方、貸付型クラウドファンディングでは、「第一種金融商品取引業者」と「貸金業者」の許可が必要です。
貸付型クラウドファンディングの方が運用を始めるハードルは高いですが、不動産特定共同事業法のような法律はありません。
不動産型投資クラウドファンディングでは、前述の通り事業主として法律に則り運用するため、何かのトラブルが発生した際にも安心できます。
ぜひ、クラウドファンディングを始める際には、不動産投資型と貸付型の違いに注目して選定してみてください。
ASSECLI(アセクリ )の会社情報

アセクリの運営会社は、「株式会社エボルゾーン(旧プレミアムバリューバンク)」です。
2008年創業で資本金は1億円、東京の港区に本社を置いています。
事業領域は、大きく下記の4つを展開しています。
- 不動産テック
- アセットマネジメント
- コンサルティング
- プロパティマネジメント
今回紹介したアセクリは、4つの事業領域の内の「不動産テック領域」のサービスです。
株式会社エボルゾーン(旧プレミアムバリューバンク)の会社概要
社名 | 株式会社エボルゾーン |
本社所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山3-6-7パラシオタワー4階 |
代表取締役会長 | 藤本 保雅 |
代表取締役社長 | 北野 孝 |
資本金 | 1億円 |
主な事業内容 |
|
免許 |
|
まとめ
株式会社エボルゾーンが運用する、不動産投資型クラウドファンディング「アセクリ」は、低い投資額で始められる手軽な資産運用方法の一つです。
1口1万円からと小さな額から投資できるため、投資自体が初めての方や若い方でも気軽に挑戦できます。
また、できるだけ投資家の元本に影響のないように考えられた優先劣後方式を採用しているため、安心して不動産投資を始めることができますね。
一方、運用会社の歴史が浅く若い会社であることや、具体的な投資物件の情報が少ないことも念頭に置いておかなければなりません。
近年急成長を遂げているクラウドファンディング市場で、新たな不動産投資手段として誕生したアセクリ。
少額で手軽に不動産投資を始めてみたい方は、ぜひ検討してみてください。

【執筆・監修】松本拓也

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