不動産投資に興味がある方は多いと思いますが、専門知識が必要なのではないか、借金は怖い、物件の購入や契約など面倒なことはしたくない、などいろいろな理由でためらってしまう方もいるでしょう。
ところが最近では1万円から不動産投資が始められて、全てスマホで完結してしまう不動産投資クラウドファンディングという投資手法が誕生しました。
非常に人気で運営会社も次々と参入していますが、ここではその中でも最も新しくクラウドファンディングを始めた「ちょこっと不動産」というサービスをご紹介します。
クラウドファンディング事業は新規参入ですが、運営会社は平成3年に設立された実績もノウハウも豊富な企業であり、とても期待ができるサービスだと言えるでしょう。
筆者はほぼ全ての不動産投資クラウドファンディングに投資をしているためぜひ参考にしてみてください。
Contents
ちょこっと不動産のメリット・特徴5選

ちょこっと不動産のメリットと特徴を他社のクラウドファンディングと比較した上でもお伝えします。
ちょこっと不動産のメリット・特徴① 1口1万円の少額から不動産投資ができる
ちょこっと不動産は1口1万円の少額から不動産投資が始められます。
従来の不動産投資では数千万円の資金が必要であり、ほとんどの場合ローンを組む必要があります。
不動産投資に興味はあっても借金は怖いという方は少なくないですよね。
また最近では不動産小口化商品や不動産投資クラウドファンディングが増えてきたため、少額投資も可能になってきましたが、それでも1口10万円から100万円のサービスも少なくありません。
その中でちょこっと不動産は1万円からと最小単位であり、リスクを抑えて投資ができるメリットがあります。
ちょこっと不動産のメリット・特徴② 優先劣後システムでリスク低減
ちょこっと不動産は優先劣後システムを導入することで投資家のリスクを抑えています。
優先劣後システムとは同じ物件に投資家だけではなく運営会社も出資をします。
優先劣後システムの割合によって、仮に投資した物件の価値が下がることや家賃収入が減る事態が発生しても、損失には運営会社による出資金が先に充てられます。
運営会社の出資金全額で賄える限り、投資家の出資金と利回りも守られる安全な仕組みになっています。
投資家にとっては非常に有利な仕組みと言えますよね。
ちょこっと不動産のメリット・特徴③物件の選定から諸契約まで全て運営会社に任せられる
不動産投資には物件の選定から購入、入居者探しや賃貸借契約の締結、賃貸管理までとても多くの作業が発生します。
もし自分で全て行うとすると資産運用というより仕事になってしまいますよね。
ちょこっと不動産ならばこのような作業は全て運営会社に任せることができ、投資家はスマホだけで投資を完結できます。
間違いなく簡単で便利な投資になっています。
ちょこっと不動産のメリット・特徴④マスターリース契約で安全性がさらに高い
ちょこっと不動産は賃貸不動産の場合マスターリース契約を結びます。
マスターリース契約は他の不動産投資クラウドファンディングよりもさらに安全性が高くなるメリットでしょう。
マスターリース契約とは仮に入居者がいない時期があったとしても、家賃収入を保証する仕組みです。
実際の入居者とはサブリース契約を結んで家賃収入を得ますが、ファンドに対してはマスターリース契約によって入居者有無に関わらず家賃収入が支払われます。
これにより投資家が予定通りの利回りを得られる確率ははるかに高くなります。
不動産投資クラウドファンディングの運営会社はたくさんありますが、マスターリース契約を締結している会社は多くなく、ちょこっと不動産の特徴となるのではないでしょうか。
ちょこっと不動産のメリット・特徴⑤ファンドの物件は区分マンションと建売戸建てがメイン
不動産投資クラウドファンディングで扱う物件については、人気の区分マンションと、運営会社の主力商品である建売戸建てがメインとなるようです。
すでに30年以上の豊富な実績のある不動産業者がクラウドファンディングに参入しているため、物件の選定や運営はとても安心できますよね。
他社と比べても王道で人気の出るファンドになると思います。
ちょこっと不動産のデメリット・注意点2選

ちょこっと不動産はメリットが多く、筆者もぜひとも投資する予定ですが、デメリットや注意点も確認した上で投資を検討しましょう。
ちょこっと不動産のデメリット・注意点①リスクはゼロにはならない
ちょこっと不動産に限らずあらゆる投資商品に共通しますが、元本保証ではないため何が起きても損をしないわけではありません。
ちょこっと不動産は優先劣後システムに加えて賃貸不動産ならばマスターリース契約も結ぶとしており、安全性は間違いなく高いですが、それでもどうしても損をしたくないという方は投資自体おすすめできないでしょう。
ちょこっと不動産のデメリット・注意点②不動産投資クラウドファンディング事業の実績は未知数
運営会社は平成3年設立で、すでに十分な実績を持つことは明らかですが、不動産投資クラウドファンディング事業はこれからになります。
償還したファンドはまだないため、利回りなどの条件や運用中の対応など未知数な部分はあります。
とても期待できるサービスですので情報が開示され次第お伝えしていこうと思います。
ちょこっと不動産をおすすめしたい人の特徴

筆者はほぼ全ての不動産投資クラウドファンディングに投資か登録はしていますが、ちょこっと不動産は他社に見劣りしない条件が期待できます。
マスターリース契約はやはり大きな安心材料ですし、区分マンションや建売戸建てへの投資も楽しみです。
幅広くどなたにでもおすすめできるサービスではないでしょうか。
ちょこっと不動産を始めるステップを紹介

実際にちょこっと不動産でクラウドファンディング投資を始めるステップをお伝えします。
1 会員登録(ホームページから)
最初に会員登録を行います。
仮登録をしたメールアドレスに届くURLから会員情報を登録します。
本人確認書類と口座確認書類をアップロードすれば準備完了です。
ここまで全てオンラインで可能です。
2 ハガキ受け取りで登録完了
審査が通れば登録した住所にハガキが送られてきます。
ハガキを受け取り本人確認コードを入力すれば登録完了です。
3 投資申し込み
ファンドの募集がされていれば出資申し込みをして、投資を開始できます。
ちょこっと不動産の運営会社情報

ちょこっと不動産は株式会社良栄が運営する新しい不動産投資クラウドファンディングです。
クラウドファンディング事業は新規参入ですが、平成3年に設立された実績十分な不動産企業であり、信頼性は問題ないでしょう。
本業で主力商品としている建売戸建てや人気の区分マンションをファンドとしても募集するため、物件についても好条件が期待できますよね。
本店が新宿にあり横浜など複数の支店を持ち、安定性についても申し分ないと思われます。
株式会社良栄の会社概要
会社名 | 株式会社良栄 |
設立日 | 平成3年2月18日 |
資本金 | 1億円 |
本社住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目14-1 新宿グリーンタワービル18F |
許可番号 登録免許 | 宅地建物取引業:国土交通大臣(1)第9740号 |
まとめ
ちょこっと不動産は2021年3月1日時点で最も新しい不動産投資クラウドファンディングサービスとなります。
実績が豊富な不動産企業がクラウドファンディング事業に参入した形で、ファンドの条件にも期待ができますよね。
優先劣後システム導入に加えて賃貸不動産の場合はマスターリース契約を結ぶとしており、他社と比べても安全度の高いサービスになると思われます。
実際のファンドの募集はこれからのため、発展が楽しみなサービスと言えるでしょう。

不動産テックラボ編集部

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