資産運用の新しい手段として人気が高まっているソーシャルレンディング。
サービス会社も次々と増えていく中で、どの会社がよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ソーシャルレンディングの中でも世界中に投資ができるサービス「クラウドクレジット」をご紹介します。
ポートフォリオを国外にも広げたい方や、クラウドクレジットに興味をもっている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
クラウドクレジットの評判・口コミを紹介
まずは、クラウドクレジットの評判・口コミについて紹介をしていきます。
クラウドクレジットの評判・口コミツイート①
投資にソーシャルレンディングを使いたいなら企業選びが重要。信頼できるのはオーナーズブック、クラウドバンク、クラウドクレジット等です。これらの企業は私も投資した経験がありますけど比較的信頼できる企業だしWebサイトも使いやすい。ただ油断は禁物。株式のように投資家保護制度はないですから
— mako@アラフィフ世代の孤独な派遣社員 (@mikemik80784347) November 24, 2021
クラウドクレジットの評判・口コミツイート②
1/8クラウドクレジットから初償還🎊✨
2019年12月賞与で購入した2件ユーロ💶は運用開始時との為替差もあり
6.9%→10.5%だった模様💡<今後の償還予定>
2月はユーロ建て2本🙂
3、4月はロシアルーブル建て2本🤨🙏🇷🇺為替に一喜一憂しないぞ🌍#ソーシャルレンディング#クラウドクレジット pic.twitter.com/l3mWcemBuI
— こどアラサーOL@投資💰転職活動🏢恋活︎💕︎ (@money104OL) January 9, 2021
クラウドクレジットの評判・口コミツイート③
当社の取り組みを東洋経済様@Toyokeizaiにご紹介頂きました!#クラウドクレジット#インパクト投資#SDGs#農業#東洋経済オンライン
日系も次々参入「途上国の農業支援」に見た課題 一方で社会課題に挑む企業への関心は高まる https://t.co/A1MJXLQmuQ
— Taka Sakamoto/FinTech CFO (@taka_cfo) January 9, 2021
クラウドクレジットの評判・口コミツイート④
クラウドクレジットから分配きてた+10,651
— lris (@usastocksinv001) January 8, 2021
クラウドクレジットの評判・口コミツイート⑤
ローマは一日にして成らず
世界の特定地域における絶対的貧困の削減のために民間資金が行き渡るのも同様に
あらゆるアプローチで地道な試行錯誤の繰り返し以外にない#クラウドクレジット #インパクト投資 #SDGs https://t.co/L5uHqnMlqI— 鈴木優一 (@ys103172) January 9, 2021
クラウドクレジットの評判・口コミツイート⑥
クラウドクレジットもちまっと分配金。投資期間長いのが多いのでようやく分配金が回り出した感じね。 家売った金で30万投資追加。 #クラウドクレジット #分配金 pic.twitter.com/ZGm1RwyOJM
— 大喜多春佳@住宅ローンは令和中に返せるかしら? (@haruka_okita) May 12, 2021
クラウドクレジットの評判・口コミツイート⑦
クラウドクレジットのカメルーン案件がようやく償還されました。3年弱かけて▲94%。人生最大の失敗投資となりました。延長戦になってからは、いつ帰ってくるのかとやきもきしていたし、精神的に疲れた。。やっぱりインデックス投資が最強だと再認識した日。 pic.twitter.com/SIk5YlWyst
— だるま@ゆとり世代のインデックス投資家 (@yutoriseizon) November 24, 2021
クラウドクレジットは知名度が上がってきているようで、ツイートもたくさん見かけます。
途上国支援という特徴的なファンドが多いため、単なる投資を超えた注目度も高いことが分かりますよね。
社会的な意義とソーシャルレンディング投資としての両方の評判が見られました。
クラウドクレジットのメリット・特徴8選
次に、クラウドクレジットの8つのメリットと特徴
- 世界中に投資ができる
- 10%を超える高い利回り
- 豊富なファンド数
- 20個ほどのファンドにいつでも投資ができる
- 分かりやすいファンド内容
- 社会の課題を解決して利益を得るプロジェクトに支援できる
- 長期投資が可能
- たくさんの大企業が株主である信頼性
について詳しく解説していきます。
クラウドクレジットのメリット・特徴1.世界中に投資ができる
ソーシャルレンディングの中には、アメリカに投資できるサービス会社やカンボジアなど途上国のファンドを扱うサービス会社もあります。
しかし、クラウドクレジットほど世界中のファンドを扱っているサービス会社は日本にはありません。
欧州、ロシア、東欧、ユーラシアなど、国も通貨も様々なファンドに出資ができます。
日本だけのファンドを扱うソーシャルレンディングサービスも多い中で、ポートフォリオの拡大には非常に適しているのではないでしょうか。
海外投資をしたいのならばクラウドクレジットを利用すると便利です。
クラウドクレジットのメリット・特徴2. 10%を超える高い利回り
クラウドクレジットは、非常に高い金利も特徴です。
金利は4.0%~12.1%としており、10%を超えるファンドを組成する機会も多いです。
ソーシャルレンディングで、ここまで高利回りのファンドを豊富に揃えているサービス会社はそこまで多くありません。
ただし、利回りの高さはリスクの高さでもあります。
クラウドクレジットは海外投資を専門とするためリスクが高く、返済遅延や元本割れが起きているのも事実です。
ただ、運用中ファンド多くは予定通りの配当が見込まれているため、ハイリスク・ハイリターンを承知の上での投資なら正当な数字ではないでしょうか。
ソーシャルレンディングの醍醐味である高い利回りを狙いたい方には、大きなメリットでしょう。
クラウドクレジットのメリット・特徴3.豊富なファンド数
ソーシャルレンディングは、人気ゆえに「ファンドの数が足りない」という問題も抱えています。
月に1回しかファンドの募集がなく、それも一瞬で満額になってしまうため投資できず、また1か月待たなければならない…など、サービス会社によっては投資チャンスが得られない場合もあります。
一方、クラウドクレジットはファンド数が圧倒的であり、常に応募中のファンドが何個もあります。
ファンドの数は他のサービス会社よりはるかに充実しているでしょう。
クラウドクレジットのメリット・特徴4. 20個ほどのファンドにいつでも投資ができる
クラウドクレジットは圧倒的なファンド数を誇り、海外案件ということもあって募集中のファンドは常時20個ほどある状態です。
多くのサービス会社では、募集から1分足らずで完売することも日常茶飯事ですが、クラウドクレジットなら、じっくり調べて自分に合ったファンドにいつでも投資できます。
金利と期間だけではなく、ファンドの目的から分散通貨数まで落ち着いて調べられるのは安心です。
新しい投資先を探している方に最適なサービスと言えます。
クラウドクレジットのメリット・特徴5.分かりやすいファンド内容
サービス会社によっては、ファンド名や内容を少し見ただけでは投資内容が分かりにくい場合もあります。
大事な資金を投資するわけですから、金利だけでなくリスクも知りたいですよね。
クラウドクレジットは、ファンド名に「社会的インパクト重視型」や「バランス型」とパッケージの方向性が示され、さらに組入ファンド数や分散地域数、分散通貨数も明記されています。
ここまで詳しい情報を載せているサービス会社はなかなかありません。
さらには、「償還実績あり」「借換」「留意事項あり」まで表記していて、注意点も公開した上で募集している姿勢に信頼が持てます。
じっくりとファンド情報を考えた上で投資判断ができる点もメリットでしょう。
クラウドクレジットのメリット・特徴6.社会の課題を解決して利益を得るプロジェクトに支援できる
クラウドクレジットは、ファンドごとに目的を明確にしています。
金利と期間だけで選ぶソーシャルレンディングが大半の中で、社会課題の解決を目的としたファンドに投資ができるのは珍しいですよね。
もちろん慈善事業ではなく、リスクに見合った高金利を達成しているため、世界の課題に興味があり、かつハイリスクハイリターンで問題ない方には魅力的でしょう。
クラウドクレジットのメリット・特徴7.長期投資が可能
クラウドクレジットは、運用期間が2年~3年のファンドを数多く扱っているのが特徴です。
運用期間が1年以上のファンドを扱うサービス会社はそこまで多くありません。
3か月~6か月ごとに運用が終わり、そのたびに新しい投資先を見つけるのは手間ですので、長期で手間をかけず資産運用したい方にはおすすめできるでしょう。
クラウドクレジットのメリット・特徴8.たくさんの大企業が株主である信頼性
ソーシャルレンディングでは、サービス会社の安全性や信頼性が非常に重要になります。
安全性を見る上で、資本関係のある企業を確認することも有効ですが、クラウドクレジットには多くの大企業が出資をしています。
代表的なパートナー企業は、伊藤忠商事、第一生命、三菱UFJキャピタルやマネックスグループなど、有力な商社や金融企業です。
他のソーシャルレンディングのサービス会社と比べても、株主の顔ぶれは圧倒的であり、クラウドクレジットの信頼性を非常に高めていると言えます。
クラウドクレジットのデメリット・注意点3選
次に、クラウドクレジットのデメリットや注意点をご紹介します。
主な注意点は、
- 延滞や元本割れの可能性がある
- 分配金が満期一括の場合が多い
- 途中解約できない(長期投資は注意)
という点がありますので、実際に投資をする前には必ずチェックしてください。
クラウドクレジットのデメリット・注意点1.延滞や元本割れの可能性がある
ソーシャルレンディングは、他の投資商品と同様に元本保証ではありません。
クラウドクレジットにも、元本割れや返済遅延の可能性があります。
新興国を中心としたハイリスク・ハイリターン型の結果ではありますが、遅延や元本割れが起こっています。
2021年にはカメルーンファンドでの元本割れが起こっており、元本割れの件数は多めです。
また近年では新型コロナウイルスの蔓延や、ロシアとウクライナの戦争によって、遅延件数は増加傾向にあります。
クラウドクレジットは、世界中に投資をして高金利を狙うため、必然的にリスクも高まる仕組みとなっています。
ハイリスク・ハイリターン型であることは理解しましょう。
クラウドクレジットのデメリット・注意点2.分配金が満期一括の場合が多い
ソーシャルレンディングの利益は分配金です。
サービス会社によっては毎月や2か月に1回分配金を振り込むサービスもありますが、クラウドクレジットは満期一括のファンドが多く見られます。
余剰資金で行えば分配金のタイミングは困らないはずですが、2年~3年の運用期間中は途中解約もできず分配金も入らないことは注意が必要でしょう。
クラウドクレジットのデメリット・注意点3.途中解約できない(長期投資は注意)
ほぼ全てのソーシャルレンディングにおいて、途中解約はできません。
運用中に予想外の出費が発生してお金を引き出したくなっても、解約できませんので注意しましょう。
クラウドクレジットは他社よりも長期ファンドが多い傾向にあるため、特に注意が必要です。
2年~3年間の長期でも引き出さなくてよい余剰資金で投資をするようにしましょう。
クラウドクレジットをおすすめしたい人の特徴
クラウドクレジットは、資金に余裕のあって、国内だけでなく世界中に投資したい方におすすめです。
リスクが高くても金利も高いファンドに投資したい、かつ長期で預けておいても問題ない方ならば、これだけ豊富なファンド数と高い金利は大変魅力的ではないでしょうか。
一方で、できるだけリスクを抑えたい方や、何年も預けておける余剰資金がない方には難易度が高いかもしれません。
クラウドクレジットは危ない?返済遅延や元本割れが起きる確率は?
クラウドクレジットは、ソーシャルレンディングの中で最も海外に投資をしているため、ハイリスク・ハイリターン型になります。
ハイリスクは承知していても、実際にどれくらい元本割れが起きているのかは知りたいですよね。
クラウドクレジットが公表しているデータをもとに割合を見てみましょう。
元本割れの確率は大幅にアップ
クラウドクレジットが公表しているデータによれば、2014年6月の創業以来から2022年8月末までの累計出資金額は450億円を突破しています。
累計出資額の多さは魅力的ですが、公式サイトに掲載されている「運用状況マップ」を見ると、ファンドによっては厳しいものがちらほら見受けられました。
2022年8月末時点での運用状況は「欧州3か国向けローン・ファンド」や「ニカラグア金融事業者支援ファンド」など、複数のファンドで評価Eの「最終損益が相応のマイナスを見込む」となっています。
また評価Dの「最終損益がややマイナスを見込む」ファンドも複数あり、運用が厳しい状況の案件もありました。
リスクを抑えるために投資すべき案件をきっちり選んで、分散投資する必要があります。
クラウドクレジットはハイリスク・ハイリターン型
クラウドクレジットは、海外に限定した投資のためハイリスクではありますが、他社にない金利10%以上のファンドに多数応募できるため、ハイリターンであることも間違いありません。
ただ、リスク面が大きいのは間違いなく、マイナスを覚悟して投資する必要があるでしょう。
運用状況や運用実績も公開されてますので、投資する前に確認しておくといいですよ。
運用の状況をここまで公表しているサービス会社はほとんどありませんし、積極的に実績を公表していくスタンスは評価できます。
とは言え、クラウドクレジットは元本割れもあり新興国に投資するという特殊事情もあるので、リスクとリターンを他の投資以上にしっかり考えていく必要がある投資だと言っていいでしょう。
クラウドクレジットで貸し倒れは起きた?クラウドクレジットのリスク対策は?
クラウドクレジットの特徴として、高利回りと世界中への投資ができる点があります。
一方で、世界中に投資していることからもリスクの高さが注意点となっています。
ここでは、クラウドクレジットに貸し倒れが起きたことがあるのか、リスク対策はあるのかについて検証します。
クラウドクレジットに貸し倒れは現状なし
2021年10月時点で、クラウドクレジットに貸し倒れはありません。
貸し倒れとは、資金を貸し付けている事業者が破綻することで、資金の回収が不可能になることです。
クラウドクレジットでは、貸し倒れはないものの返済の遅延と元本割れはあります。
中にはマイナス90%ほどの案件もあるので、その点は注意が必要です。
返済の遅延は貸し倒れのリスクが高まっていることを示しますが、クラウドクレジットは今のところ、返済の遅延に素早く対応しており、全損になることは回避してきたと言えるでしょう。
クラウドクレジットのリスク対策は分散投資
クラウドクレジットは、元本割れファンドの数と割合が他のソーシャルレンディングより高めなのは確かですが、金利の高さやファンドの数と種類は業界トップクラスです。
そのため、クラウドクレジットでのリスク対策としては、複数のファンドに分散投資することをおすすめします。
非常に幅広いファンドがある利点を活用して、複数の国や事業者に広く分散投資をすることで、全体として投資を成功させたいところです。
クラウドクレジットでおすすめの投資方法は?償還実績のあるファンドは?
クラウドクレジットは、ソーシャルレンディングの中でも投資できる国の数が群を抜いていること、10%を超える最も高い金利水準であること、その分元本割れのリスクも高くなることが特徴です。
社会性が高く、ハイリスク・ハイリターンな独特のサービス会社と言えるでしょう。
クラウドクレジットは、ファンド数が非常に豊富で通貨が複数あるなど、初心者の方はどのファンドを選べばよいのか迷うかもしれません。
ここでは、実際に投資をしている筆者の考えをお伝えします。
償還実績のある金融事業者支援ファンドがおすすめ
クラウドクレジットでは、すでに償還実績のあるファンドに【償還実績あり】という表記が付いています。
社会性が強いソーシャルレンディングですので、新興国支援などの想いがある方は気にならないかもしれませんが、できる限り安全性を高めたい方は償還実績のあるファンドを選ぶのがおすすめです。
金融事業者支援ファンドは償還実績がある種類が多く、東欧、モンゴル、ユーラシアオンラインなどはすでに実績があります。
東欧金融事業者支援ファンドは特に豊富な実績
償還実績があるファンドの中でも、東欧金融事業者支援ファンドは2022年9月時点、円建てで114号、ユーロ建てでは162号まで募集されています。
圧倒的な実績がありますが、6%から10%以上の高金利で募集されているため、非常におすすめできるでしょう。
クラウドクレジットを始めるステップを紹介
ここでは、実際にクラウドクレジットを始めるための手順をご紹介します。
具体的なステップは
- メールアドレスの登録と認証
- 情報の登録
- ハガキの受け取り
- 投資するファンドを選んで応募
という手順です。
1.メールアドレスの登録と認証
まずは、ホームページからメールアドレスで無料登録をします。
登録したアドレス宛てにメールが届きますので、クリックすれば認証完了です。
2.情報の登録
次に、オンラインで情報の登録を行いましょう。
- お客様情報(ID、パスワード、個人情報)の登録
- 口座情報登録・適合性確認
- 本人確認
- 規約同意
の順に進んで行きます。
3.ハガキの受け取り
登録した住所にハガキが届きます。
ハガキに書かれたコードを入力すれば、登録完了です。
4.投資するファンドを選んで応募
マイページから投資したいファンドを選んで応募しましょう。
クラウドクレジットの運営会社情報
クラウドクレジットは「クラウドクレジット株式会社」が運営するソーシャルレンディングサービスです。
複数の大手金融系企業や商社からも出資を受けています。
ここまでたくさんの大手企業から出資を受けているサービス会社は珍しく、信頼性も高いと言えるでしょう。
クラウドクレジットの会社概要
会社名 | クラウドクレジット株式会社 |
設立日 | 2013年1月 |
代表者 | 杉山 智行 |
本社所在地 | 〒103-0025 |
事業内容 | 金融業 (第二種金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第2809号) |
まとめ
クラウドクレジットは、世界中に投資できる点とファンド数が非常に豊富な点が特徴です。
ここまでファンドが充実しているサービス会社はあまりありません。
高金利も実現しているため、資金に余裕があって投資先を広げたい方にはとても魅力的でしょう。
大手企業が株主となっており、信頼性も高いです。
日本以外に投資することやファンドの幅が広いことから、ハイリスク・ハイリターン型で初心者より経験者向きと言えます。
様々なファンドがあるので、一度確認してみてはいかがでしょうか。