近年では、中古物件をリノベーションすることで、新築より安く、新築と変わらない住み心地を得られるようになりました。
そのため、長らく新築が良しとされてきた日本でも、中古住宅の需要が徐々に増え始めています。
そんな中、リノベーション済み不動産の売買仲介プラットフォームとして注目を集めているサービスがカウカモです。

東京にあるリノベーション済み物件の中から、カウカモ独自の視点で目利きした物件のみが掲載されています。
今回の記事では、注目の不動産テックサービス「カウカモ」の評判や特徴について詳しく紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。

不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
目次
cowcamo(カウカモ)のメリット・特徴5選

まずは、カウカモの主なメリット・特徴5点
- 独自の基準にマッチしたリノベ物件のみを掲載
- 物件の情報量がとにかく豊富
- 物件選びの悩みを相談できるコンシェルジュがいる
- リノベ物件への知識を深めるセミナーも開催
- 売却時のサポートも充実
それぞれについて、詳しく解説していきましょう。
cowcamo(カウカモ)のメリット・特徴1.独自の基準にマッチしたリノベ物件のみを掲載
リノベーション済みの物件は、近年ますます増加傾向にあります。
物件数が増えるにつれて、サイトの掲載数も多くなるのが一般的ですが、カウカモは物件数をむやみに増やしません。
物件の設備や立地だけでなく、エリアの魅力やそこに住むメリット、建物の管理状況などに独自の基準を設け、マッチした物件のみを掲載しています。
cowcamo(カウカモ)のメリット・特徴2.物件の情報量がとにかく豊富
中古物件情報は、大手不動産ポータルサイトであっても、フォーマット化された物件情報と数枚の写真で構成されていることが多いです。
より詳しく知りたい場合、問い合わせたり実際に内見したりしないと分かりません。
一方、カウカモの物件情報には
- 物件概要
- 交通の便・アクセス
- 物件の様々な写真
- それぞれの部屋の詳細説明
- 評判の飲食店、スポット
- 周辺施設
などが、写真付きで丁寧に掲載されています。
実際に内見に行ったかのような詳しい情報が得られるので、オンラインだけである程度候補を絞れるのではないでしょうか。
cowcamo(カウカモ)のメリット・特徴3.物件選びの悩みを相談できるコンシェルジュがいる
家を購入する際は、資金計画や住むエリア選び、物件選びなど考えるポイントが多岐にわたるため、疑問や不安がつきものです。
小さな悩みでも気軽に相談できるよう、カウカモでは「カウカモコンシェル」と呼ばれるサポートサービスも提供しています。
カウカモに掲載されていない中古物件や、限定物件なども紹介してくれるため、幅広い選択肢から物件を選ぶことができますよ。
cowcamo(カウカモ)のメリット・特徴4.リノベ物件への知識を深めるセミナーも開催
カウカモは、オンラインでの情報提供だけでなく、セミナーも開催しています。
内容は、「女性のためのカウカモセミナー」「プロと考える「家とお金の未来」計画セミナー」「お金のプロに聞く!中古購入+リノベの進め方セミナー」など、多種多様です。
具体的に相談したいことがある方は、参加してみてはいかがでしょうか。
cowcamo(カウカモ)のメリット・特徴5.売却時のサポートも充実
カウカモで物件の購入を検討している人だけでなく、築古の物件を持っている方やリノベ済み物件を売り出す方側へのサポートも積極的に行っています。
物件の査定はもちろん、強みを生かした販売戦略も考えてくれるので安心です。
cowcamo(カウカモ)を利用した人の口コミ・評判

続いて、カウカモに関するネット上のリアルな評判や口コミについて紹介します。
cowcamoで家を買うかも
— 芝原俊輔【5業種経営社長】IJK GROUP代表 (@BeautyChoki2) April 8, 2019
https://twitter.com/ciotan/status/1085832488587534336
ツクルバ上場かあ、不動産ベンチャー銘柄だとGAテクノロジー以来かなあ。
cowcamo:プラットフォーム事業、co-ba:コワーキングスペースという実業
tsukuruba studios:クリエイティブブティック(?)とバランス良いポートフォリオで事業展開してて、かつビジョンもあって、強い。楽しみ! pic.twitter.com/PUDmMHSpw9
— ほった Startup Growthを考える (@ryo10hottie) June 28, 2019
カウカモエージェント、久しぶりに見たらめっちゃ増えていますね。取扱物件より多いんじゃないかって勢いを感じる。
—
エージェント一覧 | 中古マンション、リノベーションマンションなら【cowcamo】 https://t.co/Q5nav9frgb— kei natsui (@kei_natsui) February 7, 2019
一般的に、匿名でのやりとりが中心のSNSでは、ネガティブな口コミや批判的な意見が多くなりがちです。
しかし、カウカモに関しては、実際に買った方もそうでない方もポジティブな意見ばかりでした。
不動産テック企業で上場しているケースは稀なので、注目度も高いようです。
cowcamo(カウカモ)の関連事業

カウカモは、先ほど紹介したリノベ済み物件の売買仲介サイトだけでなく、複数のメディアやアプローチを持っています。
カウカモに関連する他の媒体をいくつか見ていきましょう。
cowcamo App
cowcamo Appには、サイトに掲載されていない物件も多数掲載されています。
自分の希望条件を保存しておくと、条件にマッチした物件が売りに出された時に通知を受け取れる機能も便利です。
cowcamo MAGAZINE
cowcamo MAGAZINEは、リノベ済み物件の魅力や、エリアごとの特徴、物件の選び方など、幅広い情報を発信しているウェブマガジンです。
質の高い情報が高い頻度で更新されるので、リノベ済み物件を買いたい方、売りたい方はブックマークしておくことをおすすめします。
cowcamo EVENT
cowcamo MAGAZINEに掲載されている、カウカモ主催のイベント情報を詳しく紹介しているコンテンツです。
過去のイベントレポートもあるので、参加してみたいセミナーの雰囲気も分かります。
カウカモメンバーズ
カウカモを通じて不動産を売買した場合に、アフターサービスや限定イベント情報などを継続的に受けとれるサービスもあります。
ウルカモ
家を「売るかも」しれない段階で、買うかもしれない人たちとのコミュニケーションが取れる、中古不動産のソーシャルマーケットサービです。
2022年の2月にリリースされたばかりですが、すでに多くの方に利用されています。
cowcamo(カウカモ)の運営会社情報

cowcamo(カウカモ)を運営している株式会社ツクルバは、2011年に創業し、2019年7月31日に東証マザーズに上場しました。
数ある不動産テック企業の中でも、上場しているところはまだまだ少なく、ツクルバの注目度や評価が非常に高いことが伺えます。
代表を勤めている村上浩輝さんは、新卒でコスモスイニシア(旧:リクルートコスモス)に入社し、大手不動産ポータルサイトを運営する株式会社ネクスト(現:株式会社LIFULL)にてマーケティングなどで活躍した人物です。
不動産テック企業において、不動産業務に一切関わったことのないIT人材も多い中、代表が不動産業務に長年携わってきた点が、ツクルバの強みであると言えるでしょう。
ツクルバの会社概要
社名 株式会社ツクルバ 設立 2011年8月 本社所在地 東京都目黒区上目黒1-1-5 第二育良ビル 2F 代表者 村上浩輝 従業員数 201名(2022年1月31日時点)
まとめ
都市部での人口減少がいよいよ現実化し、不動産の需要の減少が見込まれています。
そのため、新しい家を立てるよりも既存住宅をリノベーションして、長期的な住まいとして活用する考え方は今後より顕著になるでしょう。
数ある不動産テック企業の中でツクルバが上場できているのも、時代のニーズを汲み取れているからではないでしょうか。
セミナーやイベントも多数開催しているので、リノベーション済みの物件を購入したい方や、物件を売りたいと考えている方は、ぜひ気軽に参加してみてください。