【※2020年11月時点で、EGENTの公式サイトの確認ができておりません。予めご了承ください。】
不動産を買うとき売るとき借りるとき。
あなたは、仲介を依頼する不動産会社を探しますよね?
ただ、仲介を依頼した会社の担当者の態度が悪かったり、経験がなく頼りないような人に当たってしまうことありますよね。
そんな時に、不動産会社単位ではなく、エージェント(担当者)単位で依頼する相手を選択できるサービスが、EGENTです。

今回の記事では、EGENTを利用する際のメリットや、サービスに対しての評判や口コミを紹介します。
ぜひ参考にして見てください。
不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
目次
EGENTの特徴・メリットまとめ

ここからは、EGENTを利用する際の3つの特徴、
- 事前の審査を通過した信頼できるエージェントに依頼ができる
- エージェントの評判を可視化できる
- 取引の目的に応じて最適なエージェントを選べる
について、詳しく解説をしていきます。
1.事前の審査を通過した信頼できるエージェントに依頼ができる
EGENTに登録しているエージェントは、事前の審査基準を通過している信頼性の高い人たちです。
具体的な審査基準としては、
- 仲介業を5年以上経験していること
- 特定エリアでの仲介の実績が豊富であること
の2点が挙げられています。
足切りの基準は5年以上の仲介業経験となっていますが、実際に登録されているエージェントの経験年数は平均で15年ほどであるとのこと。
エージェントは通常時は不動産会社に所属しており、会社内でもトップクラスのエージェントばかりを選んでいます。
いきなり不動産会社に売買仲介を依頼しにいったとしても、運良くベテランで経験豊富な担当者がついてくれるとは限りません。
EGENT経由で依頼をすることで、一定水準以上のエージェントに確実に対応を依頼できるのが大きなメリットです。
2.より早く高く不動産の売却活動を終えられる
EGENTの優秀なエージェントに依頼ができることで、一般的な不動産会社の担当者に依頼するときよりも「早く高く」売却活動を終えられます。
公式サイトから、EGENTのエージェントと一般的な担当者に依頼した場合の具体的な違いを引用すると、
EGENTのエージェント | 一般的な担当者 | |
売却価格(売却価格/市場価格) | 105% | 95% |
売却期間 | 72日間 | 154日 |
内見対応数 | 5回 | 10回 |
上記のような違いがあることがわかります。
売却価格には10%もの差があるので、3000万円の物件なら300万円、5000万円の物件なら500万円も最終的な売却金額が変わるということ。
優秀なエージェントに依頼できることが担保されていることは、潜在的に数百万円単位の利用価値があることと同義です。
また、売却期間が短縮されることによって、何度も内見対応する必要もなくなり、売却に伴う負担を大幅に減らすことができます。
3.取引の目的に応じて最適なエージェントを選べる
一口に「不動産の売却」といっても、居住用なのか投資用なのか、通常の売却なのか任意売却なのか、仲介なのか業者の買取なのか、など様々な違いがあります。
EGENTは、利用者が事前に入力した情報に応じて、その分野の仲介に強みを持ったエージェントが自動的に割り当てられます。
一般的な不動産業者には得手不得手がありますが、利用者が事前にその違いを把握することは容易ではありません。
自動的に専門性の強いエージェントがつくことも、EGENTを利用する大きなメリットだと言えるでしょう。
EGENTの注意点・デメリット

EGENTを利用する際の注意点として一つだけ押さえておいて欲しいのが、利用者側でエージェントを選択することができないこと。
物件情報を入力して依頼をした後に、自動的に適切なエージェントが割り当てられるようになっています。
しかし言い換えれば、物件のエリアや内容に応じて、エージェントを自動的に選んでくれるとも言えるでしょう。
数多く在籍しているエージェントの中から、自分にあったエージェントを選ぶのは手間がかかりますし、もっというと、どのエージェントが自分のケースで合っているのかわからないはずです。
ただ、誰が担当についたとしてもみな基準をクリアした人達ですから、信頼性が高いです。
しかも、EGENTはエージェントへの評価制度を設けているため、いい加減な対応をしたエージェントは評価が下がってしまいます。
実際に、登録されているエージェントの評価は公式サイトでも公開されているので、評価制度の面でもいい加減なエージェントがついてしまうリスクは回避できるでしょう。
EGENTを利用した人の口コミ・評判

ここからは、リアルな感想が飛び交うツイッターの中から、EGENTに関するツイートをいくつか紹介しておきましょう。
素晴らしい!!本質的。“顧客満足度は会社のブランド力とは関係がない。本質はエージェントの力量” / 不動産取引をエージェント選びから始められる「EGENT」ベータ版正式公開 | TechCrunch Japan https://t.co/kBaaCxcToJ @jptechcrunchより
— 梁原 立寛 (@ryodan23) January 30, 2019
よーく考えると不動産買うのにエージェント単位で選べないってまじで意味わからんよな。三井と澤井ちゃん @chin_egent 応援!
不動産取引をエージェント選びから始められる「EGENT」ベータ版正式公開 – TechCrunch Japan https://t.co/OOnSGNaa6a
— 武藤諒俊 / COSIC CEO @全力採用中 (@ryoshun49) January 30, 2019
EGENTさん!“情報の非対称性だけで仕事をしていた不動産屋は淘汰される可能性もあるだろう” / 不動産テックのEQONが3000万円を調達、査定+エージェント検索で「仲介2.0」に備え | TechCrunch Japan https://t.co/7qtqj4bCFS @jptechcrunchより
— 梁原 立寛 (@ryodan23) June 10, 2019
https://twitter.com/kazuteru_dev/status/1091098868442267648
新しく稼働したばかりのサービスですから、実際に利用者した人達のツイートは見当たりませんでした。
しかし、サービスの内容に対して期待を寄せる声はとても多く、ポジティブな感想を持っている人がとても多い印象でした。
EGENTの使い方を写真付きで解説!

それでは、ここからEGENTの利用方法について写真付きで解説をしていきます。
1.EGENTの公式サイトにアクセスし、「売却・購入・賃貸」のいずれかを選んで、物件情報を入力します

2.物件の希望売却価格を入力します

3.理想の売却期間を選択します

4.売却する理由を選択します

5.EGENTを知ったきっかけを選びます

6.あなたの連絡先情報を入力すれば完了です

上記で申し込みの手続きは完了です。
入力した連絡先情報に、エージェントから連絡がくるので待ちましょう。
EGENTの運営会社情報

最後に、EGENTを運営している「EQON株式会社」の概要についてお話しておきましょう。
会社の設立は2018年7月と、立ち上げてまだ1年が経過していないスタートアップ企業です。
代表の三井將義さんは、早稲田大学を卒業した後、総合商社の丸紅に入社。
米国不動産ファンドのアセットマネジメントなどに従事していた経験の持ち主です。
COOを務める澤井慎二さんは、新卒からリクルートホールディングスに入社し、そのあとリクルートすまいカンパニーに出向。
6年の間、SUUMOで広告営業に関わってきた経験を持っています。
つい先日の2019年6月10日に、サイバーエージェントキャピタルから3000万円の資金調達を実施した実績もあり、注目どの高い不動産テックベンチャーと言えるでしょう。
会社概要
会社名 EQON株式会社
所在地 東京都新宿区下落合3-20-16
資本金 3,800万円
代表者 三井 將義
設立年月 2018年7月
投資家 サイバーエージェントキャピタル株式会社 他2名(創業者)
まとめ
今回は、不動産会社単位ではなく、エージェント(担当者)単位で不動産の仲介を依頼できるサービスEGENTについて紹介してきました。
日本では、まだまだエージェント単位で依頼する文化は浸透していませんが、不動産先進国のアメリカでは、8割以上の人たちがエージェント制度を利用して不動産の売買を行なっています。
今後、EGENTのようなサービスはより一般的になれば、信頼性の高いエージェントに仕事が集中していくようになるでしょう。
言い換えれば、顧客思考がなく自社の利益しか考えていない企業・担当者は淘汰されていくということ。
今後も、EGENTのビジネスモデルや展開に注目し続けていきたいと思います。