数多くのIoT家電を発売している、株式会社リンクジャパン。
カメラにリモコン、カーテンや電源プラグをIoT化することで、ありとあらゆる家電をスマートに操作できるサービスを提供しています。
そんなリンクジャパンの製品を一元的に管理できる便利なアプリが「eHome」です。

今回の記事では「eHome」の使い方について、前回紹介した「eRemote mini」との連携を例にあげながら、解説していきます。
リンクジャパン製品をすでに持っている方はもちろん、リンクジャパンの製品を購入しようか迷っている人もぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
eHomeの設定方法を写真付きで解説!

ここからは、eHomeを製品と連動させていく方法について写真付きで解説をしていきます。
(※リンクジャパン公式から設定動画が出ているので、わかりづらい場合は合わせて確認して下さい。)
STEP1. アカウントの登録をしましょう
最初のステップは、eHomeのアプリをダウンロードしてアカウントを登録すること。
写真付きで紹介していきます。
1.eHomeのアプリをダウンロードします。(iPhone、Android共に対応しています)
まずは、下記のいずれかからeHomeのアプリをダウンロードして下さい。
2.アプリを開いて、右下の「新規登録」をタップします。(Facebookと連携して登録することもできます。)

3.メールアドレスか携帯電話を入力して、認証コードを取得します。

60秒で認証コード入力する必要があるのですが、画面を閉じている間は時間が進まないので安心してください。

4.メールかSMS宛に届いている認証コードを入力し、パスワードを設定します。

5.登録したメールアドレス/電話番号と設定したパスワードでログインします。
6.下記の画面になれば登録は完了です!

STEP2.実際にIoT端末をeHomeに登録してみましょう!
ここからは、実際にIoT端末とeHomeを登録していくステップに入ります。
今回の例では、前回紹介した「eRemote mini」を登録する手順を説明していきますね。
(関連記事⇨eRemote miniは外出先から家電を自由にコントロールできる!?次世代不動産テックの特徴や評判を紹介!)
1.eHomeのトップ画面で、「デバイスを追加」をタップします。

2.追加する製品を選択します。(今回はeRemote miniを選択します)

3.「eRemote mini」を電源ケーブルにつないだ状態で「次へ」をタップします。

↓設定前の状態では、電源ランプが素早く点滅している状態が正しいです。
ゆっくりと電源がついたり消えたりしている場合は、リセットボタンを長押しして再度やり直してください。

4.Wi-Fiを選択しパスワードを入力して「次へ」をタップします。

5.「デバイスをセットアップ中」の画面になるので、そのまましばらく待ちます。

6.セットアップが完了すると、下記のような画面に切り替わります。

7.「eRemote mini」を設置する場所を選択して、完了を押します。

※もしデバイスの設定に失敗した場合は、下記の動画も合わせて参考にしてみてください。
STEP3. 実際に家電とIoT端末を接続してみましょう
次のSTEPは、登録したIoT端末と家電をeHome上で連動させる方法です。
1.今回はテレビとeRemote miniを接続してみるので、eHome内の「テレビ」をタップします。

2.接続するテレビのメーカーを選択します。

3.テレビの電源を切った状態で「次へ」をタップします。

4.eRemote miniにテレビのリモコンを向けて、「電源」「ボリューム調整」「チャンネル切り替え」などの赤外線を学習させます。



5.操作を学習させれば下記の画面になるので、端末の設置場所も合わせて選択します。

6.学習ができていれば、eHomeのアプリをテレビのリモコンのように使えるようになります。

上記が、eHomeを活用した場合の端末の設定方法です。
少し複雑に見えるかもしれませんが、画面上にその都度指示がでてくるので、その通りに進めればOKです!
STEP4. 一括で複数の端末を操作できる「シーン」を設定する
eHomeには、複数の端末を一括で操作できる「シーン」と呼ばれる機能があります。
例えば、「おはよう」というシーンを設定しておいて、
- テレビの電源をつける
- エアコンの電源をつける
- 照明をつける
といった3つの動作を紐付けしておけば、「おはよう」のシーンをクリックするだけでまとめて家電の電源をオンにできるといった具合です。
最後のステップとして、「シーン」の設定方法も説明しておきましょう。
1.eHomeを開いて「シーン」を開き、+マークをタップします。

2.シーン名を設定します。

↓今回は「おやすみ」と設定してみましょう。

3.下側にある「追加」ボタンを押して、一括で設定したい操作をそれぞれ登録します。

↓今回は、「エアコン・テレビ・照明」を全て同時に消すように登録しました。

↓設定が終わると、シーンの表示が下のようになります。

4.設定が完了した後に右上の「保存」を押すと、シーンに「おやすみ」が追加されています。

5.「おやすみ」をタップすれば、設定した動作をまとめて実行できます!

とここまでで、eHomeの設定方法については終了です。
スマホをリモコン代わりに使えるようになっただけではなく、複数の家電の操作をスマホのボタン一つ押すだけで、行うことができますよ!
操作に関してわからない点があれば、リンクジャパンの問い合わせページで、あわせて活用してみてください。
eHomeが対応しているリンクジャパン製品まとめ(2019年5月時点)

続いては、eHomeと連動できるリンクジャパンの製品を一覧でまとめてみました。
非対応の製品もあるので、事前に必ず確認してみてくださいね。
eHomeと連動している製品
- 開閉センサー
- 環境センサー
- eRemote
- eSensor
- eRemote mini
- eHub
- eRemote Pro
- みまもり
- ePlug B1
- eCurtain
- ePlug C1
eHomeと連動していない製品
- eRemote RJ-3(2017年1月以前に発売されたもの)
- RM PRO
現時点で連動していない製品でも、アップデートを続けていく中で連動できるようになっていく場合もあるようです。
詳細はリンクジャパンの公式サイトをチェックしてください。
eHomeの運営会社情報

冒頭でも紹介しましたが、eHomeを運営しているのは株式会社リンクジャパンです。
さまざまなIOT製品を販売しており、商品を購入すればすぐにでも家をスマートホーム化できるサービスがかず多くあります。
個人向けの製品だけでなく法人向けにも製品を発売しており、遠隔でガスや水道、電気のメーターをチェックできる「eMeter」などが発売されています。
リンクジャパンの商品ラインナップ
リンクジャパンは、今回紹介した「eRemote mini」以外にもたくさんの商品を開発しています。
他の商品ラインナップを簡単に紹介すると、
リンクジャパンの商品ラインナップ
eRemote Pro・・・eRemoteの機能と別に、家電の電流をリアルタイムでチェックできるツール。家の外にいる場合でも、家電製品が現時点でONの状態なのか、OFF状態なのかを確認できる。
eRemote Sensor・・・温度、湿度、照度、音、空気質の5つのセンサーを搭載したツール。eRemoteと連動させることで、一定の温度を超えたタイミングでのエアコンのオンオフ、明るさに応じて照明のオンオフをするなどのより便利な機能を活用できる。
eCamera・・・室内にいるペットや子供をカメラを通じて見守ることができるツール。外部から誰かに侵入された場合でも、スマホで通知を受け取ることができる上に、録画もできる機能がついている。
ePlug・・・エアコンやテレビのようにリモコンがついていない家電であっても、プラグを差し替えることでリモートで管理ができるツール。タイマー機能がない家電でも、一定時間が経過した後に電源を切るような機能をつけることも可能。
eCurtain・・・国内初、Wi-Fiとカーテンを連動させることができるツール。音声認識でカーテンの開け閉めもできる上に、タイマー機能をつけることで、起床時に自動でカーテンを開けることもできる。
などの商品を多数販売しています。
自宅をスマートホーム化したい人は、他の商品もぜひチェックしてみてください。
株式会社リンクジャパンの会社概要
リンクジャパンの会社概要を、公式サイトから引用しておきます。
会社名 株式会社リンクジャパン( LinkJapan Inc) 理念 価値あるモノを創造し、価値あるサービスを提供する 事業内容 IoTスマートホームデバイスの企画、開発、製造。
アプリケーション・クラウド・IoT通信モジュール・LPWA技術関連製品の開発と提供。
ビッグデータとAI活用を前提としたスマートライフサービス、見守りサービスの開発。所在地 本社
〒108-0014 東京都港区芝4丁目7-1 西山ビル6F福岡営業所
〒812-0018 福岡市博多区住吉4丁目5-18 クリスタルリゾートタワー 904資本金 20,000,000円 代表者名 代表 河千泰 進一
まとめ
今回の記事では、リンクジャパンが提供しているeシリーズを一元管理できるアプリ「eHome」の使い方について詳しく解説をしてきました。
筆者も実際に利用してみて、スマホで自由にテレビが操作できる自由度にとてもか驚きましたね。
テレビだけでなく照明やエアコン等も登録できるので、スマホ一台あればリモコンは不要です。
リモコンの電池を変える手間が省けますし、リモコンを紛失しても問題ありません。
今回の記事が、あなたのお役に立てていれば幸いです。
