スタートアップ企業の悩みの種の大部分は、キャッシュフローにあるのではないでしょうか。

どんなに良い事業計画があっても、キャッシュフローがしっかりしていないと企業は倒産してしまいます。

キャッシュフローを改善させる方法はたくさんありますが、最も簡単かつ有効なのは、法人カードを利用することでしょう。

しかし、スタートアップ企業の多くは、余計な年会費・入会費を払いたくないと思っているはずです。

そこで今回は、スタートアップ企業におすすめの年会費無料の法人カードについて紹介をします。

年会費無料の法人カードのメリットだけではなく、デメリットについても説明しますので、

ぜひ参考にしてください。

年会費無料のおすすめ法人カード3選

こちらでは、年会費無料のおすすめ法人カードを3枚紹介します。

  • UPSIDER
  • 三井住友カード ビジネスオーナーズ
  • NTTファイナンスBizカード

おすすめの年会費無料のクレジットカードについて紹介します。

UPSIDER

UPSIDERは入会金・年会費永年無料の法人カードです。

最短即日発行されるので、急いでいる方にもおすすめ。

最大10億円の限度額があるのもメリットになります。

カードを何枚でも発行できるので、従業員が多い企業も安心です。

UPSIDERの公式サイトを見る

三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カードビジネスオーナーズは、年会費、入会金ともに無料の法人カードです。

最大500万円の上限枠があり、ナンバーレスでセキュリティーに強い点もメリットになります。

そしてなんといってもポイント還元率が最大1.5%なのは大きなメリットになるでしょう。

NTTファイナンスBizカード

NTTファイナンスBizカードは基本ポイント還元率が1.0%です。

また年会費無料ながら国内や海外の旅行傷害保険が付帯しているのも大きなメリットになるでしょう。

年会費無料の法人カードは審査や条件が厳しい?

年会費無料の法人カードは、一般的に審査や条件は柔軟な傾向にあります。

クレジットカード会社から見ると、年会費無料の法人カードは「導入カード」の位置づけにある場合が多いです。

まずは年会費無料の法人カードを作って利用実績を積んでもらい、年会費のかかるゴールドカードなどの上位カードの作成をしてもらいたい場合が多いので、年会費無料の法人カードは、審査や条件が柔軟な傾向にあります。

スタートアップ企業でも、作成できるカードが多いので安心してください。

年会費無料の法人カードを取得する際の手続きを解説

年会費無料の法人カードを取得する際の手続きについて説明をします。

まずは一般的に必要な書類は以下の通りです。

  • 6か月以内に発行された登記簿謄本
  • 代表者の本人確認のための書類のコピー
  • 引き落とし先の銀行口座
  • 法人印

利用できる代表者の本人確認のための書類は以下の通りです。

(いずれか1点)

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • 住民票のコピー
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

もし住所変更などの手続きをしていない場合は以下の書類も必要になります。

(いずれか1点)

  • 納税証明書
  • 社会保険の領収書
  • 公共料金の領収書

法人カードの発行手続きですが、オンラインもしくは郵送で行うのが一般的です。

多くの法人カードはオンラインで手続きが可能なので、極力オンラインで手続きするようにしましょう。

個人のクレジットカードと違う点は、連帯保証人が必要な場合が多いことでしょう。

ただし、法人格がある場合は、代表者を連帯保証人にできるケースが多いです。

審査で重視される点は、クレジットカード会社によっても異なりますが、取引実績や代表者や法人の信用状況などが重視されます。

最短即日で発行されるカードもあるので、急いでいる場合は非常にありがたいはずです。

年会費無料の法人カードのメリット5選

年会費無料の法人カードには、様々なメリットがありますが、主なメリットは5つです。

  • 余計な費用がかからない
  • 審査が柔軟なケースが多い
  • 即日発行されるカードもある
  • ポイントが付くカードもある
  • 従業員も利用できるよう、複数のカードが発行されるカードもある

年会費無料の法人カードのメリットについてわかりやすく説明をします。

余計な費用がかからない

年会費無料の法人カードの最大のメリットは、余計な費用がかからないことでしょう。

法人カードの中には、年会費が数万円かかるカードもありますが、なかなかスタートアップ企業でそれだけの金額の負担ができる会社は少ないかもしれません。

その点、年会費と入会金が無料であれば、余計な費用がかからず、安心して利用できると思っているスタートアップ企業は多いのではないでしょうか。

審査が柔軟なケースが多い

年会費が無料の法人カードは審査が柔軟なケースが多いです。

年会費無料の法人カードはクレジットカード会社から見ると「導入カード」の位置づけにあります。

今後、年会費のかかる上位カードに申し込みをしてほしいため、まずは年会費無料の法人カードを作ってほしいと思っているクレジットカード会社は多いです。

よって、ゴールドカードなどの上位カードに比べ、審査が柔軟なケースが多いので、スタートアップ企業でも問題なく作れるケースが多いのではないでしょうか。

即日発行されるカードもある

年会費無料の法人カードの中には、即日発行されるカードもあります。

ゴールドカードなどの上位カードの場合は、なかなか即日発行される法人カードは無いはずです。

即日発行されるカードがあるのは、年会費無料の法人カードの大きなメリットになるのではないでしょうか。

ポイントが付くカードもある

年会費無料の法人カードの中にはポイントが付くカードも多いです。

ポイント還元率は0.5%程度のケースが多いですが、現金で支払った場合、何の特典もありません。

年会費無料でもポイントが付くカードがあるのは大きなメリットになるでしょう。

従業員も利用できるよう、複数のカードが発行されるカードもある

年会費無料の法人カードでも、従業員が利用できるよう複数のカードが発行されるカードもあります。

無制限で複数のカード発行できるカードもあるのは大きなメリットになるでしょう。

年会費無料の法人カードのデメリット3選

年会費無料の法人カードの主なデメリットは3つです。

  • 利用限度額が少ないケースが多い
  • 付帯サービスが充実していない場合が多い
  • ステータスが低い場合が多い

年会費無料の法人カードの主なデメリットについてわかりやすく説明をします。

利用限度額が少ないケースが多い

年会費が無料の法人カードの場合、年会費がかかる法人カードに比べて利用限度額が少ないケースが多いです。

上限金額が100万円程度に抑えられているカードが多いのはデメリットかもしれません。

付帯サービスが充実していない場合が多い

年会費無料の法人カードの多くは、付帯サービスが充実していません。

有料の法人カードの場合、空港のラウンジを無料で使えたり、国内外の旅行傷害保険が充実していたりするカードもたくさんあります。

そのような付帯サービスが充実していないのはデメリットといえるでしょう。

ステータスが低い場合が多い

無料の法人カードは、審査が柔軟な分、ステータスが低いカードが多いです。

ステータスを求める方にとってはデメリットになってしまうでしょう。

まとめ

今回は、年会費が無料の法人カードのメリットやデメリット、おすすめの年会費が無料の法人カードを紹介しました。

スタートアップ企業にとって法人カードはキャッシュフローを改善させるのに非常に重要です。

ぜひ今回の記事を参考にしていただき、余計な費用のかからない年会費無料の法人カードの知識を深めていただければ幸いです。