今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、入居者間のコミュニティを楽しめる賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」を運営している株式会社グローバルエージェンツ様です。

プライバシーを完全に確保しながらも、ラウンジやキッチンはもちろん、映画館やビリヤードなどの共用スペースを設けて、住人同士のコミュニケーションを促しています。

一人暮らしで引っ越しを検討しているすべての方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

首都圏を中心に3,000室を展開する「ソーシャルアパートメント」の公式サイトはこちら⇒」

株式会社グローバルエージェンツ様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社グローバルエージェンツ様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、ソーシャルアパートメントの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」

ソーシャルアパートメントは、従来型のワンルームマンションとも、プライバシーの確保が難しいシェアハウスとも異なった居住スタイルです。

賃貸マンション内にラウンジやキッチン、ワーキングラウンジ等の共用部を設置し、住人間の自発的なコミュニティ形成を促進させる仕組みを持っています。

2022年12月現在、首都圏を中心に51棟約3,000室を運営しており、プライバシーを確保しながら充実した設備や入居者間コミュニティを楽しめる暮らし方が支持され、20〜30代の社会人中心にご利用頂いています。

Q2.「次にソーシャルアパートメントをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」

弊社代表の学生時代である2000年代初頭、SNSが普及しオンラインでのコミュニケーションが盛り上がっていました。

これをオフラインで体現できないかと、リアルSNSの場として誕生したのがソーシャルアパートメントです。

その頃すでに存在していたシェアハウスは、一軒家をシェアして建物の管理も住人同士で分担するなど、清潔感やプライバシー確保に問題のあるスタイルが多く、一部の方の利用に留まっていました。

こうしたシェアハウスに見られる”割り算”の考え方から、通常の賃貸マンション同様にプライバシーを確保できる居室に、充実した共用部とコミュニティがプラスされた”足し算”の考え方でソーシャルアパートメントは設計されました。

日常清掃や備品の補充、運用ルールなど管理体制を整え、入居者の負担にならない運営を行っています。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際のソーシャルアパートメントの強み・優位性を教えてください。」

ソーシャルアパートメントは、管理戸数が業界最大級のスケールで、リアルイベントや入居者専用アプリでは、住んでいる物件の垣根を超え最大約3,000人と交流することが可能です。

リアルな物件間交流としては、年に2回の100名を超える大型イベントのほか、20人程度の規模感での食のイベントや街のゴミ拾いなどソーシャルグッドな活動も行っています。

オンラインでは、オンラインラウンジという第二のラウンジサービスや、入居者マイページアプリの住人間でのメッセージ機能など、これらも物件を跨ったコミュニケーションの場としてご利用頂いています。

また、入居者マイページアプリでは、物件内の新しい入居者を知ることや、自身の契約情報や管理会社からのお知らせ機能、再契約や解約通知など各種手続きを簡潔に行うことができ、居住時の利便性を高めているのも特徴です。

Q4.「1棟の世帯数が40を超える物件がほとんどです。かなり多く感じますが、この規模を選んだのはなぜですか?」

基本的な世帯数の基準は、学校の1クラス分(40人)を目安に、そのくらいまたはそれ以上の規模感で運営しております。

少ない世帯数では、コミュニティの居心地の良し悪しが住んでいる人によって左右されがちです。

それに対し、40人を超えるコミュニティは”ひとつの社会”といった単位となり、「合う人もいれば合わない人もいるよね」と割り切れる規模感になっていきます。

入居者間トラブルの報告も、割合上減少する傾向にあると考えています。

また大規模であればあるほど、小規模物件よりも共用部に充てられる建物面積や運営費用が大きくなるのもメリットです。

標準設置のラウンジ、キッチン、ワーキングラウンジの他にフィットネススペースやプレイラウンジ、映画館などを設置できるほか、最新調理家電などの備品類にもスケールメリットを効かせ、付加価値の高い充実した共用スペースを提供することができます。

Q5.「どんな方が多く利用されていますか?また、利用してほしい方の特徴などはありますか?」

新たな出会いや成長を求めて、趣味やコミュニティ、自身の世界観を広げたい方に多く利用されています。

イベントに行ったり習い事を始めたりするなどといった手間を掛けず、日常的に人と交流できることは、忙しい社会人にとって合理的でもあります。

小規模なシェアハウスと比較すると、自分の生活スタイルを崩さずに始められると思いますので、共同生活が苦手だと思っている方にこそ利用して頂きたいです。

これまで接点のなかった人と生活感のある距離で関係性を持つことで、固定概念が崩れたり価値観が大きく変わるなど、決して大袈裟ではなく人生を変える体験ができると思いますので、全ての一人暮らしの方の次の引っ越し先として一度はご検討頂きたいです。

Q6.「カフェや映画館が併設されているなど、個性的な物件が多いです。特に人気のある物件や、おすすめの物件があれば教えてください。」

物件内に映画館のある「FILMS和光」や「ネイバーズ武蔵中原」は、ラウンジ、キッチン、ワーキングラウンジ、ビリヤードなど共用スペースが広々と充実しているため、非常に人気が高いです。

新築で建てられた「ネイバーズ東十条」という物件も、居室内に水回りがあり、コーヒーというテーマに合った共用部の設備が人気ですね。

「ワールドネイバーズ護国寺」という物件は、ソーシャルアパートメントでは最大規模の180 世帯、外国籍比率の高い物件で、物件内併設のカフェでの飲食が、家賃に含まれている点などもおすすめです。

Q7.「入居手続きや入居者同士のコミュニケーションに利用できる、入居者専用アプリを導入しています。不動産テックの取り組みとして、今後の展開などがあれば聞かせてください。」

申請や契約手続きなど利便性の向上はもちろん、スケールメリットを活かし物件の垣根にとらわれない入居者間コミュニティの促進を図った機能を近日リリース予定です。

Q8.「首都圏を中心に、関西圏や北海道にも出店しています。今後も物件数やエリアを増やしていく予定でしょうか?」

現在は首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)のほかに、関西圏(大阪・京都・神戸)、北海道に展開しています。

機会があれば、物件数はもちろん、エリアの拡大も視野に入れて進展していきます。

Q9.「株式会社グローバルエージェンツとしての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

我々グローバルエージェンツは、自己実現に邁進できる社会づくり、流行では終わらない文化創造企業としてソーシャルアパートメントを含めたライフスタイル事業を展開しています。

その軸は変わらずも、柔軟に形を変えながらこれからのライフスタイルに合った文化となるサービスを展開していきます。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

社会人になると仕事以外のつながりを作ることは簡単ではありませんが、ソーシャルアパートメントでは住みながら人と出会うことができるので、毎日連絡を取らなくてもそのつながりが継続していきます。

生活をともにすることで、友人とも家族とも異なり親戚に近い関係性が生まれるため、仕事や人生のパートナーも含めた、一生涯の付き合いができる仲間に出会えると思います。

「大学生のうちに経験したかった」「結婚する前に知りたかった」と言われることも多いですが、どなたにも人生で一度はご経験頂きたいライフスタイルです。

株式会社グローバルエージェンツの会社情報

会社名 株式会社グローバルエージェンツ
所在地 東京都渋谷区神南1-20-13 The Millennials 渋谷
代表取締役社長 山﨑 剛
公式サイトURL http://www.global-agents.co.jp/

最後に

今回は、「ソーシャルアパートメント」を提供している株式会社グローバルエージェンツ様のインタビュー記事を紹介しました。

シェアハウスの割り算ではなく足し算という考え方が、サービスのすみずみにまで感じられますね。

プライバシーの確保や規模感など、共同生活に抵抗を感じる方も含めた配慮がなされているのも印象的でした。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからソーシャルアパートメントの公式サイトをチェックしてみてください。

ソーシャルアパートメントの公式サイトはこちら⇒

株式会社グローバルエージェンツ様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!