「ハウスドゥにリースバックを依頼しようと考えているけど、実際どうなんだろう?怪しくないの?」
「実際にハウス・リースバックを活用したことのある人の評判や口コミを知りたい!」
ハウス・リースバックとは、東証一部上場企業のハウスドゥが運営しているリースバックサービスの名称です。
ハウス・リースバックは、自宅などを売却してお金を受け取ったあと、再度借りて家賃を払うことで同じ家に住み続けられるサービスです。

持ち家があって、「引っ越しはしたくないけれど、まとまった資金や老後資金などを工面したい」という方におすすめのサービスです。
ただ、リースバックという仕組み自体が新しい上に分かりづらい部分もあるため、「どんなからくり?」「本当に利用しても大丈夫なの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、東証プライム上場企業かつリースバック業者として最大手のハウスドゥ「ハウス・リースバック」について、現役宅建士の視点+図解なども交えて分かりやすく解説します。
実際にサービスを利用した方の声、メリットだけでなくデメリットについても分かりやすく紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
これから自宅をリースバックに出そうとしている人に、絶対知っておいて欲しいことがあります。
それは「絶対に1社にだけ価格査定の依頼を出してはいけない」ということです。
不動産の価格に決まった金額はなく、全く同じ不動産を査定してもらっても、不動産会社によって300万円以上査定額に差が生まれることがあります。
たまたま査定を依頼した会社の査定額が相場より安かった場合、本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放してしまうような可能性があるのです。
数百万円安売りして大損しないためにも、必ず複数社に査定を依頼するようにしてください。
「でも、リースバックに対応している会社を0から複数社探すのは面倒…」
と感じる人は、複数のリースバック会社から1分でまとめて見積もりが取れる一括査定サイト「家まもルーノ」が便利です。
一般的な不動産売却とは異なり、リースバックに対応している会社はとても少ないです。
そのため、「家まもルーノ」を活用して、一番良い条件で買ってくれる会社を比較することをおすすめします。
無料かつ1分で利用できて非常に簡単なので、少しの手間を惜しんで数百万円の大金をドブに捨てることにならないためにも、ぜひ活用してみてください。家まもルーノの公式サイトを見る

宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・2級FP技能士・AFP。
一部上場グループに所属する管理会社で賃貸仲介、賃貸管理部門で社員から管理職まで約14年半経験。その後、空室対策・不動産・リノベーション工事の会社を仲間と立ち上げ、現在は賃貸経営や終活に関してのコンサルティング・不動産関連のライター等をフリーランスで行っています。
目次
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」はやばい?闇がある?評判・口コミ3選
まずは、ハウスドゥのハウス・リースバックを実際に利用した方の口コミや評判を、SNSやブログから紹介していきます。
ハウス・リースバックの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハウス・リースバック(ハウスドゥ)に関する評判・口コミ①

会社を経営しているのですが、資金繰りが苦しい状況で、かなり困っていたのです。
私は子供がいないため、不動産を生きているうちに処分して、現金化できたらと考えていました。
ハウス・リースバックを実際に活用した結果、会社の債務を完済でき、まとまった資金を手元に残すこともできました。
ハウス・リースバック(ハウスドゥ)に関する評判・口コミ②

公立高校に進学する予定だった娘が、急遽私立の学校に進学することになり、まとまった資金が必要になりました。
自宅を売却しようかとも考えましたが、住み慣れていて高校からも近い今の家にそのまま住み続けられる方法を探していたんです。
ネットで色々と調べていたところ、ハウス・リースバックに出会い、今の家に住みながらまとまった資金が手に入ることを知りました。
引っ越しなどをせずに、無事に進学費用も用意できたので、本当によかったです。
ネット上のハウス・リースバック(ハウスドゥ)に関する評判・口コミ③

父が数年前に亡くなり、母は実家で一人暮らしをしていました。
元気だった母も、父が亡くなってから体調を崩し、いよいよ介護が必要に。
施設に入ってもらうことも考えましたが、母が強く反対していたこともあり、実家に介護の方を呼ぶ形を取ろうと考えました。
しかし、介護費用を捻出するために、まとまった資金が必要です。
今の家に住み続けながら資金を作る方法を模索していたところ、ハウス・リースバックに出会いました。
母は住み慣れた家に住みながら介護サービスも受けられているので、とても満足です。
リースバックという仕組み自体が比較的新しいにも関わらず、ハウスドゥのリースバックシステムそのものへのポジティブな感想が多く見られました。
実際に利用した方からの評判は、見つけ次第こちらに追記していきます。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」とは?メリット・特徴6選
ハウス・リースバックには、主に6つのメリットがあります。
- 売却金額を一括で受け取れる
- リースバックしたことを他の人に知られる心配がない
- 一度手放しても将来的に買い直しができる
- 所有ではなく賃貸のため毎年の固定資産税がかからない
- 仮住まいや引っ越し費用などを用意する必要がない
- 住宅ローンを返済中でもリースバックができる
それぞれ分かりやすく解説していきましょう。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のメリット1.売却金額を一括で受け取れる

ハウス・リースバックを利用して家を買い取ってもらうと、代金を一括で受け取ることができます。
急ぎでまとまった資金が必要なケースなどに、活用しやすいのではないでしょうか。
また、受け取った資金の使い道などにも制限がないため、自由に使用できるのも特徴です。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のメリット2.リースバックしたことを他の人に知られる心配がない

「できれば周囲の人にリースバックしたことを知られたくない」という方もいるかと思います。
ハウス・リースバックは、そのままハウスドゥが買取をするので、売却情報がインターネットなどに掲載されることがありません。
同じ家にそのまま住み続けられるため、近所の人からは何も変化が無いように見えて安心です。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のメリット3.一度手放しても将来的に買戻しができる

リースバックを利用する方の中には、一時的にまとまった資金が必要なだけで、「将来的に家を買戻したい」という方もいるはずです。
ハウス・リースバックなら、期間などの縛りがなく、資金が用意できればいつでも購入し直すことができます。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のメリット4.所有ではなく賃貸のため毎年の固定資産税がかからない

自宅を所有している場合、これまでは固定資産税等の税金を払い続けていたはずです。
ハウス・リースバック利用後は、自宅を借りる形になるため固定資産税はかかりません。
税金の負担を減らしたい方にとってはメリットになりますね。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のメリット5.仮住まいや引っ越し費用などを用意する必要がない

自宅を売却して新しい家を購入する場合、引っ越し費用はもちろん、売却が完了するまでの仮住まいが必要になるケースもあります。
リースバックの場合は、そのまま自宅に住み続けられるので、上記のような諸費用がかかりません。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のメリット6.住宅ローンを返済中でもリースバックができる

一部条件がありますが、住宅ローンが残っている方でもリースバックは利用できます。
「完全に持ち家になっている場合でないとリースバックできない」と勘違いしている方も多いので、興味のある方はまず相談してみてはいかがでしょうか。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」でのトラブルや後悔を防ぐために!デメリット・注意点4選
ここまで、ハウス・リースバックのメリットをお話ししてきました。
続いて、ハウス・リースバックの4つのデメリット・注意点
- 任意売却を検討している場合は審査できない
- 利用にあたっては所定の事務手数料と別途登記等の費用が掛かる
- 借地上にある賃貸借契約付の物件に関しては不可
- 売却値が相場よりも安い可能性がある
についても、説明をしておきましょう。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のデメリット・注意点1.任意売却を検討している場合は審査できない

自宅のローンの支払いが難しくなった際に、債権者から許可をもらって不動産を売却する「任意売却」という方法があります。
リースバックを利用したい方の中には、自宅のローン支払いが難しくなった結果、リースバックを考えている方も多いのではないでしょうか。
ですが、ローンの支払いをすでに延滞しているようなケースでは、審査はおこなえません。
リースバック後の賃料支払いも難しくなる可能性が高いためです。
任意売却を検討中の方は注意してください。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のデメリット・注意点2.利用にあたっては所定の事務手数料と別途登記等の費用が掛かる

ハウス・リースバックを利用するにあたっては、手続きに伴う手数料や登記費用がかかります。
買い取ってもらった金額がそのまま手元に残るわけではないので、覚えておいてください。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のデメリット・注意点3.借地上にある賃貸借契約付の物件に関しては不可

賃貸借契約がついている物件に関しても、ハウス・リースバックでのリースバックは実施できないので注意しましょう。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」のデメリット・注意点4.売却値が相場より安い可能性

これはハウスドゥに限った話ではなく、リースバックの仕組みとして売却値が相場の7割前後になると考えた方がいいでしょう。
例えば相場が4,000万円の物件でもリースバックを利用すると、2,800万円前後になる可能性があります。
企業としても自由に不動産を売ることができず急に不動産価格が下がっても持ち続けないといけません。
リスクを抑えるために、どうしても安くなりやすくなってしまうことは覚えておきましょう。
1社だけでなく何社か査定すると、リースバック会社が売却値をどれぐらいで見積もっているかがわかります。
どうしても、まとまったお金が必要になったときの手段として必要なのか判断してください。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」を利用する手順を紹介
続いて、実際にハウス・リースバックを利用する場合の手順についても紹介しておきましょう。
- ハウス・リースバックの公式サイトにアクセスして電話・申し込みフォームのいずれかで問い合わせます
- 担当者が現在の状況などについてヒアリングしてくれます
- 専任の担当者とより詳細に打ち合わせします
- 不動産を訪問して査定します
- 査定後、買取金額と毎月の賃料が提示されます
- 買取金額・賃料に納得がいけば契約を結びます
以上が、実際に依頼をした際の具体的なステップです。
ハウス・リースバックにかかる期間は40日間ほど

ハウス・リースバックの手続きは、通常は40日間ほど、最短5日で現金化することもできます。
通常の不動産売却であれば3か月から1年ほどかかることが多いので、急ぎで現金が必要な方にとってのメリットは大きいです。
ハウスドゥ「ハウス・リースバック」を利用する際によくある質問に答えます
ここからは、ハウスドゥのハウス・リースバックについて、細かい質問に順番に答えていきましょう。
「ハウス・リースバック」が対応しているエリアは?全国で利用できるの?

ハウスドゥのハウス・リースバックは、都心部だけでなく、全国に対応しています。
「ハウス・リースバック」は生活保護でも利用できるの?

持ち家を持っている状態では、一般的に生活保護を受けることが難しいです。
ハウス・リースバックを実施して、持ち家から賃貸に移行することで、結果として生活保護を受けられるかもしれません。
ただし、リースバック後の賃料は相場より高くなりがちであるため、金額によってはより安い賃貸に引っ越しておく必要があります。
関連記事⇒リースバックで生活保護の申請ができる?手順や注意点をわかりやすく解説
「ハウス・リースバック」の売却時の相場(買取価格)はいくらくらい?

ハウス・リースバックというよりも、リースバック全般の相場は、通常の売却の60%〜80%程度と言われています。
通常の売却は3か月から1年程度時間がかかりますし、手間や負担も大きいです。
リースバックは、業者の買取金額に納得さえすれば数週間程度で現金化できます。
そのまま住み続けられるメリットもあるため、ある程度金額が下がってしまうのは仕方ないでしょう。
「ハウス・リースバック」で査定をしてもらう場合は無料で依頼可能?

ハウス・リースバックの査定は無料で依頼できます。
悩んでいる方は、まず見積もりだけ問い合わせてみるのもいいかもしれません。
リバースモーゲージとは何が違うの?

リバースモーゲージとは、自宅を担保に入れることで、まとまったお金を借り入れられる仕組みです。
リバースモーゲージは、利用時の使用用途に制限があったり、年齢制限があったりする場合もあるので、リースバックの方が比較的多くの方が利用しやすいサービスと言えるでしょう。
「ハウス・リースバック」は何年住める?家賃を払えば住み続けられる?

「ハウス・リースバック」では、リースバックのプランが複数用意されています。
「長期リースバック」のプランを選べば、賃貸契約の期間に制限がないため、家賃を払っている限り、何年でも住み続けることが可能です。
「ハウス・リースバック」は事業がうまくいかなかった人でも利用できる?

「ハウス・リースバック」は事業はうまくいかなくなってしまったという方でも利用可能です。
購入した家を手放したくないという方は、まずは無料の査定をしてもらってみてくださいね。
賃料を払えば今後も住み続けられる仕組みになっているので、相談してみると良いでしょう。
「ハウス・リースバック」は怪しい?安心して利用できる仕組みになっている?

結論として、「ハウス・リースバック」は怪しくありません。
利用者にとって嬉しいメリットが多いサービスと言えるでしょう。
再購入期限がないのでまたいつか購入したいという方も焦らず自分のタイミングで購入可能です。
区分マンションでも利用可能なので気になった方は無料査定をしてみてくださいね。
「ハウス・リースバック」の運営会社情報
最後に、ハウス・リースバックの運営会社である株式会社And Doホールディングスの会社情報を紹介しましょう。
株式会社And Doホールディングスは、株式会社ハウスドゥとして1991年に創業され、2015年に東証マザーズ(現:グロース)へ上場、翌2016年に東証一部(現:プライム)へ市場変更し、2022年に現在の社名に変更しています。
これまでのハウス・リースバックの累計契約件数は、2021年6月末時点で3,000件を超えているため、実績や信頼性は申し分ないでしょう。
リースバックだけでなく、「賃貸」「売買」「リフォーム」「新築住宅の設計・販売」など、幅広い事業を運営しています。
ハウス・リースバックのCMの男性は元プロ野球選手の古田敦也さんが出演

ハウス・リースバックのCMは、元プロ野球選手の古田さんがイメージキャラクターとして出演しています。
株式会社And Doホールディングスの店舗がある都道府県情報

株式会社And Doホールディングスは、ほぼすべての都道府県に店舗があり、リースバックも日本全国で対応しています。
具体的な店舗情報は、下記のリンクから確認できるので、参考にしてみてください。
ハウスドゥの店舗【ハウスドゥ.com】不動産や住宅購入など不動産売買に関する情報満載!
株式会社And Doホールディングスの会社概要
商号 | 株式会社And Doホールディングス |
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代表者 | 安藤 正弘 |
設立 | 2009年1月 (創業 1991年) |
資本金 | 33億7,645万円(2022年6月末時点) |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目8番1号 丸の内トラストタワーN館17F |
従業員数 | 825名(2022年6月末時点・グループ合計) |
まとめ
今回は、株式会社And Doホールディングスが運営する「ハウス・リースバック」について、詳しく解説をしてきました。
日々の生活資金や事業のための資金調達、子供や孫の大学進学の費用など、まとまった費用が必要になった方には有効な手段と言えるでしょう。
東証プライム上場企業の株式会社And Doホールディングス(ハウスドゥ)が運営していますから、安心感や信頼感も申し分ありません。
興味を持った方は、まずは気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
これから自宅をリースバックに出そうとしている人に、絶対知っておいて欲しいことがあります。
それは「絶対に1社にだけ価格査定の依頼を出してはいけない」ということです。
不動産の価格に決まった金額はなく、全く同じ不動産を査定してもらっても、不動産会社によって300万円以上査定額に差が生まれることがあります。
たまたま査定を依頼した会社の査定額が相場より安かった場合、本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放してしまうような可能性があるのです。
数百万円安売りして大損しないためにも、必ず複数社に査定を依頼するようにしてください。
「でも、リースバックに対応している会社を0から複数社探すのは面倒…」
と感じる人は、複数のリースバック会社から1分でまとめて見積もりが取れる一括査定サイト「家まもルーノ」が便利です。
一般的な不動産売却とは異なり、リースバックに対応している会社はとても少ないです。
そのため、「家まもルーノ」を活用して、一番良い条件で買ってくれる会社を比較することをおすすめします。
無料かつ1分で利用できて非常に簡単なので、少しの手間を惜しんで数百万円の大金をドブに捨てることにならないためにも、ぜひ活用してみてください。家まもルーノの公式サイトを見る