今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、中古マンション売買アプリ「カウル」を運営している株式会社Housmart様です。

希望に合う物件を探せるのはもちろん、物件の適正価格や将来売却する際の推定価格など、ビッグデータを利用した情報なども提供しているため、物件について客観的な判断ができます。

中古マンションの購入をお考えのすべての方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

会員数12万人突破の「カウル」の公式サイトはこちら⇒

株式会社Housmart様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社Housmart様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、カウルの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」

「カウル」は、会員制の中古マンション売買アプリです。

中古マンション購入・売却を検討している方が、希望条件に合う物件を探したり、物件の適正価格など、検討に必要な詳細データを調べたりできます。

気に入った物件があれば、アプリから見学予約を行うことも可能です。

Q2.「次にカウルをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」

不動産は、情報の不透明性や非対称性が高い業界です。

人生で最も高額な買い物であり、その後のライフスタイルを左右するにも関わらず、一般のお客様(エンドユーザー)が納得できるまで物件を自身で比較検討し、後悔しない購入を叶えるためのサービスや環境が整っているとは言えません。

「よりたくさんの物件の中から、最適な物件を見つけ出したい」「物件ごとの適正価格を知りたい」というお客様の要望に応えるために、「カウル」を開発しました。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際のカウルの強み・優位性を教えてください。」

中古マンションは、購入検討時に確認すべき情報が山ほどあります。カウルはそれらをまとめてひとつのアプリで見られるようにしています。

情報のこだわりポイントのひとつは、その精度です。

インターネットやアプリで物件を探す時に、自分の希望条件に当てはまる物件が何件もヒットしたと思ったら、それらが皆同じ物件だった…という経験をされたことはないでしょうか?

カウルでは、そうした物件情報の重複を、ひとつの物件情報として整理した上で提示しています。

また、情報の豊富さも大きな強みです。

カウルでは、売買事例や賃貸事例、新築時の分譲価格、最寄り駅、築年数、間取りなどのビッグデータを分析し、物件ごとの適正価格を算出しています。

35年後までの推定価格を見ることができる「カウル推定価格」や、賃貸と購入でどちらが得かを算出してくれる「カウル鑑定」など、資産価値をデータで可視化しました。

そのため、主観や噂ではなくファクトベースで「この物件を買っていいか?」をユーザー自身で判断することができます。

直近でも、ハザードマップをアプリ内で確認できるようにしたり、不動産営業担当者から希望条件にあった非公開物件情報が届くメッセージ機能を実装したりと、今も日々情報の精度・豊富さをアップデートし続けています。

Q4.「中古マンションに特化しているカウルですが、新築マンションではなく中古マンションを購入するメリットを教えていただけますか?」

新築マンションと中古マンションでのメリットとして、筆頭にあげられるのが価格ですが、それよりも大きいと考えるのが、その物件数の違いです。

首都圏(一都三県)において

  • 新築マンションの販売在庫数は、10月末時点で4,945戸(※1)
  • 中古マンションの数は40,300件 (※2)

つまり、中古マンションは約10倍の選択肢の幅があることになります。

新築マンションは非常に数が限られるため、エリアや間取り、学区など希望条件にピッタリくる物件を探したい場合、中古マンションから幅広く探す方が効率的であり、かつリーズナブルに理想の物件を見つけることが可能です。

ただ、直近では中古マンションの価格も上昇しているため、新築と中古を同時に比較検討する方が増えてきてはいます。

カウルでも、最近ではアプリ内で新築マンションのご紹介も始めています。

※1 首都圏新築分譲マンション市場動向(2022年10月度)
※2 Market Watchサマリーレポート <2022年10月度>

Q5.「現在、対象地域が首都圏に限られていますが、対象地域拡大の予定はありますか?」

将来的に視野に入れてはいますが、現時点では未定です。

「今の一都三県(一部エリアを除く)の対象地域外にも広げてほしい」というお声はいただいているので、ぜひ近い将来にお応えできればと思っています。

Q6.「中古マンション購入の検討をする際には、どのようなことに注目して選べば良いのでしょうか?チェックしておくべきポイントなどあれば教えてください。」

まず、将来的な資産価値に関わるチェック項目を確認する必要があります。

新築・中古問わず重要な、最寄駅やそこからの徒歩分数という要素はもちろんですが、中古マンション購入の場合、そこに築年数やマンションの管理状況などの諸要素のチェックも必要です。

マンション探しの際に注意する点や見学時にチェックすべきことについては、弊社のメディア『マンションジャーナル』で詳しく解説していますので、ご興味があればぜひご覧になってみてください。

【参考記事】

中古マンションの探し方のコツをプロがイチから解説

【保存版】中古マンション内覧の注意点を現役営業マンがまとめました!

Q7.「気になった物件があれば実際に見に行くことはできますか?また、担当者からはどのようなサポートが受けられますか?」

はい、可能です。

アプリから見学予約をすることができます。

アプリ上のメッセージ機能でやりとりができるので、電話が苦手な方でも安心してお使いいただけます。

また、不動産営業担当者から希望条件に合った非公開物件やお得なキャンペーン情報がメッセージで届く「非公開物件のご紹介」機能が新しく加わりました。

これは、中古マンションには、様々な理由からポータルサイトに掲載されておらず、不動産会社が独自で持っている物件情報というものが存在するという業界事情を受けたものです。

気になった物件はメッセージに返信することで、不動産会社の担当者と直接やりとりすることができます。

万が一、やりとりをやめたいと思った場合もブロック機能があるので、「営業電話が苦手…だけど物件情報はほしい」というお客様にも気軽に使っていただけると思います。

Q8.「会員数12万人を突破しているカウルですが、実際に利用された方からの感想や反響があれば教えてください。」

「過去の価格や推定価格がわかるのがとてもよい」「推定価格や過去の売買取引額の記載があるのはとても参考になります」など、やはり情報の密度に対する評価を多くいただきます。

また、中古マンション購入を考える時の「マストハブ」なサービスになりたいというのがありますので、「日頃大変重宝しています」というコメントをいただけたのは、とても嬉しかったですね。

Q9.「株式会社Housmartとしての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

私たちは、社として「住まい探しの満足度 No.1」を目標に掲げています。

カウルで不動産の透明性を、不動産仲介会社向けのSaaSサービス「PropoCloud」で営業品質を、それぞれ最高レベルまで高めることによって、それを成し遂げたいと考えています。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

中古マンション購入を少しでも考えたときは、ぜひカウルのことを思い出してダウンロードしてみてください。

もちろん、アプリの利用自体は無料です!

これからも住まい探しがより効率的に、より満足いくものに、そしてよりワクワクするような、新機能やサービス、コンテンツを順次リリースしていく予定です。

ぜひカウルの今後にご期待ください!

株式会社Housmartの会社情報

会社名 株式会社Housmart
所在地 東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント1F
代表取締役社長 針山 昌幸
公式サイトURL https://housmart.co.jp/

最後に

今回は、「カウル」を提供している株式会社Housmart様のインタビュー記事を紹介しました。

すでに12万人に支持されているサービスでありながら、ユーザー目線で日々アップデートを続けていく姿勢がとても魅力的ですね。

これからも多くの方をサポートしながら、中古マンション購入の「マストハブ」なサービスへと進化を続けてくれることでしょう。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからカウルの公式サイトをチェックしてみてください。

カウルの公式サイトはこちら⇒

株式会社Housmart様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!