所有の不動産の売却を満足して売却するには、信頼のある不動産会社、優秀な営業マンとの出会いが大事です。

全国展開している大手不動産会社の方が取引件数も多く、知名度も高いので早期売却できる可能性が高いので安心して自分の不動産を預けることができます。

今回は大手企業を中心としたおすすめ不動産売却会社を人気ランキング形式で紹介します。

ぜひ、参考にしてください!

不動産売却会社の選び方のポイント・注意点3選を紹介!

不動産売却会社を選ぶ際には、いかに早く、高値で売却してもらえるかが重要です。

その点、大手不動産会社の場合は、情報量も多く、知名度も高いので安心です。

大手と言っても、三井不動産リアルティグループや住友不動産販売といった財閥系、東急リバブルのような電鉄系、みずほ不動産販売や三菱UFJ不動産販売などの信託銀行系の不動産会社があります。

それぞれが持っている顧客層や得意とするエリア、物件も様々なので、高く売却してもらうためには、所有不動産にあった不動産会社を選ぶ必要があります。

又、大手は取引件数が多く優秀な営業マンが多いですが、必ず優秀な営業マンが担当してくれるとは限りませんので、面談の際の見極めが大事になります。

次は、不動産売却会社の選び方のポイント・注意点3選を紹介します。

2社〜3社は必ず訪問する

大手不動産会社の場合、コンプラアンスに厳しく、極端に高い査定を出して強引に契約するといったケースは少ないですが、それぞれ査定方法が異なるので査定金額には差が出ます。

その為、最低2社、出来れば3社程度は必ず訪問し、査定金額の比較をする必要があります。

査定金額が他社より極端に高い場合には特に注意が必要です。

営業マンがなぜ他社よりも査定金額が高いのか、直近の事例や近隣の他の物件の価格などきちんと根拠資料の提示をできない場合は査定金額の信ぴょう性が低いと判断し、契約は避けるべきです。

会社だけでなく営業マンも重視する

大手だから誰に担当してもらっても安心という訳ではありません。

大手と言っても成績を上げている経験豊富な営業マンもいれば、経験の浅い営業マンもいます。

大事な不動産を任せる訳ですから、皆さんも優秀な営業マンに担当してもらいたいと思うのは当然です。

そのため、面談の際には、営業マンがどの程度熱意を持って対応してくれるか、このエリアや物件の取引経験はあるかの聞き取りを行うことの方が重要です。

担当する営業マンの実力によって早期高値売却できるかは大きく変わります。

大手であれば、ある程度会社の看板で売却はできますが、担当してくれる営業マンが力を入れて販売活動してくれないと売れる物件も売れません。

不動産会社選びはもちろん重要ですが、営業マンに熱意はあるか、細目に提案した後に売るかなど、信頼のおける営業マンかどうかを判断することがより重要になります。

それぞれの不動産会社の特徴を把握する

大手不動産会社には、財閥系、電鉄系、信託銀行系の3つがあり、それぞれ特徴が違います。

財閥系には、三井不動産リアルティグループや住友不動産販売などがあります。

全国展開しており、地域密着で幅広い不動産の売買を行っています。

電鉄系には、東急リバブルや小田急不動産などがあります。

親会社の東急や小田急が沿線開発しており、特に自社の開発エリアは顧客も多く販売力があります。

信託銀行系には、三井住友トラスト不動産、三菱UFJ不動産販売、みずほ不動産販売があり、証券系の野村不動産なども入ります。

信託銀行からの紹介案件が多く、比較的一般の不動産の取引は少な目ですが、購入者が親会社の銀行のローンが組みやすいといったメリットがありますので、高額な物件の場合はおすすめです。

それぞれの特徴を把握し、どの系列の不動産会社に預けるのが良いかについても検討する必要があります。

不動産売却会社のおすすめ人気ランキング7選を徹底比較!【2022年最新】

大手不動産会社といっても、店舗数の多さ、得意なエリアや物件も違うので、どの不動産会社に依頼すれば良いかを悩む人も多いと思います。

それぞれの不動産売却会社の特徴を把握すれば、どの不動産売却会社に預ければ良いかを検討しやすくなります。

次は、不動産売却会社についてランキング形式で紹介します。

不動産売却会社おすすめ人気ランキング1.三井不動産リアルティグループ

三井不動産リアルティグループは、三井不動産の100%子会社で「三井のリハウス」「三井のリパーク」のブランドで展開している不動産売却会社です。

2019年は、取扱い高約1兆7,000億、取引件数41,533件と断トツで業界トップの実績を納めています。

取引件数については、1986年から2019年まで34年間ずっと全国トップというから驚きです。

査定についても相場を重視して極端に高い金額を提示することはなく、建物や設備チェックのサポートサービスや買取保証サービス(首都圏、関西圏、中部圏のみ)もあります。

コロナウィルスの影響もあり、面談せずに取引が行えるようにAI査定やWEB面談なども積極的に取り入れています。

三井不動産リアルティグループの会社概要の会社概要

運営会社

三井不動産リアルティ株式会社

設立日

1969年7月15日

資本金

200億円

従業員数

4,323名(単体)、5,231名(連結)(2020年4月1日時点)

本社所在地

東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 霞が関ビルディング 9階

不動産売却会社おすすめ人気ランキング2.住友不動産販売

住友不動産販売は、住友不動産のグループ会社で「住友の仲介STEP(ステップ)」のブランドを展開する不動産売却会社です。

住友グループは長らく大阪を拠点にしていたこともあり、関西圏ではトップの集客力、販売力です。

査定価格は、相場より少し高い提案が多く、自社の集客力、販売力を生かして高値での売却を目指すスタイルです。

営業力の高さが強みなので、一社に任せてとにかく高く売却してほしいという人におすすめです。

WEB売却面談にも対応しています。

住友不動産販売の会社概要

運営会社

住友不動産販売株式会社

設立日

1975年3月1日

資本金

2,970百万円(2020年4月1日時点)

従業員数

3,624名(2020年3月31日時点)

本社所在地

東京都新宿区西新宿2-4-1

不動産売却会社おすすめ人気ランキング3.東急リバブル

東急リバブルは、首都圏を中心に展開する東急不動産ホールディングスグループの不動産売却会社です。

グループ会社である東急電鉄が東京都区部の南西部から神奈川県東部に路線も持っており、特に東急沿線には自社開発物件も多く、顧客も多いので東急沿線エリアに物件を持っている場合は特におすすめです。

近年はCMにも力を入れており、関西圏にも力をいれています。

査定金額は相場並みですが、顧客目線のサービスが充実しているのが特徴です。

売却を依頼するとリバブルあんしん仲介保証を利用できますが、引渡し後に物件に不具合があった場合、最長2年間、最大500万円まで保証してくれます。

東急リバブルの会社概要

運営会社

東急リバブル株式会社

設立日

1972年3月10日

資本金

13億9630万円

従業員数

3,634名(連結3,779名)(2020年9月末時点)

本社所在地

東京都渋谷区道玄坂1丁目9番5号

不動産売却会社おすすめ人気ランキング4.野村不動産グループ

野村不動産グループは、持ち株会社である野村不動産ホールディングスの元でマンション開発などを手掛ける野村不動産が中心となって複数のグループ会社で形成されています。

不動産売却は野村不動産アーバンネットが「野村の仲介+」のブランドで展開しており、ノムコム.comというインターネットサイトを運営しています。

首都圏に強く、証券系ということもあるので、投資関連の顧客が多く、収益物件の売却を得意としています。

他の大手と比べると86店舗と店舗数は少ないですが、1件あたりの平均売却価格が8600万と高く、高額物件を売りたい人におすすめです。

野村不動産グループの会社概要

運営会社

野村不動産ホールディングス株式会社(Nomura Real Estate Holdings, Inc.)

設立日

2004年6月1日

資本金

1,178億2,218万50円(2020年3月31日時点)

従業員数

7,176名(2020年3月31日時点、連結ベース)

本社所在地

東京都新宿区西新宿一丁目26番2号

不動産売却会社おすすめ人気ランキング5.三井住友トラスト不動産

三井住友トラスト不動産は、不動産の売却だけでなく、資産運用や相続など信託系を得意とする三井住友信託銀行グループの不動産売却会社です。

戸建、マンションの仲介も行っていますが、信託系の不動産会社なので、土地の有効活用や相続、贈与の相談などコンサル的なフォローもしてくれます。

売却の際には、建物状況調査サービス、瑕疵保険サービスを自社で負担してくれるので、売主も買主も安心して取引が可能です。

三井住友トラスト不動産の会社概要

運営会社

三井住友トラスト不動産株式会社

設立日

1986年1月24日

資本金

3億円(授権資本金4億円)

従業員数

1,119名(2021年4月1日時点)

本社所在地

東京都千代田区神田錦町三丁目11番地1 NMF竹橋ビル

不動産売却会社おすすめ人気ランキング6.三菱UFJ不動産販売

三菱UFJ不動産販売は、年間220万人が訪れる不動産情報サイト「住まい1」‎を運営する三菱UFJフィナンシャルグループの不動産売却会社です。

親会社の三菱UFJ信託銀行からの信託業務と連携しての売買案件が多く、富裕層の住宅の売却や買換えなどがメインです。

そのため、店舗数は48店舗と少ないですが、1件あたりの平均売却価格が7450万と高く、広い土地や事業用など高額帯の物件の売却を依頼したい人におすすめです。

三菱UFJ不動産販売の会社概要

運営会社

三菱UFJ不動産販売株式会社

設立日

1988年6月14日

資本金

3億円

従業員数

1,042人(2021年3月31日時点)

本社所在地

東京都千代田区神田神保町2-1 岩波神保町ビル

不動産売却会社おすすめ人気ランキング7.みずほ不動産販売

みずほ不動産販売は、不動産の売買だけでなく、相続や事業継承などコンサルティングに強みを持つ、みずほフィナンシャルグループの不動産売却会社です。

営業社員は、不動産仲介営業経験年数約11年、宅建主任者は651人(2020年10月7日時点)と経験や知識も豊富です。

売主、買主とも使える建物状況調査サービスや敷地調査サービス、瑕疵保険、住宅設備修理サポートなど各種サービスも充実しています。

みずほ不動産販売の会社概要

運営会社

みずほ不動産販売株式会社

設立日

1986年7月

資本金

15億円

従業員数

912名(2020年4月1日時点)

本社所在地

東京都中央区日本橋1–3–13 東京建物日本橋ビル

不動産売却会社おすすめランキング7選を表で徹底比較!(2020年12月末データ)

※表は横にスライドできるので、参考にしてください。

会社名

三井不動産リアルティグループ

住友不動産販売

東急リバブル

野村不動産グループ

三井住友トラスト不動産

三菱UFJ不動産販売

みずほ不動産販

店舗数

285

270

182

86

72

48

42

取引件数

41,533

37,643

25,570

8,922

7,935

5,569

4,125

1件あたりの売却価格

4,110万

3,253万

4,871万

8,600万

6,354万

7,450万

9,321万

AI査定

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WEB面談

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まとめ

不動産の売却では、自分の物件を高く売却してくれる不動産売却会社と優秀な営業マンと契約できるかです。

それぞれの不動産売却会社によって得意なエリアや物件があるので、それぞれの特徴を理解し、自分の売却したい不動産ならどの不動産売却会社が適しているかを検討する必要があります。

又、不動産売却会社は良くても、担当者が頼りないと売却は上手くいきません。

面談時に営業マンにヒアリングを行い、営業マンを見極めた上で、総合的に判断してどの不動産会社と契約をするかを決めましょう。