今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、オフィスの居抜き物件を検索・登録できる「ハイッテ」を運営する株式会社IPPOの代表取締役社長・関口秀人様です。

掲載されているのは厳選された250以上の居抜き物件で、家具や什器も含めた現状が詳しく掲載されているため、入居した時のイメージがつかみやすくなっています。

居抜きで移転したい方にも、入居したい方にも、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

オフィスの居抜き物件を検索・登録できる「ハイッテ」の公式サイトはこちら⇒

株式会社IPPO様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社IPPO様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず最初に、ハイッテの概要について簡単に教えていただけますか?」

オフィスの居抜き物件を検索・登録できるサービスです。

居抜きにて入居可能なオフィスを掲載しており、現在までに250以上もの物件を掲載しています。

居抜きオフィスならではの、すでに造作されている設備が詳しく分かるのはもちろん、居抜きで入居・退去する際の注意点や、実際に居抜きで入居された企業のオフィスストーリーなども掲載しています。

Q2.「株式会社IPPO様は設立から3年ほどと比較的新しい企業ですが、ハイッテをスタートしたきっかけ・経緯は何ですか?」

今までの物件検討では、2次元の文字情報や写真だけで判断せざるを得ない部分が大半でした。

テナントさんの現状を伝えることで、物件をより空間として、3次元で捉えられるようにして、物件検討の質を高めていこうと考えたのがきっかけです。

また、我々はもともとスタートアップのお客様を手がけていたので、「短期間で移転してしまうと、そのたびに原状回復をしなくてはならず、費用や環境的にもったいない」と感じたことも一つです。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。紹介されている居抜きオフィスはオシャレな空間設計になっていますし、家具などが並んでいる物件も多いです。実際に写真のまま、家具も使うことができますか?」

物件によって異なります。

什器が設置された状態で引渡しになる場合もありますし、前入居企業との交渉や契約の必要もありますので、その都度お問い合わせいただければと思います。

Q4.「居抜きで借りた場合、壁紙を変えるなどどれくらい手を加えられますか?その場合退去の時はどうすればよいですか?」

居抜きの場合は、前テナントの原状回復義務を継承するので、退去する際は、前テナントが入居するときの状態(通常は、壁がなくタイルカーペットが引かれた状態)に戻していただく形になります。

また、居抜きで入居する方は、クロスの張り替えやタイルカーペットの張り替えなどで坪2000~坪3000円程度のコストをかけて綺麗にされたり、新規内装を施すことが多いです。

Q5.「家賃ではなく幅のある坪単価と坪数が記載されていると思います。実際の家賃はどのように決まりますか?」

貸主との交渉で決まります。

提示金額は参考金額として捉えていただければと思います。

もちろん、ここからフリーレント(賃料免除期間)の獲得などを交渉するのが我々の仕事です。

Q6.「スタートアップとベンチャーに特化しているとあります。特別な思いや理由があるのですか?また全国で活用することはできますか?」

スタートアップが面白いからです。

「一人の社長の想いから始まった会社が組織になる過程をサポートする」というのは、これ以上のやりがいはないですね。

とは言え、お陰様で繋がりも増えてきていて、大型案件含めて対応は可能です。

ハイッテに関しては今は東京都内が中心となっていますが、ゆくゆくは全国の居抜きオフィスを掲載していきたいと思っています。

Q7.「契約した場合の仲介手数料を教えてください」

原則、仲介手数料は1ヶ月分です。

ただ弊社の場合は、契約時にお客様満足度で金額を決めていただくスタイルを取っております。

居抜き以外の時でも上記は同じとなります。

Q8.「同業他社の居抜き仲介サービスと比べてハイッテの強みや独自性を教えて下さい」

弊社はビルオーナーとの繋がりが強いので、他社では公開されていない物件が多数掲載されています。

また、弊社の強みの一つであるスタートアップ・ベンチャー企業向けの物件も多く、企業の成長度合いや計画に合わせたご提案が可能です。

Q9.「具体的な株式会社 IPPOの将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

不動産業界の商慣習を再定義し、「これからのあたりまえを創る」というミッションのもと、事業用不動産領域における不透明な部分を少しでも解消できるように日々サービスを向上させていきます。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

IPPOはオフィス仲介事業を軸とし、創業初期のスタートアップ支援の取り組みとしてVCと提携したオフィス移転成約時特典サービス「VCパッケージ」、居抜きオフィス情報メディア「ハイッテ」などを運営しています。

渋谷区に本拠地を構えるフットボールクラブ「Shibuya City FC」様と一緒に、同じく渋谷区にオフィスを構えるスタートアップ企業のフットサル大会を行っています。

毎回大変盛り上がっているので、コロナが収束したらまた開催する予定です。

また、ビルオーナーとの繋がりが強く、オフィスプロデュースも行っています。

オフィスに関するご相談やお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください!

Twitterをやっているので、是非フォローしてください!

株式会社IPPOの会社情報

会社名 株式会社IPPO
所在地 東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル2F
代表取締役社長 関口秀人
公式サイトURL https://ippooffice.co.jp/

最後に

今回は、「ハイッテ」を提供している株式会社IPPO様のインタビュー記事を紹介しました。

「スタートアップが面白いから」と断言し、顧客の想いを形にするためのサービスを提供する姿勢が非常に印象的でした。

これからもさまざまなサービスで、スタートアップやベンチャーを強力にバックアップしてくれることでしょう。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからハイッテの公式サイトをチェックしてみてください。

ハイッテの公式サイトはこちら⇒

株式会社IPPO様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!