家を借りるときには、必ず不動産会社と契約を結びます。
不動産会社のオフィスを訪れ、担当者の説明を受けた後に、何枚もの書類にサインをした経験がある方も多いでしょう。
重要な続きではあるのですが、正直手間がかかりますし、面倒に感じた方も少なくないのではないでしょうか。
また、借り主側だけでなく、不動産会社としても手間や負担が大きいものです。
そこでぜひ知ってほしいサービスが、不動産の手続きを電子化できるサービス「キマRoom! Sign」。
キマRoom! Signを活用すれば、スマートフォンで申し込みや契約ができるため、不動産会社に出向く必要がありません。
今回は、不動産会社の担当者も、不動産の借主も負担が減る「キマRoom! Sign」のサービスについて、詳しく紹介してきます。

不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
目次
キマRoom! Sign(キマルームサイン)の特徴・メリット
最初に、キマRoom! Signの特徴やメリットについて、詳しく紹介していきます。
立場によってメリットは異なるため
- 不動産の借主のメリット
- 仲介会社のメリット
- 管理会社のメリット
に分けてそれぞれ説明していきます。
1.不動産の借主のメリット
まずは、不動産を借りる人側のメリット2つを紹介します。
不動産の借主のメリット1.何度も書類にサインをする必要がない
入居申込書に記入した情報を、家賃保証申込書等の他の書類にもそのまま転記できるので、住所や氏名などの情報を何度も書く必要がありません。
不動産の借主のメリット2.不動産会社に訪れなくても、重要事項説明を受けられる
これまで賃貸借契約時には、宅地建物取引士による重要事項の説明を対面で受けることが義務付けられていました。
しかし2017年10月の宅地建物取引業法改正以降、オンラインの非対面でも重要事項の説明をすることが可能になりました。(IT重説)
キマRoom! SignはIT重説の機能を取り入れているため、わざわざ予定を空けて不動産会社のオフィスまで移動する手間がありません。
2.仲介会社のメリット
続いては、仲介会社側のメリットについても紹介します。
仲介会社のメリット1.対応時間が短くて済む
借り主が複数の書類に何度もサインしたり、個人所法を記入したりする必要が無いため、接客の対応時間を削減できます。
仲介会社のメリット2.アンケートをデータ化することで情報が管理しやすくなる
契約時に借主に記入してもらうアンケートもデータ化できるので、オンラインベースでの詳細な顧客分析が可能になります。
3.管理会社のメリット
書類の情報をPCに入力する手間がない
借り主が手書きで書いた情報はすでにデータ化されているので、PCにわざわざ打ち込む手間がかかりません。
キマRoom! Sign(キマルームサイン)のネット上の評判・口コミ
続いて、リアルな意見が飛び交うTwitterから、キマRoom! Signの口コミや評判についても紹介していきます。
システム連携が肝ってことは基幹システムですな。電子化されたら貸す方・借りる方楽チンよね~
入居申込から契約まで完結、不動産業務基盤「キマRoom! Sign」にIT重説・電子契約の新機能https://t.co/p0jM3N9lXP#キマRoomSign #セイルボート pic.twitter.com/7sC6y7GUlr
— ワークスピーディー (@workspeedy) November 27, 2018
可能性がありそう。 「電子化とは単に紙をデータに置き換えるということではなく、システム連携があってこそ」この動機があればこそ! / 入居申込から契約まで完結、不動産業務基盤「キマRoom! Sign」にIT重説・電子契約の新機能 https://t.co/0zAvwX384L
— さんぺい®︎ (@sanpei1978) December 22, 2018
業界特化の電子契約のサービスは今後はどんどん出てきそう。
入居申込から契約まで完結、不動産業務基盤「キマRoom! Sign」にIT重説・電子契約の新機能 | TechCrunch Japan https://t.co/bSOtOXugM7 @jptechcrunchさんから
— 山本俊@AI弁護士 (@gvashunyamamoto) November 27, 2018
広島!!!アツい。広島のスタートアップ増えてほしいなー>入居申込から契約まで完結、不動産業務基盤「キマRoom! Sign」にIT重説・電子契約の新機能 | TechCrunch Japan https://t.co/U8ZouSaFv1 @jptechcrunchさんから
— masumi ohsaki / フリーライター (@masumi_o) November 27, 2018
キマRoom! Signに対して、とても期待感をもってツイートをしている方が多かったです。
多くの方が非効率だと考えていた領域であるため、共感者も多いのも頷けますね。
キマRoom! Sign(キマルームサイン)の申し込み方法
ここからは、実際にキマRoom! Signを導入する際の申込方法について説明をしておきましょう。
キマRoom! Signの申込方法
キマRoom! Signを利用したい人は、「電話」もしくは「Web」での申し込みの2パターンがあります。
電話の場合は、受付時間は平日の9:00~18:00となっています。
電話番号:03-5361-7261
Webでの申し込みの場合は、キマRoom! Sign公式サイトの「お問い合わせ」から、会社情報を入力すればOKです。
キマRoom! Sign(キマルームサイン)を運営している「株式会社セイルボート」の会社情報
最後に、キマRoom! Signの運営会社「株式会社セイルボート」について簡単に紹介します。
代表の西野量さんは、関西大学を卒業後にオリックスグループの不動産関連のベンチャー企業に就職、その後リクルートに入社。
6年の在籍期間を経て、株式会社セイルボートを設立されました。
比較的新しい会社でありながら、広島、東京にオフィスを構えています。
株式会社セイルボートの会社概要
社名 株式会社 セイルボート 本社 〒730-0031
広島県広島市中区紙屋町2-1-22 広島興銀ビル8F
Tel 082-504-6311 Fax 082-504-6312東京本部 〒160-0022
東京都新宿区新宿5-16-15 新宿花園MJビル3F
Tel 03-5361-7261 Fax 03-5361-7262設立 2010年12月 資本金 140,375千円 代表 西野 量
まとめ
今回の記事では、不動産賃貸領域の手続きを電子化できる画期的なサービス、キマRoom! Signについて紹介してきました。
キマRoom! Signは不動産賃貸の仲介会社、管理会社、借主等、賃貸に関わるすべての人に効率化をもたらします。
書類ベースでやり取りをしている会社と比べれば、業務効率に大きな違いが出るでしょう。
人手不足や会社の売り上げ・業績アップに悩んでいる不動産会社の方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか?