今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、コワーキングスペース付きシェアレジデンス「LivingAnywhere Commons」を運営している株式会社LIFULL様です。

「自分らしくを、もっと自由に」をテーマに、場所に縛られないライフスタイル「LivingAnywhere」の実践を目指しており、メンバーや地域とのコラボレーションも促進しています。

オフグリッド生活やワーケーションに興味をお持ちの方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

どこでも自由に暮らせる社会を創る「LivingAnywhere Commons」の公式サイトはこちら⇒

株式会社LIFULL様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社LIFULL様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、LivingAnywhere Commonsの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」

月額27,500円(税込)※で使える、コワーキングスペース付きシェアレジデンスです。

2021年11月時点、19都道府県27拠点を展開しています。

各拠点にコミュニティマネージャーが在籍し、地域との交流を促進。

メンバーとなることで、全国の拠点を好きな時に利用し、コミュニティに参加することができます。

LivingAnywhere Commonsは、「自分らしくを、もっと自由に」をテーマに、自宅やオフィス等、場所に縛られないライフスタイル「LivingAnywhere」 を共に実践することを目指します。

※月額プランの他に都度払い、回数券払いのご用意がございます。

Q2.「次にLivingAnywhere Commonsをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」

2017年5月に一般社団法人LivingAnywhereを立ち上げたことからはじまります。

LivingAnywhereは、「自分らしく、をもっと自由に」をコンセプトに、どこでも自由に暮らせる社会の仕組み化の実現を目指し立ち上げられました。

私たちの生活を、社会インフラや定住など多くの制約からの解放(オフグリッド化)することを通じて、社会課題を解決したいと考えています。

その思いを継承し、事業として社会的価値を創出するために、LivingAnywhere Commonsがスタートしました。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。類似サービスと比較した際のLivingAnywhere Commonsの強み・優位性を教えてください。」

メンバー同士、あるいはメンバーと地域プレーヤーとの出会いやコラボレーションを重要視しています。

立ち上げ当初から、多くの自治体と連携して、遊休施設の活用・空き家活用のプロデュースも行って来ました。

地域との交流や企画立ち上げなど、共創を通じたコミュニティを創り上げていることも強みではないでしょうか。

また、LivingAnywhere Commonsは、ワーケーション施設が類似サービスのひとつに挙げられます。

ワーケーションとは「Work+Vacation」の略ですが、LivingAnywhere Commonsでは、ワーケーションを「Work+Co-creation」と捉え、交流を通じて事業開発、人材開発につなげていきたいと考えています。

Q4.「LivingAnywhere Commonsを利用する前と後では、具体的に利用者にどのような変化が起こるとお考えでしょうか?」

利用者から「LivingAnywhere Commonsは、おかえり・ただいまが言える場所」という声があります。

LivingAnywhere Commonsは、一般的なワーケーション施設や宿泊施設ではありません。

交流促進役を担うコミュニティマネージャーがおり、利用者の希望に応じて利用者同士や地域の方を繋いでいます。

利用のきっかけは「旅行で」「ワーケーションで」「紹介」など様々ですが、新しい出会いや環境を通じて刺激的な滞在をしていただけると考えています。

Q5.「特にこういった人に活用して欲しいといった、LivingAnywhere Commonsがイメージしている利用者像はありますか?」

特にそのようなものはありません。

コミュニティに触れ、技術やアイデアの共創や、自宅やオフィスにしばられないオフグリッド生活を体感することを通じて、LivingAnywhere Commonsのコンセプトである「自分らしくを、もっと自由に」を、一人でも多くの方に実践していただきたいと考えています。

Q6.「LivingAnywhere Commonsをすでに利用している人達は、どういった属性・背景を持った人が多いですか?」

利用者の7割が20-30代となっており、職種はフリーランス、起業家、サラリーマンなど様々です。

利用者の大多数は、LivingAnywhere Commonsの拠点のある地域ともともと縁がない方がほとんどですが、地域住民や利用者同士の交流を求めている方も多いように感じます。

地域拠点で法人設立がすでに3件発生しており、オンラインコミュニティで様々な企画が立ち上がっていることにもつながっています。

Q7.「LivingAnywhere Commonsの将来的な目標や方針(拠点の数や、利用者の人数、プロジェクトの数など)があれば教えていただけますか?」

拠点数は、2023年度には100拠点まで拡大を目標にしております。

Q8.「LivingAnywhere Commonsの現状と理想の乖離を踏まえた際に、課題に感じているポイントなどはありますか?」

コロナ禍でテレワークが進んだことから利用者が増え、LivingAnywhere Commonsの理念や世界観がより社会的にも共感されてると実感しております。

しかしながら、目指す世界観を達成するために、活動の認知・拠点数の拡大などさらに推し進めていきます。

Q9.「LivingAnywhere Commonsを広めていくことで、最終的に一番目指したい理想の状態や世界観について教えて下さい。」

「LivingAnywhere Commons」は、「自分らしくを、もっと自由に」をテーマに、自宅やオフィス等、場所に縛られないライフスタイル「LivingAnywhere」を実践することを目指しています。

一人でも多くの人が、現状の制約から解放されることを通じて自分らしく豊かに生きられる社会を創りたいと考えています。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

LivingAnywhere Commonsのメンバーになることで、日本各地に設置したLivingAnywhere Commonsの拠点の共有者となることができます。

仲間たちと共生しながら、自宅やオフィスにしばられないオフグリッド生活を体感、理想のLivingAnywhereを実現するための技術やアイデアを共創していく、刺激に満ちた環境に身を置くことが可能です。

ぜひ一度訪れてみてください。

株式会社LIFULLの会社情報

会社名 株式会社LIFULL
所在地 東京都千代田区麹町1-4-4
代表取締役社長 井上 高志
公式サイトURL https://lifull.com/

最後に

今回は、「LivingAnywhere Commons」を提供している株式会社LIFULL様のインタビュー記事を紹介しました。

ハード面だけなく、メンバーや地域とのコラボレーションを促すなど、ソフト面にもこだわって「自分らしくを、もっと自由に」を推し進める姿勢がとても印象的でした。

今後もさらに拠点を拡大しながら、多くの人を制約から解放し、生活を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからLivingAnywhere Commonsの公式サイトをチェックしてみてください。

LivingAnywhere Commonsの公式サイトはこちら⇒

株式会社LIFULL様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!