「ミカエルのVR内覧を導入すると、専任が取れて成約率もアップするって本当?」
コロナ禍の外出制限でVR内覧が一気に広がりましたが、ミカエルが他のVR内覧サービスと比べ、どこが優れているのか疑問に感じる不動産会社は多いです。
「案内革命〜ミカエル」は、家を買う・借りるお客様の立場に、より一層寄り添った物件案内が可能になるようにと、2020年11月よりスタートしたサービスです。
2021年1月時点で約230事業所が導入、平均20%(運営会社調べ)の売上増に貢献しています。
内覧時、単純にお客様に立ち会うだけではなく、仲介担当者が一手間かけることで、その後のお客様の検討がよりスムーズになります。
他のVR動画作成サービスと違い、ミカエルでは専任媒介を受託するための「営業トーク」やお客様の成約率を高めるためのVR写真の撮影方法など、スタッフの研修を受けることが特徴です。
専任も取れて成約率も向上すると言われている魅力的なサービスですが、その理由については公開されていない為、導入前にしっかり検証する必要があります。
そのため、この記事ではミカエルのメリットや注意点など、詳しく説明していきます。

不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
目次
ミカエルの評判・口コミは?実際に導入した企業の声を紹介!
お客様が帰宅後、好きなタイミングで気に入った物件を何度でも納得いくまで見返すことができる便利なサービスで、顧客満足度向上のため導入する仲介会社は増加しています。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介していくので参考にしてみてください。
ミカエルの良い評判・口コミ
まずは、ミカエルの良い評判・口コミを紹介していきます。



ミカエルの悪い評判・口コミ
次に、ミカエルの悪い評判・口コミを紹介します。



ミカエルの強み・メリット3選
ミカエルの強み・メリットである、
- 驚きのVR作成スピード
- 充実の研修制度
- 専任媒介が獲得しやすい
について紹介していきます。
ミカエルの強み・メリット1.驚きのVR作成スピード
一般的なVR内覧は、撮影・編集・投稿に関し一定のスキルと時間が必要なので、広告宣伝費が十分に使える新築分譲案件などに採用されています。
逆にいうと、あまりコストや時間をかけることのできない中古案件や賃貸案件でVR内覧を採用するのは稀です。
そんな中、ミカエルは少しの練習で誰でも10ヶ所の撮影・編集が5分以内で完成します。
つまり、お客様が内覧している間に撮影・編集して、内覧後直ぐにお客様にVR画像をお送りすることが可能です。
客付業者も活用することができ、今までVR内覧を経験したことのない客層までご利用頂けるので、他の仲介会社との差別化を図ることができます。
ミカエルの強み・メリット2.充実の研修制度
ミカエルの開発には、運営会社のスタッフが不動産会社の実際の案内に100回以上立ち会い、試行錯誤の上に培ったノウハウが活かされています。
単なる撮影・編集の操作方法だけではなく、内覧時のお客様との接し方やVR内覧のより有効なセールス方法等に関し、ミカエルのスタッフが研修を実施します。
ミカエルの強み・メリット3.専任媒介が獲得しやすい
仲介会社としては、元付業者となった方が仲介手数料を獲得しやすいので、元付業者として活動できる「専任媒介契約」の獲得を目指します。
元付業者は物件の管理会社が行うこともありますが、売却価格や賃料を高く査定した仲介会社に任されることも多いです。
ただし、闇雲に価格や賃料を高く設定すると実際成約しなかった時に問題になるため、合理的な価格や賃料を設定した上で仲介活動方法も同時に提示するのが有効となります。
その仲介活動方法の提案には、ミカエルのVR内覧は非常に強みです。
特に、同じ程度の価格や家賃を提示している仲介会社が複数あった場合には、より成約率が高くなるVR内覧を付加している仲介会社が選定される傾向があります。
ミカエルの注意点・デメリット3選
次に、ミカエルの注意点・デメリットである、
- 類似サービスが乱立
- カメラの対応機種が限られる
- VR内覧はもう目新しくはない
について紹介していきます。
ミカエルの注意点・デメリット1.類似サービスが乱立
検索エンジンで「VR内覧」と検索すると、10を超えるサービスがヒットします。
主なサービスとしては、VRカメラメーカーのリコーが提供している「THETA360.biz」や「デジタルツイン不動産」、その名の通り「VR内覧」など一見して違いが分かりません。
ミカエル同様、5分でVRコンテンツを作成できるサービスもあるため、あとはコストと実績を比較して導入するサービスを決める必要があります。
ミカエルの注意点・デメリット2.カメラの対応機種が限られる
ミカエルでは、リコーのVRカメラの「THETA V」を推奨しています。
フラッグシップモデルである「THETA Z1」を除けば、THETAシリーズの最新機種となります。
人気機種なので、2021年12月時点ではリコー公式販売サイトでは売切れとなっており、購入できるかは量販店での在庫次第です。
一部古い機種ではミカエルを使えないので、事前にスタッフに相談するなど、十分に注意してください。
ミカエルの注意点・デメリット3.VR内覧はもう目新しくはない
コロナ禍で一気に広がったVR内覧ですので、次々新しいサービスがリリースされています。
最近では高価なVRカメラではなく、スマホの内蔵カメラでVR撮影できるアプリも数多く登場していて、まだまだ進化する業界と言えます。
VRカメラやアプリの進化と同時に、VR内覧に対応している物件も飛躍的に増えているので、ミカエルのサービスの「新規性」がいつまでお客様に支持されるかは不透明です。
ミカエルの料金プラン・支払い方法
ここからは詳細の料金プランの説明です。
ミカエルには定まった料金プランはありません。
物件数やID数に応じて、運営会社が初期費用と月額費用をそれぞれ見積ります。
初期費用 | (個別見積り) |
月額費用 | (個別見積り) |
見積り対応は、基本的にはメールと電話でのやり取りですが、Zoom対面での説明・相談も可能となっています。
ミカエルを利用するまでの流れ
ミカエルを利用するまでの流れ、
- お問合せ・無料相談
- 導入・研修
- 実践・成約率UP
について3つのステップで説明していきます。
1.お問合せ・無料相談
ミカエルのホームページ上部にある「お問合せ」ボタンを押して、氏名・メールアドレス・電話番号・お問合わせ内容を記載し送信します。
または、平日の9:30〜18:30であれば電話でも問合せ可能です。
その後担当者よりZoom面談の案内があるので、アポイントを調整します。
Zoom面談は当然無料で、30〜40分程度でミカエルの説明や費用の説明を受けてください。
2.導入・研修
申し込みから最短2日でミカエルが使えるようになりますが、ミカエルの特徴はユーザーが使用する前に、ミカエルのスタップによる研修があることです。
研修内容は、ミカエルの活用方法・営業トーク・VRの撮影や編集方法で、ミカエルのスタップが丁寧に教えてくれます。
3.実践・成約率アップ
研修後、2件程度の物件を撮影練習すれば直ぐに実践で利用できるようになります。
研修で学んだ営業トークも活用することで、ミカエルを実践してから2週間程度で成約率アップを実感することが可能です。
ミカエルは「専任媒介を狙う仲介会社」におすすめ!
ミカエルは不動産仲介営業を熟知した運営会社によって開発されたサービスで、VR内覧ツールの提供だけでなく、ミカエルを活用した専任媒介の獲得方法までレクチャーするサービスです。
不動産業界には色々と便利なITツールが多く登場していますが、仲介の世界は結局「人」です。
不動産テックを梃子に、人間力で専任媒介を獲得したい仲介会社には、ミカエルは非常に有効なサービスではないでしょうか。
ミカエルの運営会社情報
ミカエルを扱っている会社のご紹介です。
AR株式会社の会社概要
AR株式会社の詳細情報は以下の通りです。
名称 | AR株式会社 |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区淡路町3-5-13創建御堂筋ビル7階 |
代表取締役 | 西村 剛 |
設立年月 | 2016年12月 |
資本金 | 50,000,000円 |
事業内容 | AR(拡張現実)アプリ企画&開発 VR(バーチャルリアルティ)アプリ企画&開発 RPA(ロボティックスプロセスオートメーション)システム企画&開発 |
まとめ
ミカエルは不動産会社の成約率アップに貢献するVR内覧ツールで、単なる機能提供に留まらず、経営支援のサポートまで提供してくれる奥の深いサービスです。
ミカエルの3つのポイントをまとめてみました。
- 驚きのVR作成スピード
- 充実の研修制度
- 専任媒介が獲得しやすい
競合の仲介会社に先を越されないためにも、まずはミカエルのスタッフによる「無料Zoom面談」を受けてみてはいかがでしょうか。