投資家歴10年の個人投資家。ベンチャー企業の役員も務める。慶應義塾大学在学中に株式投資を始め、米国から新興国まで含んだ世界中の株式投資、債券、不動産、コモディティまで幅広く運用中。
2014年から不動産中古ワンルームマンション投資、2017年からロボ投資、2018年からソーシャルレンディング、不動産投資クラウドファンディングも開始し、現在も継続中。
少額から始められて、オンラインで完結する不動産小口化商品として「みんなで大家さん」が注目されていますよね。
CMや広告でも有名ですし、実は14年間続いているサービスです。
ここではみんなで大家さんの実績について、「元本割れがあるのか」「運営会社は信頼できるのか」なども含めて調べたいと思います。
投資を検討中の方はぜひ参考にして下さい。
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目次
みんなで大家さんの実績
みんなで大家さんの実績を、公式だけではなく出資者からの情報も調べた上でご紹介します。
みんなで大家さんの実績には以下があります。
- 14年以上の運用実績
- 元本割れが一度もない
- 高い利回り(6-7%)のファンドを長年運用
- 運営会社と販売会社が実績豊富
それぞれ詳しく解説していきましょう。
みんなで大家さんの実績1. 14年以上の運用実績
みんなで大家さんは、サービス開始から14年間の実績があります。
運用ファンドはすでに64号まで出ており、6-7%の高金利が特徴です。
類似した投資商品である不動産投資クラウドファンディングの平均金利が3-4%という点を考えても、非常に高い金利と言えるでしょう。
みんなで大家さんの実績2.元本割れが一度もない
みんなで大家さんはサービス開始から14年間で一度も元本割れがないと公表しています。
公式だけではなく実際に投資していると思われる方のブログなども確認しましたが、「損をした」という方は一人も見つけられませんでした。
2012年頃に返金が遅れたことはあったようですが、元本割れが一度もないという実績は本当だと思われます。
みんなで大家さんの実績3.高い利回り(6-7%)のファンドを長年運用
みんなで大家さんは、6%や7%などの高い利回りのファンドを長年運用してきました。
実績のない投資サービスでは、客寄せのために高い予定利回りを提示することも多いですが、実際の運用は予定利回りに満たないというリスクもありますよね。
一方でみんなで大家さんの場合は、すでに10年以上前から高い利回りを提示し、かつそれを実現してきた紛れもない事実があります。
2か月に1回分配金が投資家に振り込まれますので、「儲かっている」という評判や口コミは、何年も前から無数に見つけられます。
みんなで大家さんでは、実際に利益を生み出してきた確かな実績があると言えるでしょう。
みんなで大家さんの実績4.運営会社と販売会社が実績豊富
みんなで大家さんは不動産小口化商品となるため、不動産特定共同事業許可という厳しい基準の資格が必要です。
みんなで大家さんは、運営会社と販売会社の両方でこの資格を得ています。
また、この2社が属している「共生バンクグループ」では、他にも10社近い企業を経営しています。
実績豊富で安定性もある会社が運営していると言えるでしょう。
みんなで大家さんの運営会社情報
会社名 | 都市綜研インベストファンド株式会社 |
本社所在地 | 大阪府大阪市北区堂島1-1-5 ザイマックス梅田新道ビル12階 |
代表 | 栁瀨 健一 |
資本金 | 29億2330万9139円 |
許認可 | 宅地建物取引業 大阪府知事(3)第54991号 不動産特定共同事業 大阪府知事 第8号 |
設立 | 1999年8月 |
みんなで大家さんの販売会社情報
会社名 | みんなで大家さん販売株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区麹町5丁目3番地 第7秋山ビルディング5階 |
大阪支店 | 大阪府大阪市北区堂島1-1-5 ザイマックス梅田新道ビル12階 |
代表 | 栁瀨 健一 |
資本金 | 1億円 |
許認可 | 宅地建物取引業免許 国土交通大臣(4)第6254号 不動産特定共同事業許可 東京都知事第76号 |
社員数 | 56名(2021年4月時点) |
みんなで大家さんの運営会社の実績は?厳しい許可を満たしている?
みんなで大家さんの運営会社と販売会社の信頼性を気にする方も多いかもしれません。
すでに14年以上の運用実績があることも大きな信頼となりますが、不動産小口化商品を扱うための「不動産特定共同事業許可」も安全性を高めると言えるでしょう。
不動産特定共同事業許可を取得するための基準は非常に厳しいです。
類似している金融商品であるソーシャルレンディングを扱うためには、資本金1千万円以上が必要な「第二種金融商品取引業」の許可が必要で、審査には短くても1年ほどかかります。
証券会社には、その第二種よりも厳しい「第一種金融商品取引業」の許可が必要で、資本金5千万円以上などが必要です。
みんなで大家さんの不動産小口化商品を扱うには、第一種金融商品取引業よりも厳しい条件が設けられた不動産特定共同事業許可が必要となり、資本金が1億円以上かつ純資本の金額が資本または出資額の9割を越えているなど、さらに難しくなります。
許可を得ている企業が県に1社しかない場合もあるなど厳格な基準ですが、みんなで大家さんは運営会社も販売会社も取得しています。
公的な許可という面でも、信頼性は高いと言えますよね。
みんなで大家さんの実績は行政も確認
みんなで大家さんは上場はしていないものの、会計や実績については行政も確認していると思われます。
実際に、行政から上場企業レベルの会計基準を求められたこともあったようです。
行政チェックがされているということは、みんなで大家さんの記載内容や運営について、より信頼性が高まると言えるでしょう。
みんなで大家さんは2022年現在も元本割れ無し(2022年1月分配完了)
投資家にとって最も重要と言える点は、想定通りに分配が継続されているかですよね。
みんなで大家さんは2か月に1回の分配タイミングですので、最新情報をすぐに確認することができます。
またみんなで大家さんは毎月分配実績を公表しており、公式ページにもある通り、2022年現在最新である2022年1月の分配金も予定通り分配されました。
このように状況を投資家だけではなく誰でもわかるところで公表していることも、透明性という安心度は高まりますよね。
12月公表のファンドは13個、1月公表のファンドは16個ありましたが、全て想定分配率通りとなっています。
長期に渡って想定通りの分配金が続いている事実があると言えるでしょう。
みんなで大家さんは投資実績に応じてギフトカードがもらえる
みんなで大家さんでは、お得な会員制度を設けて、投資家に利益を還元し続けています。
一度でもみんなで大家さんに投資をすると会員ランクが無料で与えられて、再投資をしたり友人に紹介することで、ランクに応じたギフトカードがもらえる仕組みです。
一時的な客寄せキャンペーンではなく、長年続いていることも安心材料でしょう。
本当に実績があり、利益を生み出しているからこそ実現できるサービスではないでしょうか。
みんなで大家さんは、初めて投資する時でも投資口数に応じてギフトカードがもらえるキャンペーンを頻繁に行っています。
ギフトカードには税金がかからないため、利回り換算はさらに高くなるという、相当メリットの大きい特典なのです。
会員ランク | 条件 | 紹介特典 | 追加ボーナス | プレミアム特典 | 新商品優先案内 |
ホワイト会員 | 出資口数が1口以上 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 1,000円 | 〇 | |
ブロンズ会員 | 出資口数が5 口以上で2回以上出資 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 1,000円 | 〇 | |
シルバー会員 | 出資口数が10 口以上で2回以上出資 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 2,000円 | 〇 | |
ゴールド会員 | 出資口数が20 口以上で2回以上出資 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 2,000円 | ゴールド会員 向け | 〇 |
プラチナ会員 | 出資口数が50 口以上で2回以上出資 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 2,000円 | プラチナ会員 向け | 〇 |
もちろん、みんなで大家さんからの分配金は再投資せずに生活費や欲しいものに使っても良いわけですが、再投資する人にはお得なボーナスですよね。
税金のかからないギフトカードも上手く使うことで、老後は年金とみんなで大家さんだけでよくなるかもしれません。
みんなで大家さん成田10号案件出資者にギフトカードキャンペーン(2022年2月28日までの期間限定)
みんなで大家さん成田10号案件出資者に三井住友VJAギフトカードをプレゼントするキャンペーンを実施しています。
2022年2月28日までに出資した方が対象となる期間限定のキャンペーンとなっていて、お得に投資できる貴重な機会です。
プレゼントされるギフトカードの金額は1口13,000相当となっており、2口でですが26,000円相当、3口で39,000円相当のギフトカードプレゼントとなっています。
成田10号案件は想定利回り7.0%なので、ギフトカード分を利回りと考えると初年度の利回りは実質8.3%です。
2027年1月31日までの運用予定となっており、1口100万円なので投資に値する案件かどうか検討する必要はあります。
投資案件やプレゼントキャンペーンの詳細をしっかり把握して、投資したいと感じた方はキャンペーンを活用してみてください。
みんなで大家さんは優先劣後システムで元本割れリスクを抑えている
みんなで大家さんは「優先劣後システム」という、共同出資方法を導入しています。
この優先劣後システムは、投資をする不動産物件に対して、一般の投資家だけではなくて、サービス会社のみんなで大家さんも共同出資をする仕組みです。
みんなで大家さんも共同出資によって投資家と一緒にリスクを負うため、投資先の物件選定にはより慎重になりますし、投資家としては目利きや専門性についての安心材料になりますよね。
投資家にとってプラスでしかないシステムと言えるでしょう。
この優先劣後システムと対照的なのが、証券会社のシステムです。
証券会社の収入は手数料であるため、投資家が株式トレードで儲けようが損を出そうが、証券会社には利益が出ます。
投資家が大損しようが証券会社は儲かってしまうので、利害は矛盾していますよね。
一方で、みんなで大家さんは投資家と同じ物件に出資をしてリスクを負うわけですので、利害が一致しており、投資先の信頼性がより高まると言えるでしょう。
みんなで大家さんの優先劣後システムは投資家の元本と利回りまで守られる
優先劣後システムでは、万が一家賃収入が減ったり、不動産価格の下落が起きて収益が落ちたりしても、減収分にはみんなで大家さんの出資割合分の全て(20%)がまず充てられ、それが無くなるまで投資家の元本は一切崩されません。
特筆すべきなのが、投資家の元本だけではなく利回り分まで保護される点です。
そのため、みんなで大家さんは損をするのに、投資家は利回りまで手にして得をするというケースもあり得ます。
株式投資や従来の不動産投資とは大きく異なる、珍しいシステムですよね。
この優先劣後システムによって、みんなで大家さんで元本割れが起きる確率はとても低く、その結果が実際に14年元本割れなしという事実につながっているのでしょう。
みんなで大家さんで万が一元本割れが起きても確定申告(雑所得の内部通算)で節税ができる
ここまでお伝えしてきたとおり、優先劣後システムを含めていくつものリスク対策がなされているため、みんなで大家さんはこれほどの実績を残しているわけですよね。
みんなで大家さんは14年以上も損失が出ていないため、今後も元本割れが起きる可能性も極めて低いと言えます。
また、万が一損失が出たとしても、確定申告で税金を取り戻せる可能性があることをご存じでしょうか。
他に雑所得があるならば、その雑所得の利益からすでに源泉徴収されている20.42%の税金について、損失分と確定申告で内部通算をすることで取り返せるためです。
みんなで大家さんで初めて元本割れが起きたとしても税金対策は可能
つまり、他の利益からすでに取られてしまっている税金を、みんなで大家さんの損失分(もし発生した場合)で相殺するわけですね。
もちろん、みんなで大家さんで損をする確率は極めて低いですが、万が一の時でも使い道はあると考えればより安心できるでしょう。
みんなで大家さんはファンドごとに所在地、土地面積、想定賃貸利益まで公表
みんなで大家さんを怪しいと噂する書き込みはあるようですが、みんなで大家さんは公式ページで詳細情報を公開しています。
ファンドごとの償還実績を毎月公表していますよね。
また新しいファンドについても所在地、土地面積、想定賃貸利益まで公表しています。
怪しいと言う方は一切このような情報を調べずに思い付きで書いているのではと思われます。
ぜひ気になる方は、思い付きのような書き込みではなく、実際の情報を調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
みんなで大家さんは14年以上の実績があり、募集してきたファンドは64号に達しています。
過去一度も元本割れがないと公表しており、実際の出資者のブログなどを確認しても「損をした」という方は見つけられませんでした。
運営会社と販売会社も厳しい基準の不動産特定共同事業許可を取得しており、社歴もある信頼できる会社だといえます。