1口100万円の少額から不動産投資ができるみんなで大家さんはCMや広告でも有名ですよね。
12年間の豊富なサービス実績がありますが、どのような会社が販売や運営をしているのでしょうか。
ここではみんなで大家さんの販売会社と運営会社は信頼できるか検証したいと思います。
また実際に筆者自身も、2022年7月からみんなで大家さん「成田13号」に100万円分を実際に投資し始めています。
現時点で2回分の分配金も遅延なく受け取っている状況です。

実際に投資中の筆者が解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
みんなで大家さんの販売会社は信頼できる?
みんなで大家さんはみんなで大家さん販売株式会社が販売する投資商品です。
ファンドの運営は都市綜研インベストファンド株式会社が行っています。
みんなで大家さんは「不動産小口化商品」であるため「不動産特定共同事業許可」をどちらの会社も取得する必要があるんです。
不動産特定共同事業許可の取得基準は証券会社よりも厳しく、例えば資本金は1億円以上必要であり、かつ純資本の金額が資本または出資額の9割を越えている必要などがあります。
実際に取得できた会社が1社しかない県もあります。
さらに運営会社は「共生バンクグループ」という企業群に属しているのですが、調べると10社近い株式会社が他にも経営されているグループのようです。
販売会社の社歴、資本金、資格、実績などを調べた上で、安全性の高い会社だと思います。
みんなで大家さんの販売会社は過去の遅延も公表
みんなで大家さんの公式ページでは、過去14年で元本割れが一度もないという良い情報だけではなく、2013年に会計基準の解釈の違いによって2か月間業務が停止したことも記載されています。
ネガティブなことも隠さず公表している点は安心できますよね。
そこには遅延はしたものの、元本や利息も含めて全て投資家に支払ったと書かれています。
仮にこれが虚偽ならばこれだけ対象者がいて注目度の高いサービスですから、すぐさま問題となっているでしょう。
ネガティブな情報もきちんと公開し、それを踏まえても最終的に損をしていないことが分かるのは信頼に値しますよね。
みんなで大家さんの販売会社は2022年も想定通りの分配を継続(2022年1月分配完了)
投資家にとって重要な点は、本当に想定通りに分配が継続されているのかですよね。
みんなで大家さんは2か月に1回の分配タイミングに加えて、想定通りの高い利回りかもチェックです。
みんなで大家さんは毎月分配実績を公表しており、公式ページにもある通り2022年現在最新である2022年1月の分配金も予定通り分配されました。
このように状況を投資家だけではなく誰でもわかるところで公表していることも、安心度は高まりますよね。
12月公表のファンドは13個、1月公表のファンドは16個で、全て想定分配率通りとしています。
長期に渡って想定通りの分配金が続いている事実がありますので、間違いなく安心できるでしょう。
みんなで大家さんの販売会社と運営会社情報
みんなで大家さんの販売会社と運営会社はどちらも資本金は1億円以上あり、運営会社は1999年設立の社歴と実績のある企業です。
そのため安全性は高いといえるでしょう。
みんなで大家さん販売株式会社の会社概要
本社所在地 | 東京都千代田区麹町5丁目3番地 第7秋山ビルディング5階 |
大阪支店 | 大阪府大阪市北区堂島1-1-5 関電不動産梅田新道ビル12階(旧名称:ザイマックス梅田新道ビル) |
代表 | 代表取締役社長 栁瀨 健一 |
資本金 | 1億円 |
許認可 | 宅地建物取引業免許 国土交通大臣(4)第6254号 不動産特定共同事業許可 東京都知事第76号 |
社員数 | 56名(2021年4月時点) |
都市綜研インベストファンド株式会社の運営会社情報
本社所在地 | 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1-1-5 関電不動産梅田新道ビル12階(旧名称:ザイマックス梅田新道ビル) |
代表 | 代表取締役社長 栁瀨 健一 |
資本金 | 29億2330万9139円 |
許認可 | 宅地建物取引業 大阪府知事(3)第54991号 不動産特定共同事業 大阪府知事 第8号 |
設立 | 1999年8月 |
みんなで大家さんの販売会社には得する会員制度・キャンペーンがある
みんなで大家さんの販売会社と運営会社には得する会員制度というものがあります。
再投資をしたり人を紹介すると、それに合わせてギフトカードがもらえる仕組みで、当然維持費無料ですし投資家にとっては得するだけのサービスとなっています。
初めて投資する時でも、キャンペーンによって投資口数に応じて10,000円分以上のギフトカードがもらえることも、みんなで大家さんの大きなメリットですよね。
ギフトカードには税金がかからないため実は利回りで考えると非常にお得なのです。
それに加えて一度投資をすると無料で「会員ランク」というものが与えられますので、再投資をした時や誰か人を紹介した時はその都度ギフトカードがもらえます。
会員ランク | 条件 | 紹介特典 | 追加ボーナス | プレミアム特典 | 新商品優先案内 |
ホワイト会員 | 出資口数が1口以上 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 1,000円 | 〇 | |
ブロンズ会員 | 出資口数が5 口以上で2回以上出資 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 1,000円 | 〇 | |
シルバー会員 | 出資口数が10 口以上で2回以上出資 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 2,000円 | 〇 | |
ゴールド会員 | 出資口数が20 口以上で2回以上出資 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 2,000円 | ゴールド会員 向け | 〇 |
プラチナ会員 | 出資口数が50 口以上で2回以上出資 | ギフトカード 2,000円 | ギフトカード 2,000円 | プラチナ会員 向け | 〇 |
もちろん分配金は再投資はする必要はなく、再投資してどんどん分配金を増やしていきたいという方へのボーナスのようなものです。
みんなで大家さんを上手く使えばみんなで大家さんだけで年金の代わりになるかもしれませんね。
みんなで大家さんは期間限定キャンペーンを実施
みんなで大家さんは出資した方を対象に、三井住友カードVJAギフトカードがプレゼントされるキャンペーンを実施していることがあります。
1口投資で13,000円分や、場合によっては16,000円のギフトカードがプレゼントされるキャンペーンになっていて、お得ですよね。
想定利回りが7.0%となっている場合、ギフトカード分を利回りと考えると初年度は実質8.3%分の利回りになります。
このようなキャンペーンを不定期に開催しているのもみんなで大家さんの特徴です。
投資案件をしっかりと精査した上で、投資してみたいと思った方はキャンペーンを活用してみてください。
みんなで大家さんは優先劣後システムで運営会社と共同出資(投資リスクを大幅に抑えられる)
みんなで大家さんは運営会社も出資をする、優先劣後システムという投資家には非常に有利な共同出資方法を導入しています。
優先劣後システムとは、投資をする不動産物件に対して、私たち一般の投資家だけではなく、運営会社のみんなで大家さんも共同出資をする構造です。
そのためみんなで大家さんも共同出資により投資家と一緒にリスクを負うため(損をするリスクはみんなで大家さんの方が取る)、投資先の物件選定にはより本気になるわけですし、投資家としては目利きや専門性について安心材料にもなるでしょう。
この仕組みと対照的なのが証券会社で、投資家が株式トレードで儲けようが損をしようが、彼らは手数料さえ入ってくればよいわけです(証券会社の収入は手数料)。
そのため証券会社が推奨している株式をそのまま信用して売買することはあまりおすすめできませんし、投資家が大損しようが証券会社は儲かってしまうので利害は矛盾しています。
一方でみんなで大家さんは投資家と同じ方向でリスクを負うわけですので、利害が一致しており、投資先の信頼性が高まると言えるでしょう。
みんなで大家さんの優先劣後システムは運営会社が投資家の元本と利回りまで保護
優先劣後システムは投資家にとってプラスでしかなく、万が一家賃収入が減る、または不動産価格の下落が起きて収益が落ちたとしても、みんなで大家さんの出資割合分の全てが無くなるまで投資家の元本は一切損をしません。
この点でも優先劣後システムは投資家にとって非常に大きなメリットとなりますし、重要な点はこれは投資家の元本だけではなく、なんと利回り分まで守られるのです。
株式投資や従来の不動産投資にもない、他の投資と比べても珍しいほど安全なシステムですよね。
このようにみんなで大家さんでは、物件の選定から運用管理、資金調達、買付から売却、投資のリスク対策まで、投資家にとってはほったらかしという好条件にも関わらず、とても有利な投資が可能だと言えるでしょう。
この優先劣後システムによってみんなで大家さんで元本割れが起きる確率はとても低く、その結果が14年以上元本割れなしという実績に繋がっているでしょうし、今後も投資リスクは低く抑えていけるためおすすめできるのです。
みんなで大家さんは運営会社に守られながら投資できると言えますよね。
まとめ
みんなで大家さんは販売会社も運営会社も取得基準の厳しい不動産特定共同事業許可を得ていることからも安全性が高いと思われます。
行政の監視があるということで、資本金や記載内容などの信頼性も高まります。
みんなで大家さんは事業者リスクが低い不動産投資商品といえるでしょう。