資産の拡大や運用において不動産投資は最も人気な手段の1つです。

株式投資ほどリスクは高くなく、堅実にリターンを得られる不動産投資ですが、最初から何千万円という大金が必要でありローンが怖い方もいますよね。

専門知識を学んでいる時間がない方や契約などの面倒な手間も多いためためらってしまう方もいると思います。

そのためここでは1万円から始められる不動産投資をご紹介します。

筆者自身も4つ全て実践しており、少額から始められる不動産投資はメリットもたくさんあるため参考にしてもらえたらと思います。

従来の不動産投資のデメリット3点

従来の不動産投資にはメリットもありますが、特に個人の投資家にはデメリットもいくつかあります。

従来の不動産投資デメリット①最初から大金やローンが必要

不動産投資の一番の特徴はやはり金額が大きいことでしょう。

最低でも何百万円という資金が必要であり、現金一括で買える方は稀でほとんどの場合ローンを組むことになります。

手元に資金が無くてもローンによって何倍もの資産を運用できるレバレッジ効果は不動産投資のメリットであり、このローンこそが魅力という方もいます。

一方でやはり借金は怖いという方も少なくないでしょう。

特に初心者の方には最初から大金やローンが必要な従来の不動産投資はデメリットにもなりますよね。

従来の不動産投資デメリット②専門知識が必要

不動産投資も株式投資もそれぞれにプロがいます。

不動産業者や証券会社のトレーダーが何十年も専属で扱っている業界ですので、個人、特に初心者が勉強もせずに勝てる領域ではありません。

不動産投資も業者のいいなりになることは非常に危険ですが、とは言えしっかり勉強している時間やお金がない方も多いでしょう。

専門知識が必要である不動産投資はハードルが高いという特徴もあります。

従来の不動産投資デメリット③契約や管理が面倒

従来の不動産投資には物件を見つけて選ぶところから、売買契約、入居者探し、入居者との賃貸借契約、入居後も賃貸管理や空室対策、入居者とのトラブルの可能性もあります。

資産運用ではなく仕事になってしまうケースもありますよね。

不動産投資には手間や面倒さがあることはデメリットでしょう。

おすすめ少額不動産投資4選

少額不動産投資では、従来の不動産投資のデメリットであった大金や手間、専門知識も全て必要ありません。

ここでは筆者も実践しているおすすめの少額不動産投資をご紹介します。

おすすめ少額不動産投資①不動産小口化商品

最低投資額:10-100万円

不動産小口化商品とは1つの不動産物件に運営会社とたくさんの投資家で出資をして運用するサービスです。

物件選びから入居者管理まで面倒な手間は全て運営会社が行い、投資家にとっては手間無くリスクを減らしながら家賃収入を得られる金融商品になります。

配当を毎月や2か月に1回にしている運営会社が多く、家賃収入という不動産投資の良さを享受することができます。

運営会社も10%から30%ほど同じ物件に出資していることも安心ですよね。

不動産小口化商品を扱うためには運営会社は「不動産特定共同事業許可」が必須であり、資本金は1億円以上必要となります。

不動産小口化商品を手掛けている運営会社は必然的に安定性も高いことになります。

県によっては許可を得ている不動産業者が1社しかないなど、種類はまだ多くありませんが少額不動産投資の中では非常に安全性の高いサービスになります。

おすすめ少額不動産投資②不動産投資クラウドファンディング

最低投資額:1万円

不動産投資クラウドファンディングは不動産小口化商品と仕組みは似ており、特定の不動産に運営会社と複数の投資家で出資をして配当を分配するサービスです。

不動産小口化商品よりも少額で1万円から投資ができること、人気が高まり続けており運営会社も増えていることが特徴です。

優先劣後システムを導入していることも特徴で、仮に不動産収入が減ったとしても、運営会社の出資分が先に損失を受け、私たち投資家の出資金と利息は可能な限り守られる仕組みです。

運営会社によって様々な投資物件を扱っており、住居用のマンションはもちろん、ホテルやモール、保育園や学校、病院など公共性の高い施設もあります。

多くの投資家から資金を集めることで何億円という個人では手の届かない投資ができることも魅力でしょう。

非常に人気が高くてファンドの募集があってもすぐに完売してしまうほどです。

おすすめ少額不動産投資③ソーシャルレンディング

最低投資額:1万円

融資型のクラウドファンディングであるソーシャルレンディングは高い利回りが特徴です。

ファンドによっては金利10%の運用も可能で、市場規模も拡大し続けています。

最低投資額は1万円の運営会社が多いですが、1円から可能な会社も誕生し、市場と一緒に運営会社も増加を続けています。

不動産投資クラウドファンディングのような優先劣後システムはありませんが、保証会社を挟んでいるファンドもありますし、貸付をする事業者が持っている不動産を担保にするなどのリスク対策があります。

ソーシャルレンディングの特徴として海外への貸付が行えるサービスもいくつかあります。

先進国のファンドに堅実に投資することもできますし、ハイリスクハイリターンで社会性も高い新興国関連のファンドに投資することもできます。

不動産投資に絡むファンドが多いですが不動産投資の枠を超えて投資したい人にもおすすめです。

おすすめ少額不動産投資④REIT(不動産投資信託)

最低投資額:数万円

REIT(不動産投資信託)は株式投資のように証券取引所に上場しており日々売買ができる金融商品です。

運営会社が投資家から資金を集めて不動産の売買や賃貸事業を行う点では上記の商品と似ています。

特徴としてREITは個別の物件ではなく何十もの物件にまとめて出資する仕組みになります。

また株式投資と同様に毎日価格は変動します。

不動産投資はミドルリスクミドルリターンと言われますが、REITは株式投資よりもボラティリティが高いハイリスクハイリターン商品であり、安定した賃貸収入よりも値上がり益を狙う方に向いているでしょう。

少額不動産投資のメリット3選

少額から始められる不動産投資のメリットをお伝えします。

少額不動産投資のメリット①1万円からすぐに始められる

従来の不動産投資との最も大きな違いは、1万円という小さな額から始められることです。

未経験や全く知識がない中で何百万円という物件を買うことやローンを組むことは多くの人にとって怖いと思いますが、先ずは1万円から始めて学んでいくことができます。

最短1週間ほどで始められることもメリットでしょう。

数か月という時間とローンまで組む従来の不動産投資とは比べ物にならない気軽さで始められる特徴があります。

少額不動産投資のメリット②失敗してもリスクが小さい

従来の不動産投資は失敗が許されません。

ひどい物件を掴まされてしまったら借金だけが残ることや何十年も負債として垂れ流すリスクすらあります。

一方で少額不動産投資ならば失敗しても損失が限られています。

特に初心者の方にとってはリスクを小さくして始められることは非常に魅力的でしょう。

少額不動産投資のメリット③手間も専門知識も不要

手間がかからない点も少額不動産投資の魅力です。

従来の不動産投資のように何か月もかけて契約をし、運用が始まってからも賃貸管理やトラブル対応などで時間を取られることがありません。

さらに専門知識も必要なく気軽に始めることができます。

不動産投資にかかる時間や手間もコストと考えればそれだけパフォーマンスのよい投資といえるでしょう。

おすすめの少額不動産投資サービス会社3社

ここでは具体的にそれぞれの少額不動産投資ごとにおすすめのサービスをご紹介します。

おすすめ不動産小口化商品「みんなで大家さん」

みんなで大家さんは1口100万円から始められる不動産小口化商品です。

サービス開始から12年間で一度も元本割れがありません。

優先劣後システムの出資割合は20%と安定性も高いです。

金利は6-7%と非常に高く、配当も2か月に1度分配されるため従来の不動産投資のようなメリットもあります。

もちろん全てオンライン完結で始められます。

不動産小口化商品の中で実績もあり知名度も高いサービスといえます。

みんなで大家さんの評判・口コミ記事へ⇨

「みんなで大家さん」の公式サイトはこちら⇒

おすすめ不動産投資クラウドファンディング「CREファンディング」

不動産投資クラウドファンディングは安全性の高いサービスですが、その中でも最も安全な1社がCREファンディングでしょう。

東証一部上場企業のシーアールイー株式会社が運営にまで携わっており、事業者リスクも低く潤沢な資本もあります。

需要も高く安定している物流ビジネスに投資することができるため、安全性を確保した上で不動産投資を始めたい方にはとても向いているでしょう。

「CREファンディング」の公式サイトはこちら⇒

他にも投資目的に合わせておすすめの不動産投資クラウドファンディングはあるため参考にしてみて下さい。

不動産投資クラウドファンディングおすすめ比較ランキング10選【2020年最新】

おすすめソーシャルレンディング「SBIソーシャルレンディング」

ソーシャルレンディングの中で最も人気の高いサービスでしょう。

ソーシャルレンディングは歴史の浅い業界のため過去には不正により行政処分を受けた業者なども発生しました。

事業者リスクは最重要といえます。

SBIソーシャルレンディングはその中でも生き残っており信頼性が高く、実績と人気共に業界のトップといえます。

毎月数回募集があるほどファンド数は多く、金利も5%以上の高金利が多いです。

ソーシャルレンディングに興味がある方が最初に登録すべき1社です。

「SBIソーシャルレンディング」の公式サイトはこちら⇒

他にも投資目的に合わせておすすめのソーシャルレンディングはあるため参考にしてみて下さい。

ソーシャルレンディングおすすめ比較ランキング8選2020

少額不動産投資をおすすめしたい人

少額の不動産投資はリスクも小さく手間もかからず、誰でも最短1週間ほどで始められる大きなメリットがあります。

不動産投資に興味はあるけれどローンを組むことが怖い方や専門知識がない方に向いているでしょう。

少し資金に余裕がある方は不動産小口化商品がおすすめできますし、先ずは1万円から試したいという方は不動産投資クラウドファンディングやソーシャルレンディングがよいでしょう。

ご自身の資産状況や投資目的に合わせて選べるメリットもあるのが少額不動産投資です。

まとめ

従来の不動産投資にもいくつものメリットはありますが、資金が限られている人や初心者の人には始めづらい部分はあります。

少額不動産投資はいいとこ取りのように誰でも始めやすい特徴があります。

少し余裕のある方は不動産小口化商品から、全くの初心者の方はクラウドファンディングやソーシャルレンディングから始めることで、結果的に投資経験を積んで資産運用を成功していけるのではないでしょうか。

具体的なおすすめサービスもぜひ参考にしてもらえたらと思います。

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【執筆・監修】松本拓也

【執筆・監修】松本拓也

投資家歴10年の個人投資家。ベンチャー企業の役員も務める。慶應義塾大学在学中に株式投資を始め、米国から新興国まで含んだ世界中の株式投資、債券、不動産、コモディティまで幅広く運用中。2014年から不動産中古ワンルームマンション投資、2017年からロボ投資、2018年からソーシャルレンディング、不動産投資クラウドファンディングも開始し、現在も継続中。