「物件情報一括管理サービスのRIMS、利用料に見合った効果はありますか?」

RIMSは高機能が故に利用料も比較的高額で、費用対効果に疑問を持つ仲介会社は多いです。

RIMSとは不動産の物件情報を一括して管理するシステムで、数十社のポータルサイトとの連携や閲覧者の反響分析など、集客アップにつながる様々な機能を有しています。

しかもRIMSのサポート体制は万全で、システム導入からポータルサイトの連動テスト、自社ホームページとの連携・会員サイトの構築まで専門スタッフが助けてくれます。

全国の不動産会社が導入しており、アカウントベースで1,000以上が稼働しているサービスですが、オプションの付け過ぎには注意が必要です。

そのため、この記事ではRIMSのメリットや注意点など、詳しく説明していきます。

RIMSの公式サイトはこちら⇒

RIMSの評判・口コミは?実際に導入した企業の声を紹介!

40以上のポータルサイトと連動しており、しかもマーケティングの支援も得られるとして、導入する企業が広がっています。

良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介していくので参考にしてください。

RIMSの良い評判・口コミ

まずは、RIMSの良い評判・口コミを紹介していきます。

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ハウスメーカー
住宅展示場の特設サイトでRIMSを活用しているが、特設サイトで入力頂いた顧客情報と自社サイトの顧客情報をまとめて管理できるのが便利。

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仲介会社
経験が浅い担当者でも、ポータルサイト投稿に必要な情報を漏れなく登録できる。

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仲介会社
間取図トレース発注管理機能など、手軽に安価に使える機能も充実していてありがたい。

RIMSの悪い評判・口コミ

次に、RIMSの悪い評判・口コミを紹介します。

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仲介会社
導入時に追加されたオプション機能が、現在活用できておらず、利用料金だけ支払っているのがもったいない。

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仲介会社
他の物件情報一括管理サービスとの違いがわからない。

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仲介会社
料金体系が細かく分かれており、理解しづらい。

RIMSの強み・メリット3選

RIMSの強み・メリットである、

  • ポータルサイト連携時に自動でエラーチェック
  • 会員制サイトへ誘導しお客様を囲い込み
  • かゆい所に手が届くオプションサービス

について紹介していきます。

RIMSの強み・メリット1.ポータルサイト連携時に自動でエラーチェック

他の物件情報一括管理システムと差別化を図っている機能のひとつが、特許取得済みの「エラーチェック」です。

これは各ポータルサイトが設定している「使用禁止文言」を細かくチェックできる機能です。

使用禁止文言とは、例えば「無料」「格安」「破格」といったもので、この文言を入れるとポータルサイトから警告を受けたり掲載が拒否されたりします。

RIMSに物件情報入力後、掲載希望のポータルサイトにチェックマークをつけるだけで、簡単に広告掲載に必要な事項のエラーチェックをかけることができる優れものです。

RIMSの強み・メリット2.会員制サイトへ誘導しお客様を囲い込み

お客様をポータルサイトから自社サイトに呼び込んだ後に仲介会社がすべきことは、「お客様の囲い込み」です。

RIMSは会員制サイト運営を強みとしており、会員制サイト内にてお客様の購入意欲を高め、取引の成約につなげることができます。

会員制サイトの閲覧が多いお客様にピンポイントでメールを送ることや、お客様ごとの希望条件に即したマッチングメールを一括配信することも可能です。

RIMSの強み・メリット3.かゆい所に手が届くオプションサービス

RIMSは日本で初めてリリースされた物件情報の一括管理システムなので、「あったらいいな」と思う機能が多く盛り込まれています。

一括インポート機能

大量のデータファイル(CSV形式)を一括インポートでき、新規物件情報の登録作業が大幅に簡素化できます。

また多くの物件情報を登録することで、営業活動の基礎データとして活用できます。

売り出し価格査定シミュレーター

これは、先ほどの「大量データ一括インポート機能」を活用した時の登録情報を活用し、新規売り出し案件の価格を自動で査定できるサービスです。

今までベテラン社員の相場観に頼って査定していた売り出し価格を、すでに登録されている物件の価格水準から査定できます。

間取図トレース発注管理機能

古い物件だと、間取り図が手書きだったり、そもそもなかったりします。

間取り図の有無は、取引制約を大きく左右するため、分かりやすい間取り図は非常に重要です。

RIMSでは、システムに現状の間取り図画像をアップロードし「新規トレース発注」することで、とても見やすい間取り図が出来上がります。

費用は、モノクロで330円〜605円(税込)、カラー(4色)で550円〜715円(税込)と破格です。

RIMSの公式サイトはこちら⇒

RIMSの注意点・デメリット3選

次に、RIMSの注意点・デメリットである、

  • イニシャル・ランニング費用ともに高額
  • 社内にRIMS管理者を置く必要あり
  • 一度導入すると、乗り換えが困難

について紹介していきます。

RIMSの注意点・デメリット1.イニシャル・ランニング費用ともに高額

高性能かつサポート体制が充実しているが故に、費用も安くはありません。

イニシャルコスト

まず、RIMS基準機能+20ポータルサイト連携で、55万円(税込)の初期費用がかかります。

その上で、顧客情報管理システム導入で33万円(税込)が別途必要です。

ここまでは、最低限かかる金額と考えておいた方がいいです。

さらに、自社ホームページ運用管理機能を追加すると、フルスペックで約173万円(税込)が必要となってきます。

ランニングコスト

RIMS基準機能+20ポータルサイト連携+顧客情報管理システムのランニングコストで、扱う物件数に応じて、月額約9万円〜約14万円(税込)が必要です。

その他、自社ホームページ運用管理の内容に応じて、0円〜約15万円(税込)程度追加されます。

RIMSの注意点・デメリット2.社内にRIMS管理者を置く必要あり

非常に高性能なシステムであるが故に、使用には一定のスキルが求められます。

RIMSの設定を誤ってしまうと、全てのポータルサイトに影響が出てしまうなどのリスクもあり、社内にて専門の管理者を育成する必要があります。

また、管理者が休みの時でも他の人が対応できるよう、複数の社員に使用方法をマスターしてもらわないといけません。

RIMSの注意点・デメリット3.一度導入すると、乗り換えが困難

RIMSには仲介会社の収益の源泉である物件情報を登録し、RIMSと社内外のインターネットサービスとを紐付けます。

一度RIMSのネットワークができてしまうと、個人情報含めた社内外のあらゆるデータがRIMS内のデータベースに保存されます。

そうなると、他社のシステムに乗り換えようとしても、各種情報のエンコードにかなりの労力が必要です。

RIMSの料金プラン・支払い方法

ここからは詳細の金額プランの説明です。

RIMS 基準機能(金額は全て税込)

 

登録物件数

初期費用

月額費用

データベース機能

〜499件

¥330,000

¥0※1

500〜999件

¥22,000

1,000件〜

¥44,000

※1オプションサービス未利用時は月額¥11,000

RIMS オプション機能・サービス(金額は全て税込)

 

 

初期費用

月額費用

物件情報登録

大量データ一括インポート機能

¥5,500

自社HP運用管理機能

表示系管理機能・検索エンジン連動機能

¥55,000

¥22,000

PCサイト(サテライト)

¥220,000

¥22,000

携帯サイト

¥5,500

¥5,500

スマートフォンサイト(フリープラン)

¥220,000

¥22,000

スマートフォンサイト(パッケージプラン)

¥110,000

¥16,500

特設サイト生成機能

¥110,000

¥33,000

マンションライブラリー

¥55,000

¥5,500

物件詳細画面画像表示JS追加

¥55,000

物件詳細レコメンド表示

¥55,000

多棟現場管理機能

¥16,500

査定(売出し価格)シミュレーター

¥110,000

¥11,000

住宅ローンシミュレーター

¥55,000

¥5,500

購入可能額算出・検索

¥55,000

¥5,500

現地販売会googlemap表示

¥55,000

事例機能(カスタム仕様)

¥440,000

物件詳細プラン例表示(ローンシミュレーション追加)

¥110,000

ポータルサイト連動入稿機能

対象41サイト(内、at home・E-LIFE・楽待・健美家は別途費用必要)

¥11,000

×サイト数

¥22,000

インポート機能

業プロ

¥11,000

自社HPサイト連動機能

外部データベース:CSV、API、WordPress(RIMS Plugin)

¥11,000

¥11,000

広告ツール制作サービス

物件紹介書(マイソク図面)作成

¥5,500

¥5,500

間取り図トレース

(別途)

(別途)

オリジナル冊子編集

(別途)

(別途)

パノラマムービー(100件登録/50件公開)

¥11,000

¥6,050

パノラマムービー(200件登録/100件公開)

¥11,000

¥8,800

パノラマムービー(1,000件登録/500件公開)

¥110,000

¥33,000

RIMS-SIS (金額は全て税込)

基本機能

初期費用

月額費用

顧客情報管理CRM

基本機能

¥330,000

¥55,000

サイト内訪問ログデータ保管

¥0

¥11,000

RIMSを利用するまでの流れ

RIMSを利用するまでの流れ、

  1. 専用フォームより申込み
  2. テスト環境で「無料お試し」
  3. 利用サービス確定
  4. 初期費用入金
  5. 管理画面ログイン用アカウント発行

について5つのステップで説明していきます。

1.専用フォームより申込み

RIMSのホームページの「お申し込みフォーム」に、企業名・担当者名・連絡先、利用希望のシステムにチェックを入れ申し込みます。

その後、RIMSの担当者から確認を連絡が入り、必要な方にはテスト環境のシステム(お試し用)のIDが発行されます。

2.テスト環境で「無料お試し」

「どんなシステムか試しに使ってみたい!」という方には、RIMSの基本機能からオプション機能まで、無料でお試しできるサービスが提供されています。

RIMSは初期費用が高額ですので、このお試しサービスはとても助かります。

3.利用サービス確定

無料お試しの結果、必要なオプションメニューが決まれば、サービス内容を確定し担当者に連絡します。

この時に注意が必要なのが、どのポータルサイトと連携させるかと、「あったらいいけど、なくても成約率は変わらなそうな」オプションは選択しないことです。

携帯(ガラケー)サイトはわざわざ連動させる必要はないでしょうし、ローンシミュレーターも他に計算してくれるサイトがあるので、あえて自社サイトに置く必要はありません。

RIMSは便利な機能が多いので、ついつい欲張ってしまいがちですが、ここは冷静に選択してください。

4.初期費用入金

仕様が決まったら、振込口座確認の上、初期費用を入金します。

5.管理画面ログイン用アカウント発行

入金確認後、アカウントが発行され、電子メールで通知されます。

その後、自社サイトとの連動テストと、ポータルサイトとの連動テストが同時進行で進みます。

もちろん、RIMSの専門スタッフが助けてくれます。

RIMSの公式サイトはこちら⇒

RIMSは「Webマーケティングに力を入れたい会社」におすすめ!

RIMSは物件情報の一括管理システムにとどまらず、会員制サイト運営・SEO対策・マッチングメールやサイトアクセス解析など、マーケティングツールとしても非常に優秀です。

昔から不動産営業は「人」とされましたが、人手不足やベテラン社員の退職など、仲介会社のヒューマンリソースには限界があります。

不動産情報は鮮度が命ですので、優良情報をいかに早くお客様にお伝えできるかの勝負です。

お客様がポータルサイトを開く前に、先行してターゲティングメールを送ることができれば、競合他社より早く動けてお客様の囲い込みができます。

ポータルサイトへの速やかな案件登録も、他社に先駆け問い合わせチャンスを得るために重要なマーケティング戦略と言えます。

RIMSの運営会社情報

RIMSを扱っている会社のご紹介です。

株式会社アクアの会社概要

株式会社アクアの詳細情報は以下の通りです。

名称

株式会社アクア

本社所在地

神奈川県横浜市港北区新横浜2-15-12共立新横浜ビル5階

代表者

代表取締役 倉田 哲明

設立年月

1999年4月

資本金

10,000,000円

まとめ

RIMSは物件情報の一括管理システムで、数十社のポータルサイトとの連携や閲覧者の反響分析など、集客アップにつながる機能が非常に豊富です。

RIMSの3つのポイントをまとめてみました。

  • ポータルサイト連携時に自動でエラーチェック
  • 会員制サイトへ誘導しお客様を囲い込み
  • かゆい所に手が届くオプションサービス

便利な機能が盛り沢山のRIMS、気になる方はまずは「無料お試し」から体験頂くことをお勧めします。

RIMSの公式サイトはこちら⇒