今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、不動産クラウドファンディングサービス「ちょこっと不動産」を運営している株式会社良栄様です。

サービス自体は2021年5月に始まったばかりですが、30年にわたる不動産開発事業・賃貸事業のノウハウを生かして、堅実で安心なファンドを組成しています。

不動産投資を気軽に始めてみたい方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

オンラインで気軽に不動産投資を始められる「ちょこっと不動産」の公式サイトはこちら⇒

株式会社良栄様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社良栄様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず最初に、ちょこっと不動産の概要について簡単に教えていただけますか?」

不動産特定共同事業法の電子取引業務の認可を受けた事業者だけに認められた、WEBサイト上で不動産投資が行える仕組み「不動産クラウドファンディング」です。

投資家の皆様から資金を集め、その資金を元に不動産を取得・運用(賃貸・売買等)し、得られた利益を投資家の皆様に配当として還元します。

会員登録から投資申込み・契約まで、インターネットで手続きが完結すること、1口1万円から投資できること、運用は不動産のプロである弊社にお任せいただくことなどから、時間のないお忙しい方、少額から始めてみたい方、投資初心者の方でも、手軽に簡単に不動産投資を行うことができます。

Q2.「次にちょこっと不動産をスタートしたきっかけ・経緯を教えてください。」

弊社は創業以来、一貫して不動産にかかわってきました。

建売分譲をメインとした不動産開発事業、不動産賃貸事業を展開しておりますが、新たな事業の柱とすべく不動産クラウドファンディング事業に進出いたしました。

既存事業との親和性や、これから発展が見込める分野である点が、不動産クラウドファンディング事業を始めた大きな理由です。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際のちょこっと不動産の強み・優位性を教えてください。」

まず、ファンドの組成にあたって、より安全性に配慮しているという点だと思います。

優先劣後方式を採用しておりますが、優先出資割合は基本的に70%以下としています。

また、賃貸物件を投資対象とするインカム型のファンドについては、マスターリース契約とするなど、より安全性を高める工夫をしております。

次に、投資対象不動産の種類・用途が豊富という点です。

お客様のお好きなファンドに投資していただくことにより、自分にあったポートフォリオを構築することができます。

また、インカム型のファンドについては、毎月分配としていますが、毎月分配とすることにより、投資成果を早期に獲得でき、運用状況も把握しやすい点が強みと考えています。

Q4.「半年以下の短期運用ながら、予定年利回り6%ほどが狙えるため人気ですよね。今後も短期ファンドを中心に組成予定ですか?」 

当面は、運用期間6カ月程度の短期ファンドを組成していく予定ですが、状況を見ながら期間1~2年程度の中期ファンドも組成していきたいと考えています。

中期ファンドは、賃貸物件を投資対象としたインカム型のファンドになると思います。

Q5.「マスターリース契約による安全性重視は今後も続く予定ですか?」

より安全性を高めるために、今後も、賃貸物件を投資対象とするインカム型のファンドについては、マスターリース契約を必須条件としていく方針です。

Q6.「物件の種類が豊富な点も魅力です。多種類のファンド組成に向けてどのような工夫をしていますか?」

お客様の投資スタンスにあった商品を提供するという観点から、色々なタイプの不動産を投資対象としています。

もっとバリエーションを増やしていきたいと考えていますが、タイプを変えればいいということではなく、ファンドに適した物件かどうかが重要ですので、投資物件については、今後も厳しく、慎重に選定していきたいと思っています。

Q7.「数百万円から数千万円のファンドが多いですよね。人気故に投資したくてもできない投資家もいますが、大型ファンドを検討する予定はありますか?」

現在、発売後即日完売となっており、「投資したくてもできない」との声をいただいているのも事実です。

投資できなかった投資家の皆様には心よりお詫び申しあげます。

現在、募集は先着順のみとしていることもあり、クリック合戦の様相を呈しており、この点については弊社としても問題なしとはとらえておりません。

投資機会の平等化という観点から、今後は抽選方式による募集方法の採用も検討していきたいと考えております。

一方、ファンドの規模については、今後、徐々に大きくしていく方針ですが、当面は数千万円規模のファンドが中心となる見込みです。

現在、月1本ペースでファンドを発売しておりますが、複数ファンド同時発売により、投資家の皆様が投資しやすい環境を作っていくことも検討していきたいと考えております。

堅実に販売実績を積み重ねながら、お客様の支持と信頼を得て、将来的にはマンション1棟、多棟現場の住宅案件など、数億円規模のファンドも組成していく考えでおります。

なお、これまで、ファンドの規模が比較的小さかったことから、募集額が「ちょこっと不動産」と捉えていらっしゃる方もいらっしゃるようですが、そうではありません。

専門的な知識や多額の資金が必要であるなど、ハードルが高いイメージのある不動産投資を、オンラインで手軽に少額から始めていただくことで、皆様のポートフォリオに少額でも不動産を組み込んでいただたい、不動産投資を身近に感じていただきたいという思いから、「ちょこっと不動産」というネーミングとさせていただいた経緯があります。

Q8.「今後小口化商品として取り組んでみたい物件の種類や地域、規模などありましたら教えてください。」

当面は、弊社の主力事業のひとつである戸建住宅分譲案件を積極的に取り組んでいく予定です。

状況を見ながら、将来的にはマンション1棟などの大型案件も取り組んでいきたいと考えています。

エリアはやはり当社の営業エリアである都内を中心とした首都圏(1都4県)になります。

規模は、当面は案件の性質から数千万円程度の規模が中心となります。

Q9.「株式会社良栄としての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

業績に関する数値目標や当社の信用をより高めるための中期的なビジョンもありますが、それは通過点であって、ゴールではありません。

不動産に新たな「価値」と「可能性」を。

これが弊社の経営理念です。

弊社は創業以来、不動産にかかわり、快適な住まいづくり、暮らしづくり、そして街づくりに取り組んでまいりました。

この理念と姿勢はこれからも変わることはなく、継続してまいります。

不動産クラウドファンディングという新たな手法を得て、不動産に新たな「価値」を与え、不動産の「可能性」をさらに引き出していきたいと思っております。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

不動産特定共同事業法に基づく不動産クラウドファンディングは、この1~2年でプレーヤー(運営業者)が急増しましたが、今後もこの流れは継続していくものと思われます。

一方、投資家の数も増加していますが、さらに投資家の裾野を広げていくことが業界としての課題ではないでしょうか。

そのためには、需要と供給のバランスを整えるために、十分な商品の供給体制を確立する一方、不動産クラウドファンディングをより広く知っていただく活動に取り組んでいく必要があると思います。

また、プレーヤー(運営業者)の増加に伴い、様々なタイプのファンドが発売されていますが、それぞれのファンドの内容・特徴およびリスクを理解して、投資家の皆様が自分に合ったファンドを選んで投資をすることが重要です。

そのために、各運営会社がよりわかりやすい商品説明、より充実した情報提供に積極的に取り組んでいく必要があると思います。

弊社は、着実に歩んでまいります。

堅実で魅力的な商品を提供し、分かりやすい商品説明と情報提供に取り組んでまいりますので、これからも「ちょこっと不動産」に注目し、期待していただければ幸いです。

弊社の社名である「良栄」には、良きパートナーとして、ともに栄えていこうという理念が含まれています。

「ちょこっと不動産」を通して、資産運用のお手伝いをさせていただくことで、お客様に喜んでいただき、弊社も発展していくwinwinの関係を構築しながら、不動産クラウドファンディング業界の発展に微力ながら貢献していきたいと思っています。

株式会社良栄の会社情報

会社名 株式会社良栄
所在地 東京都新宿区西新宿6丁目14-1 新宿グリーンタワービル18F
代表取締役社長 森田 良人
公式サイトURL https://ryoei1991.co.jp/

最後に

今回は、「ちょこっと不動産」を提供している株式会社良栄様のインタビュー記事を紹介しました。

ファンドの安全性を高めるためのさまざまな取り組みや、今後の展望なども詳しく聞かせていただけて、「投資したい!」と思った方も多いのではないでしょうか。

現在のような短期で利回りの高いファンドはもちろん、今後の大規模ファンドの登場にも期待しましょう。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからちょこっと不動産の公式サイトをチェックしてみてください。

ちょこっと不動産の公式サイトはこちら⇒

株式会社良栄様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!