全国各地で毎日のように不動産投資に関するセミナーが開催されています。しかし、

不動産投資セミナーではどんなことが学べるのだろう?」

「セミナーの数が多すぎて自分に合ったセミナーを選ぶ基準が分からない・・・。」

と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、実際に不動産投資家として200回以上のセミナーを受講し、投資用不動産を扱う会社のセミナーを毎週主催している私が、あなたの目的にあったセミナーを選ぶ方法を解説します。

是非、参考にしてください。

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そもそも不動産投資セミナーにはどんな種類がある?大きく3つのパターンを紹介

一口に不動産投資セミナーといっても、参加者の理解度や主催者側の開催目的に応じてその種類は千差万別です。

そこで、まずはセミナーの種類を以下3つに大別して解説します。

初心者向けの基礎的なセミナー

この種類のセミナーでは、不動産投資の概要やスキームといった初歩的な内容を学ぶことができます。

例えば、「初めての不動産投資」や「初心者限定」といった文言がタイトルに入っているものがこれに該当します。

不動産投資についてこれから勉強を開始する方や。不動産投資の概要だけざっくり聞いてみたいという方向けのセミナーです。

中級者以上向けの実践的なセミナー

この種類のセミナーでは、不動産投資に関する基本的な知識を前提として、より深い内容や専門的な情報を学ぶことができます。

例えば、投資物件の選び方や空室対策、節税の方法といった事柄について焦点を絞って深く解説するセミナーです。

既に物件をお持ちの方や、具体的に購入する物件の条件を描けている段階にある方向けの内容といえます。

投資物件の対象が絞り込まれたセミナー

この種類のセミナーでは、テーマをかなり明確に絞ったうえでその内容について狭く深く学ぶことができます。

例えば、都心部の新築ワンルームマンション、地方の中古戸建投資、一棟マンション投資セミナーといったピンポイントな内容のセミナーです。

この種のセミナーは、主催者が得意とする分野や取り扱っている物件についての情報を発信することで、自社で扱う物件への投資を促すことを目的とするものもあります。

したがって、投資物件の種類(区分マンションか一棟アパートか、新築か中古か)が明確に定まっている方向けのセミナーです。

初心者が不動産投資セミナーを選ぶ際の5つのポイントを解説

不動産投資セミナーは、参加者の理解度や主催者側の開催目的に応じて3つの種類に大別されると上述しました。

しかし、毎日のように数多くのセミナーが開催される現在において、特に初心者の方は自分が参加すべきセミナーを絞りきれないと感じることも多いでしょう。

そこで、これらのカテゴリーの中でよりピンポイントにどのセミナーに参加するべきかを5つの観点から解説していきます。

少人数のセミナーかどうか

セミナー形式には参加者が数人単位のものから100人以上の単位での開催になるものまで多岐に渡りますが、初心者の方はまず少人数のセミナーを受講するべきです。

なぜなら、100人以上での大規模なセミナーだと、一方的に聞くだけのセミナーになってしまうことが多いためです。

初心者の方は特に不明点や聞きたいことが多くあると思いますので、双方向的なコミュニケーションが取れる方がセミナーを有意義な時間にしやすいといえます。

したがって、まずは少人数でのセミナーから受講し、不動産投資に関する疑問点や懸念点を解消することからスタートしましょう。

質疑応答の時間や個別面談の時間があるか

セミナー後に質疑応答や個別面談の時間が設けられているかは、投資の成功を大きく左右し得るキーポイントなので必ずチェックしておきましょう。

なぜなら、セミナーにおいては講義で自分に必要な知識や情報をインプットし、それをすぐに自分の投資プランに落とし込むというアウトプットをするということが非常に重要であるためです。

例えば、自分の投資プランを第三者目線で客観的にチェックしてもらったり、それに合った投資物件を紹介してもらったりといったことに質疑応答や個別面談の時間を活用するのです。

すなわち、自分の投資を早く次のステップに進むために質疑応答や個別面談の時間は大いに貴重な時間といえます。

テーマが明確で具体的かどうか

この点は初心者も中級者以上の方も着目すべき観点ですが、セミナーのテーマは明確かつ具体的でなければなりません。

それはセミナーのテーマが不明瞭だと当該セミナーではどのようなことが学べるのかという部分が見えにくく、予習もしにくいため、参加したとしても不完全燃焼で終わってしまう懸念があるためです。

具体例を挙げると、テーマが不明瞭なセミナーに参加すると、自分は都心の区分マンション投資について学ぶためにセミナーに参加したものの、実際の内容は地方の一棟アパートに関するものだったという状況が起こり得ます。

したがって、自分がそのセミナーでどのようなことを学ぶのか、どのような情報を得るのかといった目線で、それに明確に合致するセミナーを選ぶことが必要ということです。

投資する不動産の種類が自分の希望とあっているか

初心者の方は投資する不動産の種類についてまだ絞りきれていない段階の方が多いのも事実ですが、この点が定まっている方は自分の投資対象となる不動産に関するセミナーに参加対象を絞るべきです。

一口に不動産投資といっても、都心の区分マンションや地方の一棟アパート、戸建、店舗ビルまで幅広い投資対象があります。

そして、これらのいずれにおいても投資戦略や目的が異なるのです。

例えば、一棟アパートと区分マンションとでは一物件の価格が大きく異なる(一棟アパートの方が高いことが多い)ため、初期費用や融資額も大きく異なります。

また、居住用の物件(マンション、アパート、戸建)と店舗ビルとでは物件を探すエリアや投資すべき立地条件等の判断基準が異なります。

このように、自分の投資スタイルに合った種類の物件を定め、それについて学べるセミナーに参加するべきなのです。

運営会社のこれまで運用実績が良いか(平均入居率が高いか)

この点は不動産の賃貸管理業を行っている会社が主催するセミナー関しての観点です。

ちなみに、賃貸管理業とは賃貸マンションやアパート、オフィス、商業ビルといった賃貸不動産の管理および運営をオーナーに代わって行うことを指します。

管理委託をしている物件で空室が出た場合に募集活動を行なったり、トラブルが発生した場合に対応したりといったことを代行するのが賃貸管理会社です。

セミナーの主催者が賃貸管理業を行っている会社である場合には、その会社の平均入居率を事前にチェックしておきましょう。

なぜなら、賃貸管理業においては入居率の高さこそがその会社の良し悪しを測る非常に大きな指標の一つであるためです。

例えば、満室経営についてのノウハウについてのセミナーの主催者が、平均入居率50%(管理物件の半数が空室)の賃貸管理会社では全く信憑性がありません。

平均入居率が高く、具体的な管理方法(空室の募集戦略や管理物件でのトラブルの対応方法など)に共感でき、その会社に自分の投資物件の管理を任せたいと思えるレベルの賃貸管理会社が理想です。

そのような理想の賃貸管理会社と出会うためにも、その会社の平均入居率は事前にチェックしておくべき項目といえます。

まとめ

本記事では、不動産投資セミナーの選び方について5つの観点から解説しました。

そもそも、セミナーには初心者向けの基礎的なセミナー、中級者以上向けの実践的なセミナー、投資物件の対象が絞り込まれたセミナーの3種類があり、自分の理解度に応じてどのカテゴリーのセミナーを受講するかを判断する必要があります。

そして、その中でより具体的に参加すべきセミナーを見極めるために5つの観点から検討すべきです。

具体的には、

  1. 少人数のセミナーかどうか
  2. 質疑応答の時間や個別面談の時間があるか
  3. テーマが明確で具体的かどうか
  4. 投資する不動産の種類が自分の希望とあっているか
  5. 運営会社のこれまで運用実績が良いか(平均入居率が高いか)

5つです。

セミナーを有効に活用することで、初心者の方であっても不動産投資家として早く・大きく成長することができます。

そのためには、数多くあるセミナーの中から自分に本当に必要な情報を提供してくれるものを正確に選び抜く必要があります。

本記事が読者の皆様にとってその一助になれば幸いです。

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不動産テックラボ編集部

不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。