高い利回りで手間もかからないのが魅力の、ソーシャルレンディング投資が非常に人気です。

投資家の数もサービス会社の数も増え続けていますし、年々業界の規模も拡大しています。

しかし、ソーシャルレンディング業界はまだ歴史が浅く、過去にはサービス会社が行政処分を受けて消滅し、投資金が戻らないケースや、裁判にまで発展した事例もあります。

ソーシャルレンディング投資で最も大きなリスクの1つが、事業者リスクと言えるでしょう。

ここでは、2018年に起きたmaneoマーケット社の事案をもとに、ソーシャルレンディングを成功させるために「選んではいけないサービス会社」の特徴をお伝えします。

参考にしてみてください。

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maneo事件とは?全貌をわかりやすく紹介

ソーシャルレンディング界隈における事件として有名なのは、みんなのクレジットとmaneoマーケット社でしょう。

2018年当時、ソーシャルレンディング業界においてmaneoマーケット社は最大手でした。

規模も実績も群を抜いており、資金や人気を最も集めていた事業者です。

このmaneoマーケット社は、グリーンインフラレンディングという運営業者への融資ファンドとして、最大14%という高金利で約130億円もの資金を集めます。

融資目的は、北海道の太陽光発電やスリランカでの水力発電事業などとしていました。

ところが、投資家から集めた資金は、グループ会社内での増資など異なる目的に使われていることが発覚したのです。

結果的に、10億円以上の資金が流用されていたことも判明します。

さらには、会社の自己資金と投資家から集めた出資金を区別せず、同一の口座で使用しているなど、ずさんな実態も明るみに出ます。

このような状態が露わになり、maneoマーケット社には行政処分勧告が出されました。

その後、maneoマーケット社は実質機能を停止し、ファンドの募集は行わず分配や返済も止まり、今でも資金は返ってこない事態となっています。

2021年7月現在のmaneo

2021年7月現在、maneoマーケット社のサービスは実質全て停止しています。

過去のファンドについて返金遅延などの情報は載っていますが、新規の募集などは行われておらず、まともな運営は止まっていると言えるでしょう。

グリーンインフラレンディングに投資した個人と法人から集団訴訟も起こされています。

グリーンインフラレンディングは破産を申し立てられる

2021年3月、グリーンインフラレンディングは破産を申し立てられました。

延滞額は約126億7900万円にまで到達しているようです。

maneo事件は防げたのか?

今でもWeb上には、maneoを一番おすすめのソーシャルレンディング会社として紹介している記事や、「業界最大手」「最も安心」などと書かれた記事が溢れています。

2018年当時だけではなく、2019年や2020年頭に書かれた記事でもmaneoをおすすめする記事は見つけられます。

それほどまでに、ソーシャルレンディング業界で実績や影響力が抜きん出ていたのは事実です。

maneoファミリーという10社以上のグループ会社まで存在していました。

この点も踏まえると、投資家は限られた情報の中で「maneoは危ない」と明確に認識できたとは言えないでしょう。

記載そのものが虚偽であってはどうにもできませんよね。

ただし、異様に高い金利や入金キャンペーンなどに不信感を持った投資家もいましたので、ある程度の対策はできたかもしれません。

そもそも、この事件ではmaneoに管理責任等はありますが、実際に資金の流用などを行ったのはグリーンインフラレンディングという運営業者です。

maneoの他のファンドでは正常な運用もあったでしょう。

今では法律も変わり、融資先の透明性も出るようになったため、同様の投資ミスを減らすことができるはずです。

maneo事件から学ぶ「選んではいけないソーシャルレンディング」の特徴3選

maneo事件から学ぶことで、選んではいけないソーシャルレンディングの特徴が見えてきます。

注意すべき点を順番に確認していきましょう。

選んではいけないソーシャルレンディングの特徴1.過去に不正を行っている

サービス会社が過去に不正を行っていないかは注意が必要です。

当たり前のように聞こえますが、注意しておきたいのは裁判にまで発展したみんなのクレジットやmaneoのようなケースだけではありません。

架空のファンドで資金を集め、デフォルトしたことにして返金しない手口など、他にも行政処分を受けたサービス会社もあります。

社名を変更して営業再開している業者もありますし、わざわざ過去の不正をホームページに載せるとは思えないですよね。

掲載しないことは虚偽記載には当たりませんが、投資は自己責任でもあります。

サービス会社選びの際は、過去の不正に注意する必要があるでしょう。

選んではいけないソーシャルレンディングの特徴2.他社と比べて高すぎる金利

他社と比べて、金利が高すぎる場合は気を付けるべきでしょう。

ソーシャルレンディングは一般的にはハイリスクハイリターンの投資であるため、例えば途上国のニッチな事業支援ファンドなどは10%以上の金利も可能ではあります。

その分リスクも高まりますが、過去のデフォルト実績も載せた上で募集しているサービス会社には何の問題もないでしょう。

一方で、理由がよく分からずに高い金利で集めようとしているサービス会社には注意が必要です。

過去には、12%から14%の高金利で一気に資金を集めた企業が不正を働くなどの事例があります。

みんなのクレジット事件では1年足らずで40億円以上を集めましたが、そのうち31億円は返金されませんでした。

高金利に単純にとびつくことはおすすめしません。

選んではいけないソーシャルレンディングの特徴3.頻繁な入金キャンペーン

頻繁な入金キャンペーンにも気を付けるべきです。

ある程度の広告や販売促進はもちろん必要ですが、できたばかりのサービス会社が、無謀とも言える高金利のキャッシュバックキャンペーンで資金を集めようとするのは様子を見るべきではないでしょうか。

短期間で大量の資金を集めるのが、不正を行うサービス会社の常套手段です。

場合によっては、友達紹介キャンペーンなどで自分自身が友人を巻き込んでしまうケースもあります。

キャンペーンではなく、あくまで通常のソーシャルレンディング投資で勝つことを目的にしましょう。

また、過去に様々なトラブルを起こしているようなブロガーが、突然おすすめし始めたサービス会社などにも注意が必要です。

安全性の高いおすすめのソーシャルレンディング3選

過去の事件やリスクの高いソーシャルレンディングの特徴を踏まえて、安全性という点でおすすめできるソーシャルレンディングサービスを紹介します。

安全性の高いおすすめのソーシャルレンディング1.funds(ファンズ)

funds(ファンズ)は安全性を最重視する方におすすめのソーシャルレンディングです。

funds(ファンズ)はあくまで資金を募集する会社に徹し、ファンド組成企業は資本関係のない企業となります。

この独立性により、過去の事件のように資金流用などが起きる確率ははるかに下がるでしょう。

さらに、funds(ファンズ) は他のソーシャルレンディングと異なり上場企業を中心に融資するのが特徴です。

中小零細企業に高金利で融資する、ハイリスクハイリターンが一般のソーシャルレンディングですが、funds(ファンズ)は主に上場企業に絞っているため、安定性はさらに増します。

実際に、過去に元本割れもありません。

リスクが低いため金利は低いですが、事業者リスクもデフォルトリスクも可能な限り減らしたい方には最適でしょう。

ファンズ株式会社の会社概要

funds(ファンズ)はファンズ株式会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。

サービスはリリースされたばかりで会社も取り組みも新しいですが、資本金は4億円以上確保し、大手広告代理店や金融系企業が出資をしているため、安定性も問題ないのではないでしょうか。

会社名

ファンズ株式会社
(旧社名 株式会社クラウドポート)

設立日

2016年11月1日

資本金

483,000千円

本社所在地

〒106-0031 東京都港区西麻布3-2-1 北辰ビル7階

funds(ファンズ)の評判・口コミはこちら⇨

funds(ファンズ)の公式サイトはこちら⇨

安全性の高いおすすめのソーシャルレンディング2.SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは業界で最も人気のある1社です。

SBIグループの安心感があり、多くのソーシャルレンディング会社が不正を働いて消えていった時代を乗り越えてここまで生き残ってきました。

ファンド数や過去の実績も豊富で総合力も高いサービスです。

金利が毎月分配という点もメリットでしょう。

扱ってきたファンド数が多い故でもありますが、デフォルトが発生したことはあります。

その際は真摯な対応が投資家からの高評価を得ましたし、デフォルトを起こした種類のサービスは終了させました。

信頼度含めて、非常におすすめできるサービス会社です。

SBIソーシャルレンディング株式会社の運営会社情報

SBIソーシャルレンディングはSBIソーシャルレンディング株式会社の運営サービスです。

投資において知名度も実績も申し分ないSBIグループが運営しています。

2008年に設立し、数々のソーシャルレンディング会社が消えて行った中でも生き残っている実績があります。

安心度は抜群と言えるでしょう。

会社名

SBIソーシャルレンディング株式会社

設立日

2008年1月24日

資本金

1,000万円

本社所在地

東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー

SBIソーシャルレンディングの公式サイトはこちら⇨

安全性の高いおすすめのソーシャルレンディング3.LENDEX(レンデックス)

事業者リスクも今のところなくデフォルトも過去にゼロで、かつ高金利を実現しているLENDEX(レンデックス)もおすすめです。

ソーシャルレンディング業界でも高い6%から10%という金利のため、2019年頃は不安視する声もありましたが、当時のファンドも無事償還されて信頼度は上がっています。

半年ほどの短期運用ファンドが多いため、リスク軽減にもなっています。

また、すべてのファンドが不動産担保付きなのも安心です。

安全性だけでなく総合的にも優れたソーシャルレンディングといえるでしょう。

株式会社LENDEX(レンデックス)の会社概要

LENDEX(レンデックス)は株式会社LENDEX(レンデックス)が運営するソーシャルレンディングです。

ソーシャルレンディングを専門とするため会社の規模は小さいですが、過去実績も豊富で順調に成長している、安定性のある事業者です。

会社名

株式会社LENDEX(レンデックス)

設立日

2000年8月1日

資本金

194,500,000円

従業員数

8名

本社所在地

〒150-0002
東京都渋谷区渋谷二丁目1番11号 郁文堂青山通りビル5階

LENDEXの公式サイトはこちら⇨

LENDEXの口コミ・評判はこちら⇨

まとめ

人気が高まり続けるソーシャルレンディングですが、過去にはいくつもの不正や事件もあります。

maneo関連では、結果として10億円以上が流用され集団訴訟にまでなりました。

実績も規模も断トツの最大手で起きたケースだけに大変な衝撃でした。

資金が戻らない方は今でも不安でしょう。

このことからも事業者リスクは非常に注意すべき点であり、過去に不正を行っていないか、無謀な高金利や入金促進キャンペーンではないかなど、しっかりと確認することが重要です。

きちんとリスク対策をすれば、ソーシャルレンディングは賢い投資にもなります。

ここでおすすめしている安全性の高いサービス会社などを見てみてはいかがでしょうか。

 

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