新しい資産運用の手段として非常に人気を集めているソーシャルレンディング。

不動産投資として活用する人も多いですが、ソーシャルレンディングとは何か、なぜ高金利が可能なのかなど、仕組みやスキームをきちんと理解している人はまだ少ないでしょう。

この記事ではソーシャルレンディングとは何かを初心者でも簡単にわかるように説明します。

市場規模の推移も紹介することで本当にソーシャルレンディングに資金が集まっているのかも検証しましょう。

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ソーシャルレンディングとは?仕組みやスキームをわかりやすく解説

ソーシャルレンディングとは何かをわかりやすく解説します。

ソーシャルレンディングとは法人融資

ソーシャルレンディングとは、貸付型や融資型クラウドファンディングとも呼ばれます。

ソーシャルレンディング運営会社が融資先企業を見つけて、私たち投資家は運営会社を通して事業者に融資をします。

貸付する事業者は中小企業やベンチャー企業で、一般の金融機関からの融資が受けにくいためソーシャルレンディングを活用します。

そのため融資する投資家も高金利で貸すことができるスキームです。

ソーシャルレンディング運営会社が仲介

融資を仲介する運営会社が事業者の募集や調査を行い、保証会社や担保を設定したファンドを作るため、投資家の手間がほとんどないことがメリットです。

注意点としては貸付する事業者の配当遅延や貸し倒れリスクがあるためハイリスクハイリターン型の投資になるでしょう。

それ故の高金利ですが、実際は保証や担保が付いたファンドも多く、運営会社も過去実績を詳細に公開しており、貸し倒れなどが起きる確率はかなり低いことが分かります。

あらゆる投資商品と同様に元本保証ではありませんが、個人が法人に融資することで高金利を実現するのがソーシャルレンディングの仕組みです。

ソーシャルレンディングの市場規模の推移を紹介

ソーシャルレンディングの市場規模を他の不動産指標とも比較しながら見てみましょう。

様々な調査がありますがフィンテックの調査を専門で行う矢野経済研究所のデータと、最大手の1つNRI(野村総合研究所)のデータを参照します。

5年間で8.5倍の市場規模拡大

矢野経済研究所の調査によれば、クラウドファンディング全体の市場規模は2014年から2018年の5年間で約200億円から1700億円と急速に拡大しています。

このうちソーシャルレンディングが属する融資型が90%を占めるため、ソーシャルレンディングの市場も間違いなく拡大しているといえるでしょう。

「証券化対象不動産」は減少

同じ期間を対象に、NRI(野村総合研究所)が2014年から2018年に調査した証券化対象不動産の取得実績については3年連続の減少となっています。

証券化対象不動産とは特定目的会社やJ-REITを含みます。

不動産価格の上昇で不動産の取得は難しくなる中で、不動産投資を柱の1つとするソーシャルレンディング市場は拡大しているといえるでしょう。

まとめ

ソーシャルレンディングとは運営会社を仲介することで投資家が中小規模の法人に融資できるサービスです。

貸付する事業者の性質上ハイリスクハイリターン型となり高金利が実現できます。

それぞれの運営会社が過去の実績を公開しており、ファンドごとに保証や担保が付いていることも多く、実際には貸し倒れなどのリスクは低いことはわかるでしょう。

高金利や手軽さによる人気のため、ソーシャルレンディングが含まれる融資型クラウドファンディングの市場規模は数年で何倍にも拡大してきました。

新しい資産運用の手段として検討してみるのはいかがでしょうか。

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不動産テックラボ編集部

不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。