土地をもっと効率的に活用できないかな。

ドローンをどこで飛ばしたら良いのかわからない

ここでは、このようにそれぞれ異なる悩みを抱えている両者を結び付ける「ソラシェア」というサービスをご紹介します。

土地を持っている方は、そこの空の所有権を使って新たなる資産運用を。

ドローンを飛ばしたい方は、正式に許可された場所で安全にドローン操縦を。

win-winの関係を作るために設立されたサービスが「ソラシェア」です。

それでは、そのソラシェアの特徴を以下で見ていきましょう。

ソラシェア(sora:share)の利用方法

まず、ソラシェアを実際に利用する方法について、

  1. 土地所有者側
  2. ドローンユーザー側

それぞれに分けて紹介をしていきます。

土地所有者側の利用方法

土地利用者がドローンユーザ側に空を貸し出したい場合、ソラシェアの公式サイトから情報登録を行います。

  1. 土地情報を入力
  2. スカイドメインという空の名前を命名する
  3. 空の提供設定
  4. 本人情報・決済情報を入力

以上で完了です。

これでドローンユーザに向けての空の貸出が可能になります。

ドローンユーザは空を借りる際に使用料を支払うため、それが収入となって土地所有者に振り込まれます。

ドローンユーザ側の利用方法

ドローンユーザの場合は、ソラシェアサービスのためのアカウントを作るだけでOKです。

個人の方ならFacebookからアカウントを作ることも可能ですが、法人の場合はサイト用のアカウントを持つことになります。

アカウント作成が完了したら、以下の流れで空を予約します。

  1. マーケットページから借りたい空を選択
  2. スカイドメインの詳細ページの確認
  3. 飛ばすドローンの情報を入力
  4. 予約情報を入力
  5. One-Timeの空を選択した場合は料金の支払い

これで予約は完了です。

先ほど「One-Time」という言葉が出ましたが、これは料金の支払い方法の一つです。

ソラシェアには、1回ごとに支払う方法と月額制があります。

One-Time

場所によって料金は異なりますが、1回で利用できる時間は30分です。

Unlimited

月額制はこちらのタイプで、全国でドローンの飛ばし放題ができます。

初回は30日間無料体験ができます。

3,000円で、Unlimitedに登録された空を何度でも使えます。

ソラシェア(sora:share)のメリット

続いて、ソラシェアを利用することによって得られるメリットを、

  1. 土地所有者側
  2. ドローンユーザー側

にわけて、紹介していきます。

土地所有者側

このソラシェアが画期的だと言えるのは、土地所有者はその空も所有していることに着目し、それを資産運用に応用しようと考えたことです。

民法207条には、土地の所有者は空の所有権も保有していると明記されています。

しかし、所有していてもそれを実際に活かしている人は少ないでしょう。

そこで、最近人気となってきたドローンユーザの要望と結び付けたのです。

これなら彼らの要望を聞く代わりに、使用料を収益とできるため資産運用ができます。

では、どれくらい儲けが出るのかをシミュレーションしてみましょう。

例えば301,000円と設定し、1ヶ月に50時間ドローンユーザに空を貸し出すとしましょう。

このうちソラシェアの利用証である売り上げの30%を引くと、月7万円の収入が入ります。

土地がなかなか有効活用できない場所だとしても、空ならこれからの利用価値が高まっていくでしょう。

ドローンユーザ側

では、ドローンユーザ側にとってもソラシェアを使うメリットとは何でしょうか。

一番は、どこならドローンを飛ばしても良いのかわかり、安心して操縦できることでしょう。

料金も場所も、ソラシェアのサイトから探せば良いので自分で探すのと比べて手間が省けます。

また、もう一つメリットとなるのが保証制度があることです。

個人で許可を取ってドローンを操縦すると、万が一何かあった時にその責任を自分で取らなくてはなりません。

しかし、ソラシェアには損保ジャパン日本興亜が1億円を限度として保険金を支払ってくれるシステムがあります。

ドローンユーザが引き起こすトラブルの例として多いのは、操縦ミスにより他人にケガを負わせてしまうことと、他人の所有物を破壊してしまうことです。

法律上の賠償責任が発生した場合に保証制度があると、安心して操縦できます。

ソラシェア(sora:share)のデメリット

次に、ソラシェアを利用する際に押さえておきたいデメリットを、

  1. 土地所有者側
  2. ドローンユーザー側

にわけて、紹介していきます。

土地所有者側

では、逆にソラシェアを利用する上で発生するデメリットはあるのでしょうか。

土地所有者側としては、ドローンユーザが飛ばしたいと思える場所かどうかが収益に大きくかかわってくるため、木々が邪魔をしそうな場所や週末等に行きにくい土地は需要がすくなくなってしまいます。

ドローンユーザにとって利用しやすいのは、アクセスが良く、かつ見渡しが良いところです。

それを考えると、空の所有権はあっても住宅街ではなかなか登録しづらいものがあります。

開けた土地を都心近くに持っている人限定で稼げるシステムという色が濃いので、この条件に当てはまらないとなかなか利用してもらえないところがデメリットになります。

収入を期待できる人とそうでない人に大きな差があるでしょう。

ドローンユーザ側

ドローンユーザ側からしてみれば、まだ貸出可能な空が少ないことがデメリットの一つでしょう。

そこから派生するもう一つのデメリットは、人気の空が出てくると予約が他のユーザと被ってしまうことです。

Unlimitedの場合、ソラシェアのサイトでは譲り合いの精神を持って対応するようにと記載しています。

自分ひとりが悠々自適に利用できるかどうかというと必ずしもそうではないため、曖昧なルールの中で他のドローンユーザとの話し合いが必要になる場面もあるでしょう。

また、視界が開けた空を利用したい場合にはそこの空の貸出料が高くなります。

Unlimitedにしたとしても、上記のように他のユーザと予約が被ることもあります。

金銭的な面においても、もっと安く飛ばしたいと考えている方にとっては痛手となる場合があります。

ソラシェア(sora:share)利用者の口コミ・評判

続いて、ソラシェアを実際に利用した人の口コミ・評判を

  1. 土地所有者側
  2. ドローンユーザー側

にわけて、紹介していきます。

土地所有者側

実際にソラシェアに空を登録している方の評判を見てみると、その絶景をドローンユーザに貸出できて満足している声もありました。

例えば、「小城市の天山から絶景スポット」では、所有者側はそこの景色の良さや、広大な範囲を操縦できることをアピールしています。

それに対して、ドローンユーザもどんなところだったかをレビューとしてコメントしています。

参考URLhttps://www.sorashare.com/ja/sky_markets/181

また、ツイッターでは個人向けではなくビジネス向けとしてソラシェアが動いていることに期待を込めたつぶやきもありました。

ドローンで、身近なエリアで本格的に配送ができるようにするといった内容です。

まだソラシェアの認知度が低く、どれだけ稼いだ!等の具体的コメントはネット上には上がってきていないようです。

ドローンユーザ側

ドローンユーザはソラシェアで簡単に許可が下りている空を検索できるため、その評判もまずまずのようです。

「景色の良い小城市の八丁ダム」でドローン操縦をした方は、

「障害物がなく、電波状況も安定していて非常に飛ばしやすかったです。」

「小城市内から車で山を上がっていきます。車や人通りはほとんどありません。 第三者を気にせずに自由にドローンの練習を行うことができます。 周囲は森林に囲まれ、上空からは佐賀の平野を見渡すことができます。晴れた日にくるのがよいと思います。これから、紅葉の季節がスタートするのでまた行ってみたいです。」

など、飛ばしてみた感想を書いていますがどれも不満がなく満足度が高いレビューです。

参考URLhttps://www.sorashare.com/ja/sky_markets/111

まとめ

空を持て余している人と、ドローン操縦場所を探している人を結び付けるソラシェア。

今はまだ発展途上ですが、これからの需要は大きくなっていくサービスでしょう。

景色が良い土地を持っている場合や、気兼ねなく思い切りドローンを飛ばしてみたいという場合には一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。

The following two tabs change content below.
アバター

不動産テックラボ編集部

不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。