S&P500の会社を何社言えますでしょうか?
そもそも500社を指すことを知っていましたでしょうか。
ダウやナスダックといった単語とどのような関係なのでしょうか。
この数年で日本でもS&P500が普及してきました。
それは米株歴10年としても喜ばしいのですが、神話のように「S&P500が一番儲かる、S&P500以外は詐欺」といった恐ろしい思い付きツイートが溢れていることも事実ですよね。
ここでは米株歴10年がS&P500一本だけでいいは本当か、徹底解説します。
< AI自動投資「FOLIO ROBO PRO」公式サイト >
S&P500一本だけでいいは本当か
S&P500が日本でも知れ渡ってから数年が経ちますよね。
YouTubeやSNSを通して何を知らなくともS&P500だけは知っている人が増えてきました。
前提としてこれ自体は良いことだと米株歴10年の筆者も考えます。
S&P500一本で絶対儲かる?S&P500はもはや貯金?S&P500以外は絶対ダメ?S&P500が一番儲かる?
S&P500の普及は良い傾向ですが、一方でS&P500一本で絶対儲かる、S&P500はもはや貯金、S&P500以外は絶対ダメ、S&P500が一番儲かるといったツイートを無数に見かけます。
それしか知らない素人さんが無邪気に投稿して大量のファボをもらっていますが、これは事実ではありません。
S&P500全突っ込みの前にS&P500とは
S&P500全突っ込みの前に、S&P500がそもそも何か知らない方も少なくありません。
妄信する前に定義を確認しましょう。
S&P500は、アメリカの株式市場に上場している500の大企業の株式価格をベンチマークとして測定した株価指数です。
金融市場や投資家にとって重要な指標の一つであり、アメリカ株式市場全体の動向を把握するための指標としても使用されていますよね。
S&P500は企業の市場価値に応じた重み付けによって構成されており、大企業ほど指数の動向に影響を与えます。
アメリカ株式市場のパフォーマンスを追跡し、投資家が賢明な投資判断をするための重要なツールとなっています。
< AI自動投資「FOLIO ROBO PRO」公式サイト >
S&P500にもリスクがあり何年間も損することは普通にある
投資が怖い方は「絶対」にすがりたいのかもしれません。
しかしS&P500は絶対に儲かるというわけでは決してありません。
分かりやすい例として、2022年など最近投資を始めた人の中には「S&P500は絶対に儲かると聞いたのにずっと損しているではないか!」と憤っている人も少なくないでしょう。
S&P500がマイナスで終わる年やリセッションによって何年も損失が膨らむことも普通にあり得ます。
(参照)評判のFOLIO ROBO PROは米株投資10年の筆者もおすすめ?実績や手数料まで徹底分析
S&P500と全世界株(オルカン)はS&P500の勝ち(過去は)
S&P500と双璧で人気な投資先として、全世界株、通称オルカンがありますよね。
オルカン推しの人はより安全(な感じ)がよいのでしょう。
過去を見ればS&P500の方がはるかにパフォーマンスはよいです。
またオルカンを引っ張る銘柄は結局S&P500とダブりますので(割合はS&P500の方が高い)、オルカンがS&P500を抜く未来は存在したとしてもかなり遠いと言えます。
S&P500の買い時は?シミュレーションに意味ある?
S&P500の買い時は諸説あります。
大きく分けるとドルコスト平均法か、全突っ込みかです。
S&P500の全突っ込みが理論的にはおすすめ
筆者の好みはS&P500全突っ込みです。
筆者は個別銘柄全突っ込みマンなのですが、理由としては未来の上げ下げは誰にも分からず、上げ下げしながらも長期では上がる前提で投資をしているのですから、長期で勝てると判断した投資先に今投資しないと機会損失ですよね。
言い換えると、全突っ込みしないことは近々下がることに賭けていることになります。
リスクが怖い人はS&P500のドルコスト平均法でも問題ない
筆者は投資歴10年で下げ相場でも何も感じなくなりましたが、初心者の方が怖い気持ちもわかります。
決してドルコスト平均法がダメで、全突っ込みが絶対に勝てるという話でもありません。
そのため初心者の方はドルコスト平均法で問題ないでしょう。
S&P500の100万円10年後シミュレーションなどは無意味
S&P500の100万円10年後シミュレーションなどは無意味と言えます。
すでに投資している人はわかりますが、毎日株価は変わります。
シミュレーションを超えた次の日に暴落なんて日常茶飯事ですよね。
捕らぬ狸の皮算用に一喜一憂することは賢明ではないでしょう。
S&P500はAI投資で勝てる実績(現状は)
未来は誰にも分かりません。
それはS&P500にも当てはまることですので、S&P500が一番儲かる論も複数の点で間違っています。
筆者はマーケットに勝つために個別銘柄全突っ込みをしていますが、最近ではAI投資のパフォーマンスが非常によくなってきました。
なんちゃってAIではないFOLIO ROBO PROが評判
AI投資、自動投資と名乗るサービスはいくつもありますが、なんちゃってAIも存在します。
その中でパフォーマンスが抜群によく大人気になっているのがFOLIO ROBO PROですよね。
資産比率を月に1回自動で最適化し、1年で20%以上プラスになった実績もありますし、AIによる自動の資産運用を実践しています。
本物のAI投資と呼べる数少ないサービスですよね。
筆者はこれだけ毎日時間と労力をかけていますが、ほったらかし投資のAI投資に負けることが大半です(楽しいからいいのです、楽しいから…)。
S&P500が聞いていた話と違うという方は、その聞いていた話は違うわけですが、もう少し視野を広げてみると楽しくて儲かる可能性が高まるためおすすめです。