2022年の米国株は予想に反して大きく下がりました。
日本とは比べ物にならないインフレが起きており、金利は1年間で3%近く上昇する異例の年でしたよね。
2023年の米国株は上昇する予想が多いようですが、インフレが長引けば2022年同様に調整が続く可能性は十分あるでしょう。
ここでは米国株価が下がる3つの理由を米国株歴10年がわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
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2022年は米国株が大きく下がった
2022年は株式相場にとって特徴的でした。
毎年乱高下はつきものですが、2022年は事前予想に大きく反して下落した1年となりましたよね。
2022年に投資を始めた初心者の方は、「S&P500がこんなに下がるなんて聞いてないぞ?」とショックを受けたのではないでしょうか。
2022年は日本株より大幅に調整(下落)した米国株
筆者は投資を10年以上続けていますが、大半のケースでは米国株より日本株の調整が大きいですよね。
米国株は回復したのに日本株が置いて行かれたという状況は幾度となく見てきました。
しかし2022年については日本株よりも米国株の方が大きく調整しました。
珍しい1年だったと言えるでしょう。
その理由をわかりやすく説明していきます。
米国株はなぜ下がる?米国株が下がる3つの理由(2023年最新)
2022年に米国株が下がったことはお伝えしましたが、具体的になぜここまで下落したのでしょうか。
- 企業収益の悪化
- 金利上昇
- インフレ
2023年を見通す上でもわかりやすく解説します。
米国株が下がる理由1企業収益の悪化
株価が下がる大きな理由の1つが企業収益の悪化です。
個別株は決算で結果が出ますが、マクロ環境によってマーケット全体も悪化することがあります。
2022年についてはそこまで企業収益は悪化しておらず、一番の下落要因とは言えません。
米国株が下がる理由2金利上昇
2022年に米国株が予想に反して下落した一番の理由は、やはり金利上昇ですよね。
2022年だけで長期金利が1%後半から4%にまで上昇しました。
FRB(米連邦準備制度理事会)が1年間で4%ポイントを超える大幅な利上げに踏み切ったことで、米株市場全体が下落し、中でもNASDAQの下落が著しい1年となりました。
米国株が下がる理由3インフレ
金利上昇の要因はもちろんインフレです。
急激なインフレにより予想を超える金利上昇が起きてしまい、結果として株式相場は調整となりました。
2023年は相場の上昇を予想する声が多いようですが、インフレの終息が想定よりさらに長引いた場合、金利も下がらず2023年も株価が下落する可能性は十分あると考えられます。
2022年の米国株市場予想は大きく外れ
ここまでお伝えした通り、インフレと金利急上昇によって2022年の米国株は下落しました。
これは事前予想から大きく外れています。
2023年の米国株市場は上昇予想だがまた外れるリスクもあり
2023年の米国株市場は上昇予想とされています。
しかしインフレが長引けば再び予想は外れるでしょう。
上昇に全ベットすることはおすすめできません。
(参照)評判のFOLIO ROBO PROは米株投資10年の筆者もおすすめ?実績や手数料まで徹底分析
米国株市場が下がっても儲かる可能性はある
米国株が下がるからと言って全員が損をするわけではありません。
例えば現在は米国債券が注目されていますよね。
筆者はマーケットに勝つために個別銘柄全突っ込みをしていますが、最近ではAI投資のパフォーマンスが非常によくなってきました。
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S&P500が聞いていた話と違うという方は、その聞いていた話は違うわけですが、もう少し視野を広げてみると楽しくて儲かる可能性が高まるためおすすめです。