今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、高齢者向け賃貸マンション「シニアテックマンション」を運営している株式会社シーラ様です。

住み慣れた都心で自立した生活を送りたいアクティブシニアをターゲットにした住まいで、見守りサービスやIoTで安心・快適に過ごすことができます。

引っ越し先を探しているシニア層の方はもちろん、ご両親のお住まいに心配のある方にも、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

自立した生活を送りたいアクティブシニアのための「シニアテックマンション」の公式サイトはこちら⇒

株式会社シーラ様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社シーラ様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、シニアテックマンションの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」

シニアテックマンションは、老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に代わるシニアの新たなお住まい形態として株式会社シーラがプロデュースする賃貸マンションです。

趣味や家族・友人との触れ合いを楽しみながら自立した生活を送りたいアクティブシニアにとって大切なのは、アクセスのよい都会で充実した毎日を送ること。

そこに「便利」と「安心」を追加したのがシニアテックマンションです。

最先端の「IoT」と看護や介護の有資格者など「人」を組み合わせて、適度な距離感ときめ細やかなサポートを両立させています。

シニアテックマンションのコンセプトムービーはこちら⇒

Q2.「次にシニアテックマンションをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」

超高齢社会を迎えた日本の65歳以上の「高齢者」のうち、実に8割以上は体力も気力も経済力もある「アクティブシニア」と呼ばれる元気な方々です。

介護を前提とした老人ホームでは、「アクティブシニア」のライフスタイルにフィットせず、とは言え、普通の住宅ではいざというときに不安もあります。

「大きなニーズがあるにも関わらず、それに応えられる住まいがない…」そこに着目し、開発されたのがシニアテックマンションです。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際のシニアテックマンションの強み・優位性を教えてください。」

シニアテックマンションにお住まいになられるのは、基本的に自立生活を送るシニアの方々。

老人ホームなどでは共同生活の中で時間や移動・行動に制限が課されますが、シニアテックマンションでは自由で独立した生活を送っていただくことが可能です。

見守りサービスもIoT技術を駆使し「見張られている感」を出さない仕組みになっており、最初は見守りサービスを付けずに、いずれ不安を感じるようなったら追加する…といった柔軟な対応も可能です。

また、シニア向けの施設や分譲マンションは郊外にあることが多いのですが、シニアテックマンションは東京23区内の都心部で物件をご紹介しています。

住み慣れた都会でアクティブな生活を送りたい方、都心に住むお子さんの近くに住みたい方など多くの需要にお応えしています。

そして、既存の高齢者向け住宅は、入所金・月額利用料が高額で、たとえ短期間で退所することになった場合でも、手元には何も残りません。

しかし、シニアックマンションは通常の賃貸マンションと同じご契約になるため、高額な入居費用や月額利用料は必要ありません。

賃料は14万円台~、見守りサービス料は23,100円と比較的リーズナブルな価格でお住まいいただけます。

また、ご購入していただくことも可能で、その場合はご自身の所有物になるため、後々売却をしたりお子様へ資産として引き継いでいただいたりすることも可能です。

Q4.「アプリや声で照明やカーテンが開くなど、スマートホーム機能が充実しています。アプリが苦手な高齢者でも使いこなせますか?」

インターネットの接続や備え付け設備の設定は、弊社側で完了させています。

ご入居者様は、入居後難しい設定などをすることなくスマートホーム機能をご利用いただけます。

また、音声操作は機器をいじる必要はございませんので、誰でも簡単に使用することができます。

もちろん、アプリや機器を使わずに従来通りにお過ごしいただくことも可能です。

逆にスマートホーム対応の家電を持ち込んで接続していただくことも可能ですので、ご自身の好みや身体状況に合わせてご活用いただけます。

Q5.「高齢者本人や家族にとっても安心できるような機能や設備を教えてください。」

シニアテックマンションの室内は、シニア向けにフルリフォームされています。

うれしい設備として、身体負担を減らすために玄関には折り畳みの腰掛けを設置、室内のいたる所に手すり代わりに体重を掛けられる造作を備え付けました。

また、自動水栓や自動昇降式の食器棚、自動洗浄機能付きの浴室などが家事負担を軽減してくれます。(※物件によって付帯する設備は異なります)

造作家具はすべて地震対策済み、非常時の防災セットや食料備蓄も完備しています。

見守り面では、IoT機器による心地よい距離感の見守りサービスをご用意。

見張られている感はないのに緊急時にはすぐに介護・看護の有資格者につながる体制を整えています。

いざとなった時にドクターや救急車を手配できることも安心感につながるのではないでしょうか。

定期的な安否確認や健康相談も実施しています。

室内の様子はアプリを通してご家族様にもリアルタイムで確認していただけます。

これらの見守りサービスは、ご本人様やご家族様の希望にあわせてカスタマイズすることも可能です。

Q6.「防犯カメラを付けることはできますか?防犯カメラの映像や状況はどのようなセキュリティ対策に繋がっていますでしょうか?」

オプションで360°対応の防犯カメラを設置することが可能です。

遠くからでも室内の状況を確認していただくことができます。

Q7.「緊急呼び出しボタンはありますか?その場合コールセンターは24時間対応でしょうか?」

寝室・トイレ・洗面室の3ヶ所に緊急呼出ボタンを設置しました。

ボタンが押された場合、24時間対応のコールセンターと繋がりオペレーターがビデオ通話で様子を確認します。

コールセンターには介護・看護の有資格者も常駐しており、緊急性が高いと判断した場合は提携している訪問診療のドクターを手配しますのでご安心ください。

Q8.「高齢者でヒートショックが心配な方は多いです。ヒートショック対策があれば教えてください。」

シニアテックマンションでは、ヒートショック対策として、通常ですと居室のみに設置されることが多い床暖房を、居室、廊下、洗面室まで設置しました。

温度差の激しい脱衣スペースなどでも足元から暖かくお過ごしいただけます。

浴室内の床もクッション性と断熱性のある床材を採用。

また、窓ガラスは2重サッシになっており、室内の熱を逃がさない工夫をしています。

ご内見にいらっしゃる方も入室した際まず「暖かいですね」とおっしゃる方が多いです。

Q9.「株式会社シーラとしての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

高齢者の中でも、約8割が介護を必要としないアクティブシニアだと言われており、アクティブシニア向けの住宅サービスとして、「高齢者向け住宅」の市場が拡大しています。

しかし、「高齢者向け住宅」と一口に言っても、介護付き有料老人ホームから、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームなど、その種類は多種多様。

実際、これらは要介護者向けにつくられたものがほとんどで、自立したアクティブシニアのニーズに応える住宅は少ない現状があります。

株式会社シーラでは、こういった問題を解決していきたいと考えております。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者について、一言お願いします!」

ここまでお読みいただきありがとうございます。

読者様の周りにも、「高齢で引っ越し先が見つからない」「まだまだ元気で自立した生活を送りたいけどいざという時が不安」「自宅が広すぎるし老朽化しているので住み替えをしたい」と考えているシニア層の方、「安心して親を住まわせられる家を探している」といったお子さん世代の方がいらっしゃるのではないでしょうか。

弊社では東京23区内の物件を複数紹介しています。

モデルルームもご用意しておりますので、お気軽にお問合せいただければ幸いです。

株式会社シーラの会社情報

会社名 株式会社シーラ
所在地 東京都渋谷区広尾1-1-39
恵比寿プライムスクエア 7F
代表取締役CEO 湯藤善行
公式サイトURL https://syla.jp/

最後に

今回は、「シニアテックマンション」を提供している株式会社シーラ様のインタビュー記事を紹介しました。

個人で導入するとかなりのコストがかかるバリアフリーやIoTが、すべて揃った都心のマンションに安価で住めるのはとても魅力的ですね。

テクノロジーだけでなく、「人」も組み合わせた安心の住まいは、これからもさらに多くの人に受け入れられていくことでしょう。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからシニアテックマンションの公式サイトをチェックしてみてください。

シニアテックマンションの公式サイトはこちら⇒

株式会社シーラ様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!