「不動産情報や仲介業務支援・管理業務支援などを自社システムと連動させたい」

「もっと業務効率を改善させたい」

など、自社の課題・対策を考えている場合はSyncaがおすすめです。

Syncaを活用すれば、現在抱えている企業課題を解決できる可能性があります。

ここでは、Syncaのサービスの概要や特徴、メリット・デメリットなどについて紹介しています。

この記事を読むことで、課題解決のヒントを得ることができますので参考にしてください。

Syncaとは?概要を解説

まずは、Syncaがどのようなサービスなのか、その内容について理解していきましょう。

ここでは、Syncaサービスの概要や提供会社について紹介しています。

サービスの概要

Synca(シンカ)は、ダイヤモンドメディア株式会社が20191028日より提供する不動産特化型iPaaSサービスです。

iPaaSintegration Platform as a Service)とは、クラウド統合プラットフォームになります。

Syncaを利用すれば、SaaSSoftware as a Service)やオンプレミス環境(自社内で保有・運用)のシステムとの連動をサポートすることができます。

具体的には、以下のような不動産テックサービスや社内システムの連携を簡単にできるため、コスト削減や業務の効率化を図ることが可能です。

  • 入居者サービス
  • 内見サービス
  • 物件確認サービス
  • オーナーサービス
  • 賃貸管理システム
  • WEB申込サービス

Syncaは、既に複数のWEB入居申込サービスや賃貸管理システムとの連携が予定されているなど、不動産業界で注目を集めるサービスとなっています。

WEB入居申込サービスとはスマホやパソコンから入居申込ができるサービスです。

連携サービス

Syncaはサービス提供開始時から、以下のサービスとの連携対応が可能です(予定を含む)。

WEB入居申込サービス

  • Conomy(グッドルーム株式会社)
  • 「申込受付くん」(イタンジ株式会社)
  • GoWeb!MM株式会社)

賃貸管理システム

  • 「賃貸名人」(株式会社ダンゴネット)

WEB入居申込サービスとAPIによるデータ連動、賃貸管理システムとはAPI or RPAIによるデータ連動を行います。

そして、保証会社とAPIによる申込データ連動や審査結果連動を行うなどして、業務効率化を図ることが可能です。

現在、連携可能・予定している不動産テックサービスは上記の通りですが、今後3年間で300社の導入を目指しています。

運営会社は「ダイヤモンドメディア株式会社」

Syncaを提供しているダイヤモンドメディア株式会社は、2007年に設立されました。

不動産業界と経営の2つの領域でイノベーションを起こすべく、以下の事業・サービスを提供しています。

事業内容

  • 不動産オーナー、仲介業者、管理会社向けITシステムの開発や提供
  • WEBサイト、ITシステムの開発
  • 人材紹介、研修の提供 など

サービス

  • Synca:データ連携プラットフォーム
  • Owner Box:オーナー向け不動産資産管理クラウドサービス
  • 「ダイヤモンドテール」:不動産サイト制作サービス
  • Tonashiba:人材・人事機能を共有するネットワーク

ホラクラシー経営によって持続的かつ健全に発展していく組織のあり方を追求しており、2017年には第3回ホワイト企業大賞「大賞」を受賞しています。

Syncaが誕生した背景

不動産テック特化型iPaaSサービスのSyncaがどのようにして誕生したのか、その背景について確認していきましょう。

そうすることで、多くの企業から期待されるサービスの理由がわかります。

非常に多い不動産テックサービス

現在、非常に多くの不動産テックサービスが登場しており、1企業で複数のサービスを導入していることも珍しくありません。

一般社団法人 不動産テック協会の「不動産テック カオスマップ」によると、

  • ローン・保証
  • クラウドファンディング
  • 仲介業務支援
  • 管理業務支援
  • 不動産情報
  • 物件情報・メディア
  • マッチング

など、他にも多くのジャンルの不動産テックサービスが300種類以上も存在しているとしています。

データ連動へのニーズからSyncaが誕生

300種類以上もの不動産テックサービスがあり、1企業で複数サービスを導入しているケースも多いことから、データ連動へのニーズが高まっています。

それぞれのサービスは非常に便利ですが、各サービスが連動しておらず、データ管理や使い勝手の面で手間がかかる部分があるためです。

常に複数の管理画面をチェックし、操作・管理しなければならず、負担軽減を目的としてサービスを導入するのに負担が増える状況が発生していました。

仮に、複数の不動産テックサービスのデータを連動させるシステムを開発する場合、開発コストが数百万円~数千万円かかりますし、相応の開発期間を要することになります。

このような動きができる会社はそう多くはありません。

そこで、データ連動ニーズへ応えるために開発されたのがダイヤモンドメディアのSyncaです。

Syncaを導入することで、多額の開発コストや開発期間をかけることなく、各サービスを連動できるようになります。

各業者は、これまで以上に作業効率が良い環境を手に入れられるのです。

Synca導入のメリット、特徴

ここでは、Syncaを導入することのメリットや特徴について確認していきましょう。

メリットや特徴を知ることで、他のサービスや自社開発システム、複数サービスを連動させずに管理している現状維持との比較もしやすくなります。

WEB入居申込サービスの情報を賃貸管理システムとリアルタイムで連動できる

Syncaの特徴の1つが、WEB入居申込サービスと賃貸管理システムをリアルタイムで連動できることです。

WEB入居申込サービス経由で入ってきたデータを引き継ぎ、入居審査や入居者管理まで対応ができます。

そのため、各サービスの管理システムに同じデータを何回も入力する手間を省くことが可能です。

手間を省けることで、人的ミスが減り、作業効率の向上にもつながります。

保証会社のシステムとリアルタイムで連動できる

Syncaは、WEB入居申込サービスや賃貸管理システムだけでなく、保証会社のシステムにもデータをリアルタイムで連動させることが可能です。

賃貸管理システムに保証会社の審査状況や結果も連動できるため、審査状況の確認をするために保証会社へ電話をする必要がありません。

審査結果等の情報が即時反映されるため、手間もかかりませんし、スピーディーに作業を進めることができます。

物件の最新状況がリアルタイムで連動できる

Syncaを利用すれば、各物件の最新状況がリアルタイムで表示されます。

これにより、不動産仲介会社に確認をしなくても、物件の「申込」「審査中」「キャンセル」などの最新状況をいつでも簡単に確認することが可能です。

このように、WEB入居申込サービスや保証会社のシステムと連動することで、おとり物件の防止も期待できますし、作業効率化にもつながります。

1つの管理画面にデータを一元化

複数のサービスが連動できていない場合、それぞれの管理画面を操作・確認しなければいけません。

複数の管理画面を開いて、入力・修正などが必要になるため効率的とは言い難いです。

しかし、Syncaを導入すれば、物件管理に必要なデータを1つの管理画面で操作・確認することが可能です。

毎回、複数の管理画面を開いて入力したり、確認する手間を省けます。

賃貸管理システムの管理画面に一元化できることで、非効率な作業を減らせることが特徴です。

サービス連動の開発コストの削減

Syncaを導入せず、自社で複数の不動産テックサービスを連動させるシステムを開発する場合、その開発コストは数百万円~数千万円にもなります。

よほど、業績が良く資金に余裕がある大企業であれば開発は可能ですが、資金に余裕がない企業や中小企業だと開発に踏み切ることはなかなか難しいものです。

Syncaを導入すれば、数万円のランニングコストで各サービスを連動させることができます。

サービス連動に数百万円~数千万円の開発コストを投じなくても、Sunca導入によってすぐに業務効率化を図れることがメリットです。

サービス連動の開発期間の短期間化

自社で連動システムを開発するとなると長い開発期間を要しますが、Syncaを導入することで、複数の不動産テックサービスを短期間で連動できます。

開発が完了するまで待つことなく、すぐに作業効率を改善することが可能です。

業務効率を改善できる

Syncaを利用することで、これまで必要だった運用・管理における入力や確認作業をスリム化することが可能です。

操作性が簡略化されることで、生産性の向上が期待できます。

Synca導入のデメリット、注意点

Synca導入のメリットや特徴だけでなく、デメリットや注意点について把握しておきましょう。

デメリットや注意点も知っておくことで、より導入判断がしやすくなります。

初期費用、月額費用がかかる

Syncaを利用するには、もちろん費用がかかります。

年間のWEB申込件数によって金額は変動しますが、Syncaの初期費用及び月額費用は以下のとおりです。

  • 初期費用:30万円~
  • 月額費用:3万円~

長期運用をすれば、その分コスト負担は大きくなります。

連動可能サービスはまだ少ない

Syncaは、まだサービスを開始して間もないこともあり、連動可能サービスは少なめです。

そのため、現在利用している不動産テックサービスが対応していない可能性があります。

ただし、3年間で300社の導入を目指しているため、今後連動可能サービスが増えて便利になることが期待できます。

まとめ

今回は、Syncaのサービスの概要や特徴、メリット・デメリットなどについて紹介いたしました。

最後にもう1度、大事な点をまとめると、以下3点が挙げられます。

  • Syncaを利用すれば複数の不動産テックサービスを連動できる
  • 自社開発よりコスト面・導入スピード面でメリットがあり、業務効率化が図れる
  • 連動サービスはまだ少ないが、今後3年間で300社との連動を目指している

ぜひ、ここで紹介した内容を参考にして導入を検討してみてください。