今回の記事は、新しく「不動産業界に特化したM&Aサービス」の運営を開始した「Tipani」様へのインタビュー記事を紹介します。

Tipani様は、不動産仲介業向けのコンサルティングサービスを提供している会社で、2019年11月「不動産業界特化のM&Aサービス」を開始し、注目を集めています。

今回は、事前に「不動産テックラボ」で質問を用意させていただき、「不動産業界に特化したM&Aサービス」に関して、「Tipani様」にインタビューをさせていただきました。

不動産会社を売却or購入したいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

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Tipani様へのインタビュー内容を紹介

今回は、事前に用意した9つの質問に回答いただく形でインタビューをさせていただきました。

順番に質問と回答を紹介していきましょう。

Q1.「不動産業に特化したM&Aの新サービスの概要について簡単に教えてください。」 

TIPANIではこれまで不動産業に特化し180社以上のコンサル実績があります。

そこでの問題解決、ITを組み合わせた仕組み化、社員の組織化、営業研修などの経験から新しいサービスの提供をすることになりました。

サービスの概要は売却希望の会社に付加価値を付け、もしくは売却しにくい会社を購入検討になりやすいように売上形態、組織を変えていくサービスとなります。

これにより購入検討会社にとっては購入後のシナジーが見えやすくなり、安心して購入できるようになります。

Q2.「M&Aのサービスをスタートしたきっかけ・経緯は何ですか?」

後継者不足と事業承継で悩まれている不動産会社が多いのを肌で感じたことがきっかけです。

また不動産業界は未だにアナログ色が強い業界なため、これから30年、50年と事業を継続させていこうとすると今の時代にあった営業手法や、働き方を取り入れないといけませんが、その辺りも高齢になっていたり、そこまでもモチベーションが持てなかったりと問題は多いです。

ただそこの会社で働く従業員の方や取引先を守っていかないといけないため、他の会社ができないようなことを僕らのような会社がやらないといけないなと思って始めました。

Q3.「競合・類似サービスと比較した際の独自性などがあれば教えてください。」

M&Aの会社は一般的には不動産の仲介業に近いサービスが多く、その会社に手を加えて販売するわけでなく、そのままの状態での価値を算定し購入者に紹介します。

それは業種ごとの専門家を置くことが難しい現状があるため、当社のように業種を不動産業などに限定し、不動産業のスペシャリストのみをスタッフにしているからこそできる付加価値サービスだと思っております。

Q4.「M&Aのサービスを利用することで、どういった課題を解決できますか?」

売却側にとっては後継者問題の解決から、雇用の継続などが主にあります。

購入側にとっては、当社の付加価値サービスにより既存事業とのシナジーをしやすくなるのはもちろん、新規事業への参入障壁を低くすることが可能になります。

Q5.M&Aのサービスをどういった人・会社に使って欲しいと考えていますか?」

今後その会社だけでなく、その地域を元気にしてくれる会社に購入してもらいたいです。

特に地方においては小さな会社が淘汰されていき街が衰退していく人口が減少しているエリアが多いので、元気な会社が新たな雇用を生めるようにしてもらいたいです。

売却側にとっても現状で自分の会社が売れると思っている方は本当に少ないので、そのまま廃業してしまう方が多いのが現実です。

そのためこのサービスを多くの方に知ってもらい廃業しなくてもよかった会社を救えたらと思っております。

Q6.「M&Aのサービスの今後の展望など、イメージがあれば教えてください。」

M&Aのサービスはこれからもっと市場規模が拡大していく産業であるため、拡大とともに新たなサービスがどんどん生まれ、利用者が増えていくと思います。

Q7.「会社としての将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

M&Aに限らず中小の不動産会社が抱える問題を解決していき、多くの会社が元気になっていけるお手伝いができたらと思っております。

Q8.「不動産テック業界の将来についての見解があれば教えてください。」

不動産業界はまだまだアナログな業界かつ、属人的なビジネスモデルがまだ主流となっております。

ただ今後10年20年先を見据えると、AIの進歩により顧客側が物件探しにおいて人離れしていくことが考えられますし、既に集客構成もネットからが多くの割合を示すようになっております。

そのため不動産テックの活用により人口減少、雇用問題による採用難を解決できるはずですし、収益的にも固定費である人件費を抑えることで、利益率が格段に上がるのでそういう観点からも不動産テックは今後必須になっていくと思います。

Q9.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

様々なことでお困りの不動産会社さんは、現状の問題を解決するための一つにツールとしてM&Aを検討にしてみることをおすすめします。

事業オーナーは会社に愛着を強く持っておられるのでそれを手放すことは大きな決断ですが、外部から新しい風を入れることで今の雇用や取引先を確保できることも多いです。

また購入検討の会社においても購入して利益を拡大することはもちろんですが、そのエリアを元気にさせ、より多くの雇用を生める会社になってもらいたいのでそういう会社とぜひタッグが組めたら幸せです。

Tipani様の会社情報

会社名Tipani Co., Ltd.
所在地東京都港区白金2-5-20ザ・パークハウス白金2丁目タワー505
代表取締役社長Kentaro Nikura
資本金100万円
設立2015年5月1日
公式サイトURLhttps://tipani.jp/

最後に

今回は、180社以上の不動産会社にコンサルティングを行ってきた実績がある「Tipani様」の新サービスについてのインタビュー記事を紹介しました。

インタビューを通して、会社の売却を希望する不動産会社にとっても、購入を希望する不動産会社にとってもWin-Winの関係を生み出す新しいサービスであると感じました。

また、単にビジネスとしてだけでなく、社会性や顧客のニーズを元に生まれたサービスであるため、今後より多くの人に利用されるサービスになっていくのではないでしょうか。

Tipani様のM&Aサービスに興味を持たれた方は、ぜひ下記の公式サイトチェックしてみてください。

Tipaniの公式サイトはこちら⇒