今、話題のコワーキングスペース、WeWorkをご存知ですか?
コワーキングスペースとは、スタートアップやフリーランスの方が共同で使うワーキングスペースのことを言います。
シェアオフィスとも言いますね。
一般的なオフィス環境とは異なり、会議室や打ち合わせのスペース、キッチンなどをいくつかの事業所やフリーランスの方が共同して使います。
場所によっては登記もできることから、新しい働き方やビジネスのスタイルとして日本でも定着してきました。
そんなコワーキングスペース業界の中で革命を起こしているのがWeWorkです。
コミュニティオフィスとも言われるWeWorkは、ただのコワーキングスペースではなさそうです。
「オープンスペースで毎日イベントやってるし、集まりごとが好きな僕には大興奮の場所。」
「とにかくおしゃれ!」
「週末はWeWorkでバリバリ働くぞ、働き方って無限ですね!」
などとTwitterでも話題になっています。
ニューヨークで生まれたWeWorkは世界に50万人以上の会員を抱えているほど、グローバルに拡大を続けています。
日本でも都内を中心に数を増やし、大阪、名古屋でもサービスが始まりました。
世界中のビジネスマンも利用しているWeWork、他のシェアオフィスサービスとは何が違うのでしょうか。
そのサービス内容やメリット・デメリット、評判をまとめてみました。
フリーランスや新しく事業を始めようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
WeWork(ウィーワーク)の口コミ・評判

サービスに対する気になる口コミや評判をまとめてみました。
柔軟性のあるサービスを展開しているWeWorkには感謝です!ペットの待機スペースが充実することを期待します。」(30代女性、専用デスク利用)
「駐輪スペースがあって助かっています。こだわりの自転車で通えてモチベーションもアップ!」(30代男性、専用デスク利用)
スタートアップにとっては非常に大きなメリットがあると感じています。」(30代男性、専用デスク利用)
受付や監視カメラもあるので安心して仕事に集中できます。」(30代男性、ホットデスク利用)
スタートアップの起業家や、常につながりを求めているフリーランスの方々などにはとても評判が良いようです!
前向きにビジネスを加速させたいという場合にはおすすめです。
WeWork(ウィーワーク)の8のメリット・特徴

WeWorkを知らない、という人も聞いたことある!という人もどんなサービスが提供されているのか気になりますよね。
WeWorkには仕事場を貸す、という他にたくさんのサービスがあります。
大きな特徴やメリットは以下の8つ。
- 個人から大企業までのニーズを満たすワークスペース
- 個人スペースの確保
- アクセスしやすいロケーション
- コミュニティ型ワークスペース
- 世界中にあるWeWorkを活用できる
- 定期的なイベントの開催
- ビジネスに必要なバックオフィスの完備
- 会員へのフォローサービス
そのサービスのメリットと特徴をまとめました。順番に紹介していきます。
1.個人から大企業までのニーズを満たすワークスペース
WeWorkは、あらゆるビジネスシーンに対応できるように工夫されています。
WeWorkのワークスペースは、フリーランスなどの1人で利用する方から250名以上のチームや会社にまで対応しています。
オープンスペースや共用オフィスではフリーランスや小規模の会社が主に利用していますが、
完全に独立させた場所を使い、本社や大規模なサテライトオフィス、地域支社として利用することも可能です。
様々なビジネスニーズに合わせて使えるという点は大きな魅力ですよね。
もちろん、会社としての登記も可能です。
2.個人スペースの確保
共用となると、他の利用者への配慮や個人スペースが確保できるのか?というのが気になるところです。
WeWorkでは、半個室状態になるブース席や電話用の防音室があります。
スカイプ会議やZOOM、電話連絡が必要な場合や、周囲への迷惑が気になる時には重宝しますね。
大人数での会議には本格的な電話会議などができる会議室もあり、様々なニーズに対応できるように工夫されています。
3.アクセスしやすいロケーション
世界中にあるWeWorkは、どれもロケーションが抜群と評判です。
駅に近いことはもちろん、集まりやすい場所にあることを重要視。
またその立地によって、クリエイターやアーティストが多く集まるWeWorkや企業のビジネスマンが多いWeWorkなどカラーが様々。
自分のビジネスの目的によって場所を選ぶことができる点も評判が良いようです。
4.コミュニティ型ワークスペース
WeWorkの大きな特徴は、コミュニティを重視しているところです。
オープンスペースはシンプルで開放的に設計され、多くのコミュニケーションが生まれやすい環境づくりをしています。
特にフリーランスやスタートアップの時には、コラボRe:lationは大きな力となります。
クリエイティブで多様性に富む環境を求めている人にはぴったりと言えるでしょう。
5.世界中にあるWeWorkを活用できる
メンバー登録をすれば、海外を含むWeWork拠点を活用できます。
都内や日本国内でも拠点が増えていますので、今日は六本木で、明日は銀座で…クライアントのオフィスに近い丸の内の会議室を予約、といった使い方もできます。
もちろん、海外出張の際にはその土地のWeWorkを利用できます。
自身のフットワークやビジネスの目的、状況に合わせて場所を変えれる点はとても便利ですね。
これは大きなメリットであると評判です。
6.定期的なイベントの開催
WeWorkのオープンスペースでは、常に大小様々なイベントが開催されています。
コミュニケーションを重要視するWeWorkの特徴のひとつと言えるでしょう。
このイベント開催のおかげで他に比べると圧倒的にネットワークが作りやすいと評判です。
メンバー以外でも参加できるイベントもたくさん開催されていますので、気になる方は参加されてみてはいかがでしょうか。
登録企業は企業の製品発表やプレゼンにも利用される他、ワークショップやセミナーも開催することができます。
7.ビジネスに必要なバックオフィスの完備
高速インターネットはもちろん、業務用プリンターも完備されておりビジネスに最低限必要なものは整っています。
もちろん毎日清掃され、施設内は清潔に保たれている上に24時間年中無休で使えるのも便利。
またカフェではコーヒーサービスだけでなく、フルーツウォーターやクラフトビールのサービスがあり、ビールも飲み放題です。
これなら仕事の合間のリフレッシュタイムや打ち合わせ、メンバー間の交流もスムーズに進みそうですね!
8.会員へのフォローサービス
WeWorkの大きな特徴のひとつは、マネージャーサービスです。
場所を貸し出すだけではなく、ビジネスを成長させ、加速させるための人的サービスも整っています。
各WeWorkにはコミュニティマネージャーが常駐し、備品の管理からイベント開催まで責任を持って行っています。
様々なイベントを開催する中でメンバー間の距離を縮めたり、必要であればメンバーを紹介したりもしてくれます。
また、受付・案内やラウンジなどのインフラが準備されているので雑務に取られる時間が少ないというのは大きなメリットと言えるでしょう。
WeWork(ウィーワーク)のデメリット、注意点

大変メリットが多いと評判のWeWorkですが、いくつかデメリットや利用する際の注意点なども挙げておきましょう。
夜間や土日祝日はサービスが止まる
コアタイムである9時~18時の間は抜群のサービスも、18時で終わってしまいます。
同じく土日祝日には様々なサービスが提供されません。
コーヒーやドリンクの提供もされないので、夜間や土日祝日に仕事をしたい人には不向きと言えます。
サラリーマンの方などが、よく副業でコワーキングスペースを活用されていますが会社勤めしながら利用するのはコストパフォーマンス的にはおすすめできません。
また18時を過ぎるとお掃除が始まるので、掃除の音が気になって集中できない場合も。
残業などで利用するのは避けた方が良いかもしれませんね。
オフィスが全てガラス張り
WeWorkでは、個別に持てる専用オフィスもほとんどがガラス張りです。
明るくオープンな印象ですが、人によっては集中できないという声もあるようです。
コミュニケーションよりも集中して仕事がしたい、という人にとっては不向きとも言えます。
コミュニティができるまでは時間も必要
WeWorkの大きな特徴であり評判も高いコミュニティですが、WeWorkに入るとすぐに魅力的な人間関係ができると期待している人もいらっしゃるでしょう。
ですが、いくら環境が整っているからといっても、それだけでコミュニティができるわけではありません。
良質なコミュニティで信頼関係を築くにはやはりある程度時間も必要です。
また自分から動かなければ、なかなかネットワークは広がらないもの。
自分で動くのが苦手な人や意識やモチベーションが高くないと使いこなせないシステムとも言えるでしょう。
他のコワーキングスペースに比べると価格が高い
価格は他のコワーキングスペースに比べると高めです。(立地によって価格は異なります。)
もちろん、これだけのサービスがある上に立地が良いため価格が他より高いのは致し方ありません。
それでも、募集開始後ほとんどがあっという間に満員になるとか。
決して安くはないけど、投資と考えて入居するという方も多いようですね。
WeWork(ウィーワーク)の会社情報

2010年にニューヨークで生まれたWeWorkは、2017年7月にはソフトバンクとの合弁会社としてWeWork Japanが設立されました。
ただのシェアオフィスではなく、「提供しているのは世界最大のメンバーを誇るコミュニティ」という理念のもと、日本国内でも拠点を増やしています。
WeWork(ウィーワーク)の会社概要
社名 WeWork Japan合同会社 会社・団体説明 本社:ニューヨーク
コミュニティ型ワークスペースを提供、運営。
スタートアップから大企業まで、50万人以上の契約者を持つ。世界中のコミュニティを利用してコラボRe:lation環境を作り、提供している。
代表 Raul Marcelo Claure 創業 2010年2月 住所 〒107-0062 東京都港区南青山 1–24-3
ビジョン・ミッション ただ生きるためではなく、「人生」を満たすために働く世界を想像する
まとめ
とにかくおしゃれ、こんなところで仕事をしたい!と思わせるロケーションとビジネス環境が整備されたWeWork。
コミュニケーションを重要視する一方で、インテリアや周囲との距離感がストレスを感じることのないように設計、デザインされているそうです。
WeWorkには、起業家やイノベーターを結びつけるハブのような役割が期待されているようです。
日本の「働き方改革」のひとつの大きなアイディアになるかもしれませんね!

不動産テックラボ編集部

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