不動産業界の中でも、近年注目を集めている分野が「民泊」です。

世界中で広く浸透している民泊サイトのAirbnbは、海外旅行などで利用したことがある方もいるのではないでしょうか?

そんな中、国内での民泊を広めるために、楽天とLIFULLが共同で立ち上げたジョイントベンチャーが、「楽天ステイ株式会社(旧楽天LIFULL STAY株式会社)」です。

楽天ステイ株式会社は、国内最大級の民泊プラットフォーム「Vacation STAY」をスタートし、すでに10万部屋を超える物件登録数を誇っています。

Vacation STAY

今回の記事では、Vacation STAYの特徴や評判について詳しく解説します。

民泊の利用を検討している方はもちろん、保有している不動産をうまく収益化できていないオーナーさんも、ぜひチェックしてみてください。

Vacation STAYの公式サイトはこちら⇒

バケーションステイとは

バケーションステイは、楽天ステイ株式会社が運営する、民泊・宿泊予約サービスです。

バケーションステイに掲載されている施設は、民泊新法に基づく届出や、特区民泊の認定、旅館業法に基づく簡易宿所の許可を受けた施設のみとなっているので、安心して利用することができます。

2023年12月現在、登録部屋数は10万以上で、国内最大級の民泊プラットフォームとなっています。

Vacation STAYのメリット・特徴3選

Vacation STAYのメリットは以下の3点です。

  • 決済のタイミングで楽天ポイントが貯まる
  • 部屋単位の料金設定で、人数によっては割安で泊まれる
  • 掲載物件はすべて民泊の認可がおりているので安心

順番に解説していきましょう。

Vacation STAYのメリット・特徴1.決済のタイミングで楽天ポイントが貯まる

Vacation STAYで宿を予約する際には、楽天IDと紐づけて楽天ポイントを貯めることができます。

もちろん、すでに貯まっている楽天ポイントを利用して支払うことも可能です。

Vacation STAYのメリット・特徴2.部屋単位の料金設定で、人数によっては割安で泊まれる

通常、ホテルや旅館の場合は、宿泊人数に応じて料金が設定されています。

Vacation STAYは、宿泊する部屋ごとに料金が設定されているので、部屋数あたりの人数が増えれば、1人当たりの料金の負担が軽くなります。

※ただし、部屋の定員が設定されているため、ひと部屋に制限なく宿泊できるわけではありません。

Vacation STAYのメリット・特徴3.掲載物件はすべて民泊の認可がおりているので安心

民泊の中には、正式な認可を得ずに貸し出している違法な物件もあります。

Vacation STAYであれば、認可を得た物件のみを掲載しているので、利用する際も安心です。

Vacation STAYのデメリット・注意点2選

Vacation STAYを利用する際には、下記2点の注意点も理解しておきましょう。

  • 予約をキャンセルしても、返金は1〜2ヶ月後
  • 予約内容の変更は一度キャンセルしてから再予約しなければならない

それぞれ解説していきます。

Vacation STAYのデメリット・注意点1.予約をキャンセルしても、返金は1〜2ヶ月後

決済済みの予約をキャンセルした場合、クレジットカードの締め日に応じて返金されます。

ただし、返金は平均で1〜2ヶ月後になるので注意しましょう。

Vacation STAYのデメリット・注意点2.予約内容の変更は一度キャンセルしてから再予約しなければならない

宿泊人数や日数などの予約内容を変更する場合には、一度をキャンセルしてから予約をし直さなくてはなりません。

予約までの日数によっては、キャンセル料が発生することもあります。

Vacation STAYを利用した人の口コミ・評判

続いては、Vacation STAYに関する、ネット上の評判や口コミを見てみましょう。

リアルな評判が飛び交っているツイッターから紹介します。

比較的新しいサービスのため、Vacation STAYを実際に使った方の口コミはあまり見つかりませんでした。

ただし、Vacation STAYの物件に興味を持っている方は多いようで、注目度の高さがうかがえます。

今後も、口コミ・評判が見つかり次第、随時更新していきます。

Vacation STAYの使い方を写真付きで解説!

続いては、Vacation STAYの宿泊方法について、写真付きで解説をしていきます。

1.Vacation STAYの公式サイトにアクセスする

Vacation STAY

2.チェックイン&チェックアウトの日付と人数などを入力して「検索」をクリックする

2.チェックイン&チェックアウトの日付と人数などを入力して「検索」をクリックする

3.検索結果を見て、条件に合う物件を探す

3.検索結果を見て、条件に合う物件を探す

4.物件の詳細情報を確認して問題がないか確認する

4.物件の詳細情報を確認して問題がないか確認する

5.条件に合う物件を見つけたら、条件を確認して「予約へ進む」を選択する

5.条件に合う物件を見つけたら、予約条件を確認して決済方法を選択する

6.「楽天会員ID」「Facebook」「グーグル」「メールアドレス」のいずれかで登録する

※ここではメールアドレスで登録しています

6.「楽天会員ID」「Facebook」「グーグル」「メールアドレス」のいずれかで登録する

7.ニックネームや氏名、メールアドレスとパスワードを入力して登録する

8.入力したメールアドレスに届いているメールのURLをクリックして認証を完了させる

9.宿の情報、ハウスルールやキャンセルポリシーを確認する

10.確認事項に同意した後、楽天ID or クレジットカード決済を選択する

※ここではクレジットカードで支払いをしています

11.クレジットカード情報とお客様情報を確認し、問題がなければ支払いを行う

以上で手続きは完了です!

Vacation STAYの運営会社情報

最後に、Vacation STAYを運営する「楽天ステイ株式会社」の会社情報を紹介します。

楽天ステイ株式会社は、幅広い層の会員数を誇る楽天と、日本最大級の物件掲載数を誇るLIFULLが共同で立ち上げた会社です。

2022年11月に「楽天LIFULL STAY株式会社」 から、現在の「楽天ステイ株式会社」に社名を変更しています。

資金力やより多くの顧客にリーチできる基盤が整っているため、Vacation STAYは急速に認知されていくことでしょう。

民泊は、違法な運営が多いのも事実です。

認可物件のみを掲載するVacation STAYが広く認知されることで、民泊業界がクリーンになっていくのではないでしょうか。

楽天ステイ株式会社は宿泊施設比較サイト「trivago」とも連携

楽天ステイ株式会社は2019年4月に、世界最大規模の宿泊施設比較サイト「trivago」と連携を開始しました。

Vacation STAYで掲載されている物件は、trivagoでも検索可能になり、より広範囲の利用者が活用しています。

これによりVacation STAYの物件利用者が増し、掲載しているオーナーさんにとっても、さらなる収益化が望めるでしょう。

楽天ステイ株式会社の会社概要

商号 楽天ステイ株式会社
所在地 東京都港区港南2-16-5 NBF品川タワー14F
代表者 代表取締役 太田 宗克
事業内容 宿泊・民泊予約サイト事業
宿泊施設・民泊施設運用代行事業
設立年月 2017年3月

まとめ

民泊は、認可を得ない違法な運営もみられることから、一般的な印象はあまりよくありません。

しかし、これから少子高齢化が進んでいく日本において、既存の住居を有効活用できる「民泊」の普及は、社会問題における一つの解決策とも言えます。

Vacation STAYで掲載されているのは、正式に認可を取得している物件のみです。

Vacation STAYは民泊のイメージを変えながら、業界を健全化させる役目も担っているのではないでしょうか。

国内旅行で割安の宿を探したい方も、うまく収益化ができていない物件のオーナーさんも、Vacation STAYをぜひチェックしてみてください。

Vacation STAYの公式サイトはこちら⇒

参考サイト:民泊管理バンク