今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、相続対策や資産運用のシミュレーションが作成できる「SuperREIFA」を運営している株式会社アーバンレック様です。

コンサルタントや税理士・公認会計士の方の使用を想定したサービスで、お客様の純資産を最大化するための多角的なシミュレーションが行えます。

一歩進んだ提案を行いたいと考えているコンサルタントの方には、特にチェックしていただきたいインタビューです。

相続対策や資産運用のシミュレーションが作成できる「SuperREIFA」の公式サイトはこちら⇒

株式会社アーバンレック様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社アーバンレック様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず最初に、SuperREIFAの概要について簡単に教えていただけますか?」

SuperREIFAは、相続対策・資産運用をアドバイスするコンサルタントが、簡単にシミュレーションを作成し、顧客に提案出来るWebアプリケーションです。

相続コンサルタント、不動産コンサルタント、税理士・公認会計士などに使って頂くことを想定しています。

お客様の純資産の最大化のため、さまざまなシミュレーションを作成し、時系列で比較していきます。

まず現状のまま10年経った場合、次に特定の資産を売却した場合、さらに売却して新しく資産を購入した場合など、実際のキャッシュがどう動くか、その年ごとに相続が発生した場合はどうなるか、税金を支払った後の純資産がどう変化するのかをシミュレーションしていきます。

また、このアプリケーションは不動産の設定が細かく出来るのが特長です。

相続対策においても資産形成においても、不動産が最も大きな変化の要因となりますので、不動産のプロが作ったという独自性があるかと思います。

もう一つの大きな特徴は、10年間に渡るシミュレーションを行っていることです。

一瞬を切り取ったシミュレーションがスナップショットだとすると、私たちのシミュレーションはビデオです。収益性のある投資商品を、複数しかも長期間シミュレーションすることはExcelなどでは非常に難しいのですが、Webアプリケーションによって可能になりました。

Q2.「次にSuperREIFAをスタートしたきっかけ・経緯を教えてください。」

1998年、米国視察旅行で米国の不動産投資理論と出会い、日本との違いに衝撃を受けました。

これは必ず日本の不動産業界のスタンダードになると確信し、仲間と共にIREM JAPANを創立。

一方で2000年に日本初のDCF(収益還元)法セミナーを行い、私自身も不動産投資の世界に足を踏み入れます。最も多い時で60棟を保有していました。

そんな中、銀行から問題を抱えた企業の不動産の処理についての相談が増え、事業継承や企業買収、相続に関わるうち、ありがたいことに不動産コンサルタントとして大きな仕事を手がけるようになったのです。

地方初の不動産証券化、REITの組成、ゴルフ場の再生や大型ホテルのM&Aなど、様々な案件を経験させて頂きました。

私のコンサルのモットーは、「お客様の判断が容易になる情報を提供し続ける」こと。

米国で学んだ不動産投資理論を生かし、数値をもって解りやすい形でお客様に提案してきたことが、地方のイチ不動産業者が大手の提案に勝ててきた理由だと思っています。

長年の不動産コンサルタントとして数々のシミュレーションを行ってきた経験から、資産形成・運用の総合的なアドバイスが出来るソフトが作れないかと考え始めた頃、REIFA(不動産投資ソフト)の開発者である高本氏と出会いました。

2010年頃だったかと思います。高本氏とはすぐに意気投合し、不動産投資ソフトを一緒に開発しようということになったのが始まりです。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。全ての資産と遺産相続人を入力することで、資金のフローや相続税の目安を瞬時に計算できるとしていますが、初期導入や入力についてもサポートいただけるのでしょうか?」

はい、サポートを行っています。ビデオミーティングによる個別の操作説明と、数人で行うコンサル実務研修を行っています。

Q4.「生前にいくら贈与すると相続税がいくらになるのか、1次相続、2次相続までを考慮した最適値を算出できるとしていますが、最新の法律を常に反映していますでしょうか?また社内に専門家はいますでしょうか?」

法改正の重要度から優先順位をつけて順次対応していっております。

提携の税理士・公認会計士数名に監修して頂いております。

Q5.「不動産投資シミュレーションでは具体的にどのようなことができますでしょうか?」

10年間の税引き後のキャッシュフローをシミュレーション出来ます。

そのために支出や収入を細かく設定することが可能ですが、目的は予測数値を実際と近づけることではなく、方向性を見極めることです。

Q6.「相続や投資の知識と、正しい倫理観をもつアドバイザーを養成するとしていますが、具体的にどのような教育制度がありますか?」

「不動産投資診断士」という資格制度を立ち上げる予定で、現在はビデオ教材をYouTubeに無料公開しています。

Q7.「初期導入の10万円と月額2万円以外に、機能によって追加費用はかかりますか?」

追加費用はありません。

Q8.「今後、SuperREIFAに導入予定の新機能などはありますでしょうか?」

実は、SuperREIFAは開発したプログラム言語やサーバー環境の問題から、これ以上の機能追加より違う方向性での開発を予定しています。

現在のユーザー様、これからご加入頂くユーザー様には、SuperREIFAと新しい製品の両方をお使い頂ける予定です。

Q9.「具体的な株式会社アーバンレックの将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

不動産業の正しいコンサル文化を創ることが私たちの将来のビジョンです。

コンサルタントだけでなく、投資家も正しい投資知識をもち、ご自分で判断出来るようになるべきです。

そのためのシミュレーションを、誰でも簡単に行うことが出来るようなソフトを開発し続けていきたいと思います。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

これまで、相続・資産運用のコンサルに対する一般顧客のニーズは、潜在的でまだ表面化していないと感じていました。

昨今の資産バブルも手伝って、きちんとご自分で理解して不動産投資をしたいという勉強熱心な投資家の方が徐々に増えてきている印象があります。

不動産業者は、買いたい人と売りたい人とのマッチングを行うだけでは必ず行き詰まる時が来ます。

この激動の時代を生き残るには、独自性を持たなくてはなりません。

SuperREIFAは、すでに資産を持たれているオーナー様に対する現状分析シミュレーションサービスの提供や、複数資産の総合的な分析、相続対策のシミュレーションを提供出来るほか、新規のお客様に対してもシミュレーションのプレゼンは大きな信頼を得られるものです。

正直申しまして、SuperREIFAは誰でも簡単に理解出来るソフトではありません。

不動産投資と税の知識があることが前提となっていますので、使える方が限られています。

ただ、逆に言いますと、SuperREIFAを使ってコンサルすることは、競争相手も少なくブルーオーシャンだということです。

特に勉強意欲の高いコンサルタントのみなさま。

お客様にご満足頂けるシミュレーションの提供、提案作成のため、是非導入のご検討を頂ければ幸いです。

株式会社アーバンレックの会社情報

会社名 株式会社アーバンレック
所在地 東京都港区高輪2-15-19 高輪明光ビル10F
代表取締役社長 河野守邦
公式サイトURL https://www.heya.co.jp/

最後に

今回は、「SuperREIFA」を提供している株式会社アーバンレック様のインタビュー記事を紹介しました。

ご自身のコンサルタントとしての経験を活かしながら、よりよいサービスへとつなげていく姿勢が印象的でした。

新しい製品も開発予定とのことで、そちらのリリースも楽しみですね。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからSuperREIFAの公式サイトをチェックしてみてください。

SuperREIFAの公式サイトはこちら⇒

株式会社アーバンレック様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!