投資家歴10年の個人投資家。ベンチャー企業の役員も務める。慶應義塾大学在学中に株式投資を始め、米国から新興国まで含んだ世界中の株式投資、債券、不動産、コモディティまで幅広く運用中。
2014年から不動産中古ワンルームマンション投資、2017年からロボ投資、2018年からソーシャルレンディング、不動産投資クラウドファンディングも開始し、現在も継続中。
1万円から不動産投資ができる不動産クラウドファンディングが人気ですよね。
気になっている方も多いと思いますが、筆者は実際に10社投資をしてみました。
不動産クラファンに投資を始めて2年以上経つため、すでに償還されたファンドも複数あります。
そのためここでは実際にやってみた筆者として、不動産クラファンの結果と注意点をお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
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目次
不動産クラウドファンディングを10社やってみた3つの結果
不動産クラファンをやってみた結果は以下があります。
- 1社も損をしていない
- スマホで投資して放置するだけ
- 従来の不動産投資よりはるかに簡単
それぞれ見ていきましょう。
不動産クラウドファンディングを10社やってみた結果1. 1社も損をしていない
最も大事なポイントとして、10社に投資をしてみましたが1つも損をしていません。
危ないのではないか、本当に大丈夫かという声もありますが、事実として損をしていませんし、全てにおいて利益が出ています。
まだ償還していないファンドも複数ありますし、今後は損をする可能性はゼロにはなりませんが、この2年間で1度も損をしていないことは間違いなくメリットですよね。
不動産クラウドファンディングを10社やってみた結果2.スマホで投資して放置するだけ
不動産クラファン投資をやってみたわかったことは、本当にスマホで投資したあとは放置になります。
サービスに登録をして、ファンドが募集されれば応募をし、ファンドに当選すれば入金をします。
その後は本当に何もやることがなく、分配金や元本が振り込まれるのを待つだけですよね。
スマホ1つでできるという点も事実でした。
不動産クラウドファンディングを10社やってみた結果3.従来の不動産投資よりはるかに簡単
従来の不動産投資と比べて間違いなく簡単であることも分かりました。
従来の不動産投資であれば、どれだけ管理がITで効率化されていても、クラファンに比べれば圧倒的にやることはあります。
投資というより事業に近いですよね。
それに対してクラファンではほぼ何もやることがないため、簡単さ、楽さという点も実態として感じました。
不動産クラウドファンディングをやってみた注意点
不動産クラファンをやってみた結果、メリットが多い投資だと分かりました。
しかし注意点もゼロではないので、経験者としてお伝えしたいと思います。
不動産クラウドファンディングをやってみた注意点1.出金手数料のかかるサービスが少なくない
不動産クラファンをやってみた注意点としては、お金を引き出す時に手数料のかかるサービスが少なくありません。
ファンドが募集され、応募をして当選すれば入金をします。
入金後ファンドが運用されて、予定通り分配金や元本が償還されるのですが、そのあとのお金を引き出す時の手数料となります。
出金手数料が無料のサービスも増えてきましたし、自動で登録口座に振り込んでもらえるサービスもありますが、未だに数百円とかかってしまうサービスは注意が必要でしょう。
出金手数料が数百円の場合は、少額しか投資をしていないと利益の大半が手数料になってしまうリスクすらあります。
特に少額しか投資予定のない方は、出金手数料を事前確認することをおすすめいたします。
不動産クラウドファンディングをやってみた他の投資家の評判は?損をした人はいる?
筆者の不動産クラファンをやってみた結果をお伝えしましたが、他の投資家の結果はどうなのでしょうか。
ブログやSNSなどの評判を調べた上で、他の人たちの結果もお伝えします。
不動産クラウドファンディングをやってみた他の投資家の評判1.損をした人は他でもいない
不動産クラファンに関するツイッターやブログはとても多く見つかりますが、損をしたと書いている人は一人も見つかりませんでした。
不動産クラファンと似ている融資型のクラウドファンディングでは、損が出てしまったサービスやファンドはありますが、不動産クラファンについては調べる限りゼロのようです。
実際に10社以上に投資している筆者も聞いたことがありません。
損をした人はいない可能性があると言えるでしょう。
不動産クラウドファンディングをやってみた他の投資家の評判2.人気がありすぎて投資競争になることもある
不動産クラファンの良い点でもありますが、とても人気がありますよね。
やってみた人たちの声を調べると、投資したいけれどすぐにファンドが完売してしまうことや、競争になるといった話もあります。
実際に人気のファンドは応募を待ち構えていないと投資できないこともありますよね。
一方で全てのファンドが一瞬で埋まるわけではないため、焦りすぎなくても大丈夫です。
不動産クラウドファンディングをやってみた筆者の最新比較情報
不動産クラウドファンディングは業界としても成長を続けております。
たった1年前の情報と比べてもサービス会社やファンド状況も大きく異なりますよね。
ここでは実際にやってみた筆者だからわかる、不動産クラウドファンディングの最新情報をお伝えします。
- サービス会社は増え続けている
- 利回りの高い業者が増えてきた
- 透明性が増している
ほとんどの不動産クラウドファンディングサービスを比較した上での情報ですので、ぜひ参考にしてみてください。
不動産クラウドファンディングをやってみた最新情報1.サービス会社は増え続けている
不動産クラウドファンディングを提供しているサービス会社は増え続けています。
不動産クラファンだけを手掛ける企業もありますが、多くの場合はすでに不動産業者として実績がある上で、不動産クラファン事業にも乗り出した形になります。
そのため各社の強みを活かしたファンドが特徴的で、区分マンション以外にも多くの投資種類が存在しています。
投資家としてはポートフォリオを広げられるため嬉しい限りですよね。
不動産クラウドファンディングをやってみた最新情報2.利回りの高い業者が増えてきた
投資家にとって最も重要と言えるのが利回りですよね。
実際に1つのサービス会社が実施した不動産クラファンに関するアンケートでは、最重要としている項目が利回りの高さでした。
利回りについては、平均で5%前後と言えますが、最近は8%以上や10%を超えるファンドを組成するサービス会社も出てきました。
投資家のニーズに答えるべく、不動産クラファン会社が専門性を発揮してファンドを組成していると言えます。
利回りが高くなる傾向も、投資家にとっては有難いトレンドでしょう。
不動産クラウドファンディングをやってみた最新情報3.透明性が増している
不動産クラファンはサービス会社が増え、各社が競い合うようになってきていることからも、情報の透明性が増していると言えます。
しっかりとファンドの情報を公開していますし、どのように土地を仕入れたかなど投資家が安心するような情報を細かく伝えているサービス会社もあります。
ファンドやサービスについて不透明な場合、より安心できるサービスで投資すればよいかと投資家が離れてしまうため、各社ユーザー視点に立っていることが伝わりますよね。
業界が拡大するにつれて、より安全な投資が可能となっていくでしょう。
不動産クラウドファンディングをやってみた結論
不動産クラファンをやってみた結論として、今のところ本当に安全で、かつ非常に簡単であることがわかりました。
儲かっているわけですから、当然やってよかったと断言できますよね。
全てのファンドで利益が出ているため、正直デメリットはほとんど感じていないのですが、出金手数料がかかる場合だけは注意が必要でしょう。
まとめ
大人気の不動産クラファンをやってみた筆者として、実際にしっかりと利益が出ていますし、広くおすすめできる投資と言えるでしょう。
安全性も問題ありませんし、とにかく簡単です。
注意点はゼロではありませんが、ぜひ気になる方はチェックしてみてください。