募集開始とともに応募枠がすぐに埋まってしまうほど人気の投資先が、「不動産投資クラウドファンディング」です。

不動産投資クラウドファンディングとは

1万円の少額からプロが厳選した物件に投資をすることができ、管理の手間などなく、年利3~10%ほどのリターンを得られる点が多くの人を惹きつけています。

上場企業も軒並み参入しており、不動産投資クラウドファンディングの会社が一気に増えたため、どの会社を利用すべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、5つ以上の不動産投資クラウドファンディングを運用中の筆者の目線でおすすめの不動産投資クラウドファンディングを比較していきます。

ぜひ、参考にしてください。

 

編集部イチオシピックアップ!関西発の不動産ファンド「わかちあいファンド」

わかちあいファンド」は、創業20周年を迎える「株式会社日本プロパティシステムズ」が運営している資産運用サービスです。

一口10万円の小額から不動産投資を始めることができ、毎月配当を受け取れる点も大きな特徴です。

滋賀や京都など、関西の物件を中心としたファンドが用意されており、想定利回りは年利3.0%〜6.0%と、平均よりも高く設定されています。

「わかちあいファンド」はその名の通り、ただの投資商品ではなく、地域創生や活性化にも貢献できる投資先です。

運営によって生まれた利益の一部を基金に寄付しているなど、社会性貢献性の強い不動産投資クラウドファンディングといえるでしょう。

まずは無料の投資家登録が必要になるので、興味がある人はこの機会に登録を済ませておくことをおすすめします。

わかちあいファンドの公式サイトへ⇨

Contents

2020年最新】不動産投資クラウドファンディングのおすすめ人気ランキング9選を徹底比較!

それではここから、おすすめの9の不動産投資クラウドファンディングについて、紹介していきます

ただ、9社全ての解説はかなり長くなってしまうので、先にこれから不動産投資クラウドファンディングを始める人におすすめの3社を紹介しておきます。

まず登録しておくべき不動産クラウドファンディングサイト3選

Rimple(リンプル)・・・東証一部上場企業「プロパティエージェント」が運営。最大10%の高利回り案件が魅力。

Creal(クリアル)・・・運用資産残高No.1で累計調達額50億円以上。案件の募集実績が非常に多く。運営の対応の誠実さに定評がある。

CRE Funding(シーアールイーファンディング)・・・東証一部上場企業「株式会社シーアールイー」が運営。業界初の物流不動産特化型クラウドファンディング。

筆者も実際に全て登録していますし、複数社に登録しておくことで案件に応募できる確率がグッと高まるのでおすすめです。

それでは、ここから順番におすすめの不動産投資クラウドファンディング9社について、紹介をしていきます。

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング①RIMPLE(リンプル)【東証一部上場】

「RIMPLE」は、東証一部上場企業のプロパティエージェント株式会社が運営しているクラウドファンディングです。

収益物件の開発や販売、賃貸管理の不動産事業会社として上場しているため企業の安定性や案件の選択に強みがあり、不動産情報も網羅されています。

不動産投資クラウドファンディングでスタンダードとなっている「優先劣後方式(※1)」により、出資者の元本割れリスクを可能な限り抑えられています。

RIMPLEの企業出資割合は30%と高い水準であり投資家のリスクは低く抑えられています。

(※1 優先劣後方式・・・資産価格が下落した場合に、運営企業(劣後出資者)が元本全額まで補填し、その分も超えた場合のみ個人(優先出資者)の元本が減る仕組み。)

優先劣後方式とは

1口1万円からの少額投資ができ、セゾンカードで貯まる永久不滅ポイントを投資に回せるなど、ポイント投資も可能になっており、企業の安定性を活かした総合的に充実したサービスになっています。

多くのクラウドファンディングが早い者勝ちで1分で終わってしまうこともありますが、RIMPLEは抽選での募集もあるため苦手な人にもチャンスがあります。

クラウドファンディングへの参画は比較的新しいのですが、すでに不動産投資クラウドファンディングの中でもトップクラスの人気を誇っています。

RIMPLE(リンプル)の運営会社情報

会社名

プロパティエージェント株式会社

設立日

平成1626

資本金

57,891万円

従業員数

111(20196月時点)

本社住所

163-1306 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー6F

RIMPLEの公式サイトを見る⇨

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング②CREAL(クリアル)

株式会社ブリッジ・シー・キャピタルが運営している不動産投資クラウドファンディングが、CREALです。

アセットマネジメントを主力の事業としており、クラウドファンディングサービスで運用資産残高トップ(約300億円)を誇ります。

物件の選択も強みで配当遅延や元本割れは現時点でなく、空室リスクに対してはマスターリース契約にて対策されています。

優先劣後方式も導入(企業出資10-20%)しており安全性もあり、1口1万円からの少額投資が可能です。

ファンドによっては1人10万円までの出資など上限を設けており、投資チャンスが広く与えられる点も工夫がしてあります。

毎月後半に募集がありますが、募集物件の規模は数億円と大型のため即座に完売するようなクリック合戦にはなりません。

ファンド数が圧倒的に多く、マンションやホテル以外にも保育園や学校の案件もあり、幅広い投資を行える点が大きな魅力と言えるでしょう。

CREAL(クリアル)の運営会社情報

会社名

株式会社ブリッジ・シー・キャピタル

設立日

2011511

資本金

100,000,000

従業員数

27

本社住所

104-0061東京都中央区銀座2-16-11 片帆ビル3

CREALの公式サイトを見る⇨

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング③CRE Funding(シーアールイーファンディング)【東証一部上場】

CRE Fundingは、東証一部上場のCREグループが運営する、業界初の物流REITを運用しているクラウドファンディングです。

上場企業と提携しているサービスは他にもありますが、東証一部上場企業が運営にまで直接携わっているのはCRE Fundingだけであり、抜群の安全性を持っています。

公式サイトには投資先のプロジェクトの情報が詳しく公開されているため、投資前の判断も非常にしやすくなっています。

また物流不動産になじみのない人は多いと思いますが、実はEC需要の拡大に伴い、安定したニーズを獲得できる投資先です。

REIT(不動産投資信託)の資産規模でも、物流不動産はオフィス、商業施設に次ぐ第3位の資産規模であり、機関投資家からの評価も高くなっています。

REIT(リート)とは

ホテルや商業施設などのアセットと比べて賃料の変動が起こりづらいため、安定性があるのも大きなメリットでしょう。

楽天やAmazonなどのECサイトの発展に伴い物流施設の需要は増えており、運用期間が終わる1年後にこの状況が激変することは考えにくいですよね。

事実として運営会社のシーアールイー社の業績は非常に好調であり、株価はコロナショック時から倍にまで上がるなど増益率も抜群で、これはCRE Funding(シーアールイーファンディング)の保全性も高めることになります。

シーアールイー社は物流不動産の運用実績が非常に豊富で、マスターリース稼働率も98%と高い水準を誇っている注目の企業です。

保証が付いているサービスは他にもありますが、CRE Funding(シーアールイーファンディング)については一部上場企業の株式会社シーアールイーの保証が付いているため安心度は群を抜いており、安全面で選ぶならば業界トップクラスといえます。

CRE Funding(シーアールイーファンディング)の運営会社情報

会社名

株式会社シーアールイー

設立日

2009年12月22日

子会社

CREリートアドバイザーズ株式会社
ストラテジック・パートナーズ株式会社
株式会社CREアライアンス
株式会社ブレインウェーブ
CRE Asia Pte. Ltd.
CRE (Thailand) Co., Ltd.403

本社住所

〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-1
虎ノ門ツインビルディング 東棟19階

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング④ぽちぽちFUNDING

新しく始まったばかりで話題を集めているのが「ぽちぽちFUNDING」です。

他の不動産投資クラウドファンディングと比べてとてもキャッチーな名称で、1万円から気軽に始められます。

運営会社は新しい会社と思うかもしれませんが、実は創業から50年超の歴史がある「アイディ株式会社」が運営しているので安心です。

割合は案件によって異なるものの、優先劣後方式を採用しているためリスクも軽減されており、5%程度の理想的な利回りを狙えるファンドが準備されています。

多くの不動産投資クラウドファンディングが先着順の募集のためクリック合戦が苦手な方にはつらいですが、ぽちぽちFUNDINGは抽選方式としていることも特徴です。

会員登録に伴って、費用や手数料はかからないので、気になる方は今のうちに会員登録を済ませておくことをおすすめします。

ぽちぽちFUNDINGの運営会社情報

会社名

アイディ株式会社

設立日

昭和44年4月

資本金

100,000,000円

代表取締役

池田昌宏

本社住所

〒140-0011 東京都品川区東大井2-13-8 ケイヒン東大井ビル 10F

ぽちぽちFundingの公式を見る⇨

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング⑤TREC FUNDING(トレックファンディング)【東証一部上場】

トーセイ不動産クラウドファンディングは、1950年に設立された東証一部上場企業「トーセイ株式会社」が運営しています。

そんなトーセイ不動産クラウドファンディングの特徴・強みは、大きく分けて以下の5つ。

    1. 不動産の売買・管理・運用などの幅広い実績とノウハウがある
    2. 首都圏の流動性が高く需要が比較的安定している中古不動産物件を選定している
    3. 優良な不動産情報を仕入れられる強固なネットワーク・コネクションを構築している
    4. 一級建築士事務所登録を行なっており、自社で物件に付加価値をつけるノウハウがある
    5. 事業者と隔離された特例事業者(SPC)に不動産を保有させることにより、事業者の倒産リスクを回避できる仕組みがある

不動産に関する幅広い業務に対応してきた実績とノウハウがあるため、物件の選定や運用に関しての安心感は高いと個人的には感じています。

さらに、一級建築士事務所登録を行なっている点も非常に珍しく、自社で物件の付加価値を高めるノウハウを持っている点も大きな魅力です。

首都圏の比較的流動性が高い中古不動産を扱っているため、賃貸・売買共に安定した需要が見込めるのも、投資家目線ではプラスポイントと言えるでしょう。

クラウドファンディング事業は新しいため今後に期待ができる会社です。

会員登録は無料で行えるので、募集のタイミングを逃さないためにも、余裕を持って会員登録を済ませておくことをおすすめします。

TREC FUNDING(トレックファンディング)の運営会社情報(2020年5月31日時点)

会社名

トーセイ株式会社

設立日

1950年2月2日

資本金

6,600,204千円

従業員数

502名(連結)、200名(単体)

本社住所

105-0001 東京都港区虎ノ門四丁目2番3号

TREC FUNDINGの公式サイトを見る⇨

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング⑥タスキFunds【東証マザーズ上場】

 
タスキFundsは2020年10月末時点で最も新しい不動産投資クラウドファンディングサービスといえます。
東証マザーズ上場企業が運営をしており信頼性は高いです。


不動産投資クラウドファンディングの中でも上場企業が直接運営に携わっていることはまだ少なく、発展に期待が持てるサービスでしょう。

タスキFundsは新規の不動産投資クラウドファンディングですが、運営会社は不動産開発事業で実績を積んで上場しています。

「タスキLive Mana(リブマナ)」という住宅やホテル、保育園の開発などを手掛けるサービスを持ち、コンサルティング事業まで展開しています。

タスキFundsはこの豊富な不動産開発・コンサル経験をクラウドファンディングにも活用して、優良な物件のみを投資対象とした高利回りかつ安定の運用を目指すとしています。

他の不動産投資クラウドファンディングと比べても見劣りしない好条件や幅広い投資案件が期待できるのではないでしょうか。

タスキFunds運営会社情報

会社名

株式会社タスキ

設立日

2013年8月12日

資本金

10億1,246万円

本社住所

〒107-0061 東京都港区北青山2-7-9日昭ビル2F

タスキFundsの公式サイトを見る⇨

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング⑦DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)は、2020年9月20日に第一号ファンドの募集が始まったばかりの新しい不動産投資クラウドファンディングです。

運営会社の株式会社ダイムラー・コーポレーションは、2007年に創業され、不動産投資専門コンサルティングとして13年以上の実績があります。

不動産投資クラウドファンディングは新規事業となり、豊富な実績のある投資運用ノウハウを最大限に活かすことで高利回りを狙うとしています。

実際に第一号ファンドは、東京都内のマンションに対して期間6ヶ月で金利7.0%の運用で募集されていました。

不動産投資クラウドファンディングの金利としては非常に高く、今後も同水準のファンドが募集されるのならば期待できるサービスといえるでしょう。

運営会社の資本金は1千万円で主要メガバンクとも取引があり、長年の実績から見ても運営会社の信頼性は高いといえます。

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)の運営会社情報

会社名

株式会社ダイムラー・コーポレーション

設立日

2007年11月1日

資本金

1,000万円

代表取締役

大村昌慶

本社住所

〒231-0015
神奈川県横浜市中区尾上町六丁目87番1ダイムラービル

DAIMLAR FUNDの公式サイトを見る⇨

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング⑧A funding(エーファンディング)【東証マザーズ上場】

1万円から始められるA fundingは、「株式会社AMBITION」が運営している不動産投資クラウドファンディングです。

株式会社AMBITIONは、平成26年時点で東証マザーズに上場しているため、運営元への信頼性は非常に高いといえるでしょう。

A fundingの特徴は、2万戸近くの物件を管理している実績・ノウハウを元に、投資家に寄り沿った運用を行ってくれる点です。

優先劣後方式を採用しているため、3割の損失が出た場合でも、A funding側が優先的に負担をしてくれます。

運用に失敗してしまうとA funding側が先に損失を負ってしまうわけですから、物件の選定や管理・運営も自分事として取り組んでくれるため、投資家とのWin-Winの関係性ができているのです。

また、記事執筆時点で募集が完了しているファンドは想定分配利回りが6%なので、一般的な他社の相場よりも高い利回りが期待できます。

運用期間は6カ月と比較的短期ですから、手元の資金にそこまで余裕がなく、リターンを早めに受け取りたい方にはおすすめです。

2号・3号ファンドは近日中に公開されるので、気になる方は今のうちに投資家登録を済ませておくことをおすすめします。

A funding(エーファンディング)の運営会社情報

会社名

株式会社AMBITION

設立日

2007年9月14日

資本金

379,780千円

代表取締役

清水 剛

本社住所

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前二丁目34番17号
住友不動産原宿ビル18階

A fundingの公式サイトを見る⇨

不動産投資クラウドファンディングおすすめ人気ランキング⑨ i-Bond

i-Bondは株式会社マリオンが運営するサービスですが、不動産投資クラウドファンディングの中でも新しい仕組みで、期間の制限がなく一律1.5%の金利で投資ができます。

投資家はi-Bondに出資し、運営会社がその出資金と自社の資金で不動産事業を行い、賃料や売却益などの利益から1.5%の金利を年に1回(11月)投資家へ支払います。

個別の不動産物件に投資するのではなくi-Bondに貸し付けるような形ですので融資型にも似ているでしょう。

「お金第三の置き場」がコンセプトです。

優先劣後方式の出資割合が5%のみと見劣りしますが物件の売却損はi-Bondが負担するという独特の仕組みです。

金利が低いのはデメリットですが、無期限で預けられることやいつでも買い取り請求して現金化が可能なことは不動産投資クラウドファンディングの課題に対応したメリットです。

他社にない特徴を取り入れた新しいサービスといえるでしょう。

株式会社マリオンの会社概要

i-Bondは株式会社マリオンが運営する不動産投資クラウドファンディングサービスです。

株式会社マリオンは30年以上前から不動産事業を手掛けており、東証JASDAQに上場していて資本金も10億円以上あります。

実績や社歴を考えても安全性の高い運営会社だと言えるでしょう。

会社名

株式会社マリオン

設立日

1986年11月

資本金

1,387,642,720円

本社住所

〒162-0067 東京都新宿区富久町9番11号

i-bondの公式サイトを見る⇨

不動産投資クラウドファンディングのおすすめ人気ランキングを表でわかりやすく比較

ここまで、おすすめの不動産投資クラウドファンディング9選について紹介をしました。

改めて、9社の違いを5つの観点で整理しておきます。

 

安定度

物件数

情報の充実

物件種類

短期/長期

RIMPLE(リンプル)

短期

CREAL(クリアル)

短期/長期

CRE Funding(シーアールイーファンディング)中期
ぽちぽちFUNDING
TREC FUNDING(トレックファンディング)長期
タスキFunds

⑦DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)

短期/中期

A funding(エーファンディング)

短期

⑨f i-Bond

無期限


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不動産投資クラウドファンディングの選び方のポイント5選を紹介!

先に、不動産投資クラウドファンディングを選ぶ際に押さえておきたい5つのポイント

  1. 投資案件の不動産情報が十分に記載されているか
  2. 案件数と募集頻度は充実しているか
  3. 運用期間は短期か長期か
  4. 案件の規模(募集金額)は大型か
  5. 優先劣後方式の出資割合 (5-30%)

について紹介していきます。

1. 投資案件の不動産情報が十分に記載されているか

不動産投資クラウドファンディングの特徴として、原則1つの案件で1つの不動産に投資をします。

これはREITなどの不動産投資信託と異なる点で、より実際の不動産投資に近い仕組みと言えるでしょう。

不要な不動産の運用をしなくてよいメリットがある反面、投資対象をしっかりと調べる必要があります。

立地、不動産の種類、築年数、クラウドファンディングで事業を行う用途など、自分が何に投資をしているのかは把握しましょう。

募集があると無条件で応募してしまう方もいますが、決して元本保証ではないためそれはおすすめしません。

案件が募集される場合は数日前にその予告や情報を登録しているメールアドレスで教えてくれるサービス会社もあります。

十分な情報が開示されているかどうかは、クラウドファンディングを選ぶ際に重要です。

2. 案件数と募集頻度は充実しているか

案件によって投資物件や期間、利回りはさまざまですが、条件のよい案件はあっという間に埋まってしまい募集が終了します。

月に1度しか募集がないのに募集から1分足らずで完売するケースも少なくありません。

これでは条件が多少悪くても応募してしまいたくなりますし、投資できる案件が少ない場合はさらに投資をスタートするのが難しくなります。

投資ができずに資金を放置している期間は金利が0%のため投資効率も悪化してしまいますよね。

案件数が充実していて、高頻度で募集をかけているかどうかは重要なポイントです。

3. 運用期間は短期か長期か

運用期間別のメリット・デメリット

不動産投資クラウドファンディングは、案件によって3か月のみの短期の運用もあれば3年以上の長期の運用もあります。

短期であればすぐに資金は回収できますが、その分得られるリターンも限られます。

新しい投資先に応募することが大変なクラウドファンディングでは、一度回収した資金を使えずに金利0%でしばらく放置してしまうリスクもあります。

一方で長期であれば、しばらく資金を動かせない分、リターンは大きく付きます。

資金に余裕があって、一定期間動かせなくても問題がない人は長期運用、短期間で少しでも早くリターンを得たい人は、短期の案件を選ぶといいでしょう。

4. 案件の規模(募集金額)は大型か

不動産投資クラウドファンディングは非常に人気があるため募集があっても1分足らずで完売することも多々あります。

先着順で応募が決まるクラウドファンディングが多く、クリック合戦が苦手な方は何度やっても応募が間に合わず投資が始められない場合もあるでしょう。

応募するために先に入金が必要な会社もあり、入金した後にいつまでたっても投資ができず、仕方なく出金したくても出金手数料が取られてしまう場合はお金を放置するしかない事態となってしまいますよね。

対応策として案件数と募集頻度を確認するのも大事ですし、実は案件の規模を確認することも重要です。

数億円規模の大型物件を募集するクラウドファンディングもあれば、2-3千万円程度の一室規模がメインの会社もあります。

案件の募集金額が少ないと、たとえ月に何度も募集をしても毎回瞬く間に埋まってしまい投資ができない問題が解決しません。

一方で募集が月に1度でも大型物件であれば投資できるチャンスは増えますので、クラウドファンディングを選ぶ際は扱う案件の規模も確認することをおすすめします。

5.優先劣後方式の出資割合 (5-30%)

不動産投資クラウドファンディングではリスク対策としてほとんどの運営会社で優先劣後方式が導入されています。

優先劣後方式とは損失が出た場合に運営会社の出資分で先に補填し、投資家の金利や元本をできるだけ守る仕組みです。

重要なのは優先劣後方式の出資割合で、運営会社によって大きく異なります。

運営会社の出資割合が大きいほど投資家の出資金は安全になりますが、会社によって5%から30%と幅があります。

10%以下ならば他社と比べて安全度は低く、30%ならば安全面を重視している会社といえるでしょう。


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不動産投資クラウドファンディングとは?改めて仕組みや市場規模を紹介

ここまで、おすすめの不動産投資クラウドファンディングについて紹介をしてきました。

ここからは改めて、不動産投資クラウドファンディングの仕組みや、浸透してきた背景などをお話ししていきたいと思います。

不動産投資クラウドファンディングの仕組みは?

仕組みを一言で説明すルト、『「クラウド(群衆)」から「ファンディング(資金調達)」して、不動産のプロが代わりに不動産を運用し、そこで得た収益を投資家に分配する仕組み』です。

複数の投資家から資金を集めるため、少額からでも投資を始められ、また運用などの手間を全て運用会社に任せられる点が大きな特徴です。

不動産投資クラウドファンディングが浸透し始めた背景

昨今、多くの不動産事業者が、不動産投資クラウドファンディング事業に参入してきています。

どの会社の不動産投資クラウドファンディングも、募集をかければすぐに定員に達してしまうほど、人気を博しています

従来の不動産投資は、銀行で数千万円単位の融資を組んで、自分で物件を購入する必要がありました。

得られるリターンも大きい分リスクも大きいため、個人で取り組むにはハードルが高かったのです。

また、「かぼちゃの馬車問題」や「スルガ銀行の不正融資問題」などをきっかけに、不動産投資を敬遠する層が増えてきたのも要因の一つでしょう。

不動産投資クラウドファンディングあれば、少額からでも投資ができ、また物件の選定や運用をプロに任せられるのが大きな魅力です。

ミドルリスク・ミドルリターンの投資先として、今後も需要と供給共に増えていくと考えられるでしょう。

不動産投資クラウドファンディングの市場規模

2018年に株式会社矢野経済研究所が発表している研究データを見てみると、国内の不動産投資クラウドファンディングの市場規模は年々増加の一途をたどっていることがわかります。

出典:国内クラウドファンディング市場の調査を実施(2018年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所

複数の不動産投資クラウドファンディングを行なっている筆者の視点から見ても、明らかに需要に供給が追いついていません。

Twitterなどでも、「また○○の不動産投資クラウドファンディングの応募に落ちた」などの声が散見されます。

不動産投資クラウドファンディングの認知度自体がまだまだ低いため、需要はどんどん拡大するでしょうし、大手・中小問わず、不動産投資クラウドファンディング市場に参入してくる企業は多くいると考えられます。

関連記事⇨【保存版】不動産投資クラウドファンディングとは?仕組みやスキーム・市場規模まで徹底解説!

不動産投資クラウドファンディングの3つのリスク・デメリット


非常に魅力が多い不動産投資クラウドファンディングですが、もちろんリスクやデメリットも存在します。

ここでは、不動産投資クラウドファンディングの3つのリスク、

  1. 元本割れする可能性がある
  2. 運用中にお金を引き出せない場合がある
  3. 人気がありすぎて出資できないリスク

について紹介をしていきます。

1.元本割れする可能性がある

不動産投資クラウドファンディングは、少額から始められるものの、その実は不動産投資です。

投資した1万円が1万円よりもマイナスになる可能性は当然あるので、その点は理解した上で、余剰資金で投資することをおすすめします。

2.運用中にお金を引き出せない場合がある

不動産投資クラウドファンディングで運用中のお金は、当然自由に使うことができません。

もし、何かトラブルがあってまとまった必要なお金が必要な場合でも、すぐに不動産投資クラウドファンディングをキャンセルできないケースがあります。

1番目のリスクでも説明しましたが、生活費を切り崩してではなく、あくまでも余剰資金の範囲内で進めることをおすすめします。

3.人気がありすぎて出資できないリスク

不動産投資クラウドファンディングは非常に人気があり、案件によっては募集して1分足らずで埋まってしまうこともよくあります。

出資ができない状態が続くということは金利0%で放置しておくことと同じですので、投資効率の下がるリスクといえます。

口座から資金を戻す際に手数料がかかる運営会社も多く、必ずしも短期運用がよいわけでもありません。

複数のソーシャルレンディングサービスに登録しておきできるだけ投資チャンスを逃さないことが効果的な対策になります。

関連記事⇨【保存版】 不動産投資クラウドファンディングの全リスク・デメリットと対策ノウハウまとめ

 

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不動産投資クラウドファンディングに関するよくある質問に回答します

最後に、不動産投資クラウドファンディングに関してよく寄せられる質問にお答えしておきましょう。

不動産投資クラウドファンディングで得た利益に税金はかかる?確定申告は必要なの?

不動産投資クラウドファンディングで得た収益は「雑所得」として判断され、当然税金がかかります。

確定申告に関しては、あなたが給与収入を得ていてかつ会社以外で年間20万円以上の収益を得ている場合は、翌年の2〜3月の期間の間に、確定申告をする必要があります。

不動産投資クラウドファンディングとREITの違いは?

REITは、投資家が不動産運用会社が販売している「投資信託」を購入し、不動産運用会社が代わりに不動産を運用して、収益を還元する仕組みです。

また、市場で取引することができるため、流動性が高いと言えるでしょう。

一方の不動産投資クラウドファンディングは、債権が市場で取引されているわけではないため、流動性・換金性が低いといえます。

一方で、実際に購入する物件の詳細情報を知った上で投資ができるため、透明性については不動産投資クラウドファンディングの方が高いといえます。

ソーシャルレンディングと不動産投資クラウドファンディングの違いとは?

不動産投資クラウドファンディングと類似しているためよく混同されるものに、「ソーシャルレンディング」があります。

「複数の投資家から集めた資金を企業に融資する」という点では同じであるため、厳密にはソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種とも言えます。

しかし、ビジネスモデル、収入源、安定性に違いがあります。

先ず、ソーシャルレンディングの運営会社は「第二種金融商品登録事業登録」と「貸金業登録」が必要になります。

これはインターネット上で資金を集めるためと、他者への貸付に必要な登録です。

一方で、不動産投資クラウドファンディングは集めた資金を他者への貸付ではなく物件を購入することに使い、そこから利益を分配することから、運営会社は投資家と「匿名組合契約」を結びます。

このようにビジネス形態が異なるため運営に関する法律や契約も異なります。

また、収入源が異なります。

ソーシャルレンディングは融資であり、貸付金利が収入となります。

一方で不動産投資クラウドファンディングは、不動産を運用した結果の家賃収入や売却益が収入となります。

そして、安定性が一番の違いです。

本編でも説明した通りクラウドファンディングは、個別案件の情報開示が重要であり充実しています。

一方ソーシャルレンディングは、融資先の情報がクラウドファンディングよりは十分ではないことが多く、返済が遅れるリスクや倒産のリスクも高まります。

そのため利回りは一般的にソーシャルレンディングの方が高いですが、安定性も含めた総合的には不動産投資クラウドファンディングがおすすめです。

関連記事⇨不動産クラウドファンディング・REIT・ソーシャルレンディングはどう違う?それぞれのメリット・デメリットを解説

不動産投資クラウドファンディングの運営会社は信頼できる?

投資先の不動産物件の安全性は重要ですが、仲介する不動産投資クラウドファンディング会社の信頼性も大切ですよね。

類似サービスであるソーシャルレンディングよりは運営会社のリスクは低いですが、クラウドファンディングにおいても運営会社の実績や規模は確認が必要です。

従業員数人でクラウドファンディングだけを行っている会社よりも、長年不動産業の実績がある上でクラウドファンディング事業も行っている大手の方がやはり安心はできますよね。

上場していれば信頼性は非常に高くなりますし、非上場でも資本金は十分か、大手の金融機関や企業と資本関係にあるか、独立系なのか有名グループに属しているのかなどは確認するとよいでしょう。

運営会社の信頼性も踏まえておすすめのサービスを紹介しているので参考にしてもらえたらと思います。

不動産投資クラウドファンディングの優先劣後システムの出資割合平均は?何%なら安全?

不動産投資クラウドファンディングや不動産小口化商品において投資家のリスクを軽減する優先劣後システムですが、運営会社の出資割合は会社や案件ごとに異なります。

大半が10%から30%の間で、平均は20%ほど、30%出資している会社は安心度が高いといえます。

稀に5%にしている運営会社もありますが、不動産価格の下落分の損は運営会社が被るという特有の仕組みを持っているなど、優先劣後システム以外でリスク対策がなされている場合がほとんどです。

また2020年10月にはFantas Funding(ファンタスファンディング)で出資割合70%という破格の案件がありました。

これはまだ物件が建っておらず開発プロジェクトに対する募集です。

出資割合が70%ということは企業のプロジェクトに投資家も出資できるような形になり、筆者含め好条件に応募した投資家がたくさんいました。

優先劣後システムは融資型のクラウドファンディングにはない特徴ですので上手く活用することが重要です。


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【番外編①】おすすめの不動産型ソーシャルレンディング3選

不動産投資クラウドファンディングと似ているサービスとしてソーシャルレンディングがあります。

融資型クラウドファンディングとも呼ばれますが、ソーシャルレンディングの中でも不動産事業への融資であり総合的にもおすすめできる3社をご紹介します。

1 SBIソーシャルレンディング

知名度抜群のSBIグループのソーシャルレンディングサービスで、実績面でも優れており業界で最も人気のある1社です。

不動産投資クラウドファンディングと比べて、ソーシャルレンディングはデフォルトや事業者の不正などリスクは高めです。

その分金利もより高いのですが、SBIソーシャルレンディングは他の会社が不正を行い消えていった時代でも生き残ってきた信頼性のあるサービスです。

金利も5%以上が多くファンド数や過去の実績も豊富で、金利が毎月分配という点もメリットでしょう。

出金手数料も無料のため良心的でもあります。

ソーシャルレンディングにも興味があるならば最初に登録すべき1社です。

SBIソーシャルレンディングの口コミ・評判はこちら⇨

2 LENDEX(レンデックス)

LENDEX(レンデックス)は最低でも6%から高くて10%のファンドまでソーシャルレンディングならではの高金利を実現しているサービスです。

金利が高い分リスクも高いのですが、今のところ過去にデフォルトはありません。

担保や保証が付いているファンドも多く募集があれば1分足らずで完売するほど人気です。

不動産投資クラウドファンディングよりも高金利の投資をできる限り安全に始めたい方におすすめできるでしょう。

レンデックスの口コミ・評判はこちら⇨

3 クラウドバンク

クラウドバンクは日本だけでなくアメリカにも投資ができるソーシャルレンディングです。

1つのファンドに対して円建てとドル建ての2種類の投資方法が選べるため、すでに投資経験のある方にはポートフォリオを増やせるメリットもあるでしょう。

ホームページに過去の実績を載せており、今のところは融資元本回収率も100%で安心できます。

アメリカのファンドに融資しつつも貸し倒れがないというのはきちんと事業の目利きができているといえるでしょう。

クラウドバンクの公式サイトはこちら⇨

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【番外編②】不動産投資クラウドファンディングと似ている「みんなで大家さん」もおすすめ

不動産投資クラウドファンディングの仕組みと似ているみんなで大家さんもおすすめできます。

みんなで大家さんも1つの不動産物件に運用会社と複数の応募者で出資をして、利益を分配する投資サービスです。

優先劣後方式の出資割合は20%あります。

6%から7%の高い利回りがあり、クラウドファンディングと同じで不動産投資の面倒な手間もありません。

通常のクラウドファンディングと少し異なる特徴としては、最低投資額が100万円からと資金に余裕がある人向けになっています。

運用期間も4年から5年と長めです。

金額と期間についてはクラウドファンディングよりは従来の不動産投資に近いと言えるでしょう。

一方で良い面での違いとしていつでも解約して現金に戻せます。

クラウドファンディングでも途中解約可能なサービスは少ないため大きなメリットでしょう。

さらに2か月に1回の配当があるため家賃収入のようなメリットもあります。

事業者リスクについてはみんなで大家さんは不動産小口化商品にあたり、運営会社は「不動産特定共同事業許可」を取得する必要があります。

資本金が1億円以上、純資本の金額が資本か出資額の9割を越えていることなど取得には厳しい条件があり、みんなで大家さんはクラウドファンディング会社と比べても安全性の高い運営会社のサービスといえるでしょう。

サービス開始から12年間で一度も元本割れや想定利回りが下がったことはなく、資金に余裕がある方にはとてもおすすめできるサービスです。

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まとめ

主要な不動産投資クラウドファンディングを徹底比較すると、出資者の安全性を高める優先劣後方式はどこも採用していることや11万円の少額投資を可能にしている点は共通でした。

ただし優先劣後方式の出資割合は5%から30%と大きく幅があり、運営会社ごとの安全性への取り組みが反映されているので注意が必要です。

また扱う物件の種類や数にも非常に差があり、長期運用か短期運用かも分かれています。

現時点で多くの不動産事業会社がクラウドファンディングについては発展途上であり、総合的に満足できて安心して投資ができるサービスは上記のようになるでしょう。

Webの発展に伴う新しいビジネスモデルのためこれからの注力と発展に期待します。

 

編集部イチオシピックアップ!関西発の不動産ファンド「わかちあいファンド」

わかちあいファンド」は、創業20周年を迎える「株式会社日本プロパティシステムズ」が運営している資産運用サービスです。

一口10万円の小額から不動産投資を始めることができ、毎月配当を受け取れる点も大きな特徴です。

滋賀や京都など、関西の物件を中心としたファンドが用意されており、想定利回りは年利3.0%〜6.0%と、平均よりも高く設定されています。

「わかちあいファンド」はその名の通り、ただの投資商品ではなく、地域創生や活性化にも貢献できる投資先です。

運営によって生まれた利益の一部を基金に寄付しているなど、社会性貢献性の強い不動産投資クラウドファンディングといえるでしょう。

まずは無料の投資家登録が必要になるので、興味がある人はこの機会に登録を済ませておくことをおすすめします。

わかちあいファンドの公式サイトへ⇨

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【執筆・監修】松本拓也

【執筆・監修】松本拓也

投資家歴10年の個人投資家。ベンチャー企業の役員も務める。慶應義塾大学在学中に株式投資を始め、米国から新興国まで含んだ世界中の株式投資、債券、不動産、コモディティまで幅広く運用中。2014年から不動産中古ワンルームマンション投資、2017年からロボ投資、2018年からソーシャルレンディング、不動産投資クラウドファンディングも開始し、現在も継続中。